2017年11月19日日曜日

素晴らしい若者を見て、これからを考える

先週の土曜日から一ヶ月のインターンを受け入れています。

と言っても学生ではなく、京都信用金庫さんの主任クラスで、外の文化を学ばせるものだそうで、荷物運びでも何でも使って下さい!とは言われるものの、うちの様な営業会社で、一ヶ月では中途半端でどうしようもないと渋っていたのですが、ウエダ本社への期待は、ソーシャルビジネス、ソーシャルマインドを浴びるという事でしたので、それなら、と、お受けする事にしたものです。

そう決めると、私が理事でもある信頼資本財団の年に一度のイベント"信頼デイ"が11月11日に有り、12月10日には、京都議定書20周年の併設イベントで、これもアミタホールディングスの熊野会長が主催される"希望の探求"というイベントが国際会議場で開催される為、それを最終日とすると丁度一ヶ月となり、イキナリ濃いインターンが決まりました。

儲ける事を学んで来い!という事だととても受けられないですが、ソーシャルを学びたいという方であれば、こんな環境を提供できる企業は無いと、今や自信持って言えます。

ましてや、京都信用金庫さんは営業ノルマ廃止を宣言し、理事長、専務理事以下TOPの方々がそれを推進され、本当に顧客の立場に立つ事を目指しておられる異色の?金融機関ですので、その意図も、意味合いも、金庫の中におられるよりは確実に、分かってもらえる様にできると思っています。

そのインターン初日が、現地集合での信頼デイの参加で、夜の懇親会まで約8時間、熊野理事長始め、論客、実践者にまみれるものでしたが、週明けての今週は月曜日から、来年京都で開催されるワールドシフトの相談を、谷崎テトラさんから受けてのミーティング、大久保寛司さんのセミナー参加、火曜日以降は、龍谷大学や、テラルネッサンスさんのインターンへの、"働く"について私が話する場への同行、展示会への参加、インターン期間中にセミナーを開催してもらう為の打ち合わせなど、手前味噌ですが、意識ある人に取っては、どれだけ価値ある一週間だっただろうと思います。

全く知らない世界だったと思いますが、流石に京信さんで期待されている人だけに、大変吸収力に優れ、初日から、"理事長が仰っている事と繋がりました"との感想でした。
その後もドンドン吸収していこうと姿勢で取り組んでもらっていますが、そういう姿を見ると、こちらもできるだけ持って帰ってもらおうと思いますし、私も含めて我々自身、逆に学ばないといけないと思います。

うちの会社に色々な方、それもそれぞれ凄い方が相談に来て頂ける、ウエダ本社と連携しよう、或いは、この場で一緒にやろうとして下さる、そんな事が日々起こっているのに、我々自身がその価値をどれだけ分かっているのか?という事です。

目の前にチャンスは一杯通り過ぎているのに、気付かない人は全く気付かず、それでいて、自分は不幸だとか、周りと比べてねたんでいたり、何かのせいにして、できない理由ばかり並べていたりしています。

"働くを考える"という所に来てくれる学生さん、テラルネッサンスという国際支援を行うNPOにインターンで参加する学生さんなどは大変意識が高く素晴らしいです。

でも同時に悩んでるし、日本の未来に希望持てているかと言えば、決してそうではありません。

折角、学生の間に、あれほど高い目的や希望持っているのに、社会の受け皿、そして大きくは、そんな人を受け止めていける企業、働く場が圧倒的に少ないと思います。

そんな会社を広げていく事、働く場を広げていく事、我々が取り組む事は、今の日本である意味、最も大きく、深刻な、ソーシャル課題だと思います。

やっぱり、プレーヤーとしての50代半ばを迎えていく事になりそうです。






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