2017年6月3日土曜日

激変の時代に迎える10周年

6月に入り、今年10周年を迎える京都流議定書の参加申し込みも受付開始しました。

http://kyotostyle.jp/katsudo/kyotoryu/

初年度からハイアットリージェンシーさんには大変なご協力を頂いてのスタートでしたので、どうせなら年間で会場が空いている時に行いましょうと、祇園祭山鉾巡行の翌週の金土日に固定化して行なってきましたが、三年前から後祭が復活して状況も変わっていたので、今年は8月4日〜6日に変更しています。

同じく初年度から多大なご協力を頂いてきた門川市長が、ホスト役の国際会議などもあり、日程を変えたが為に参加できないという残念な事にもなってしまいましたが、改めて多くの方々のご協力を頂いて、ここまで続けて来られたと感じます。

その10年目の今年、猫も杓子も"働きかた変革"を唱える中、今更嫌だなと思う一方、ずっと追いかけてきた事を周りが騒ぐ中やらないのもおかしいのと、やはり、国が唱えている表面的な事だけでは?というのと、中小企業においては、そのままではうまくいかないという思いから、取り上げる事にしました。

今週東京では、総務省にも訪問させて頂いていましたが、働き方変革と言っても、厚生労働省からの流れ、経済産業省と、その中の中小企業庁、総務省、その中でも旧自治省と通信などを司る旧郵政省の流れと、それぞれで取り組んでいるのですが、立場が違いますし、目指しているものも違っています。

当然役割が違い、その役割の中での課題対策をしてもらって、それぞれがうまく作用すればいいのですが、課題対策だけではなく、その根本原因は何かを掘り下げて考え、それぞれの立場から、その根本原因を崩していく事に向けていければ、全く流れが変わって希望も持っていけるのですが。

残業時間にキャップを掛けるのが100時間で良いのか、ましてや、以下か未満か?という表記で論争しているなどという事が、いかに本質が分かってないかという事を表していますし、その本質を分かっていない人が対策だけを打っていくと、必ず、意図に反して、その問題で弱い人達がより困る事になるのです。

東京出張から直接、XEROXさんの西日本特約店のトップパートナーミーティングに出席しましたが、そこでの講演もまた、働き方改革でした。

こちらではICTからの内容ですが、テレワーク、育児、介護などの在宅勤務や、先進事例の紹介などがあり、そこではカルビーさんや松本会長の話も紹介されていました。

私は、懇親会スタートの乾杯挨拶の指名を受けていたのですが、あまりのドンズバの話に、考えていた話を変えて、今年の京都流議定書について触れさせて頂きましたが、京都の方々以外にも、広島や岡山の方までバスで募って行く!と盛り上がって頂く事となりました。

特に、コピー機販売という、キャンペーン張ってプッシュ型セールス一辺倒の様な業界ですから、京都の同業者の方々にも、今まで、うちの展開などご理解頂けないので、あまり話した事は無かったのですが、松本会長の講演という事はありますが、ほんの5分程の話で、こういう反応になるというのも、大きな変化を感じます。

京都流議定書は10周年ですが、実は今年は、京都議定書から20周年目となります。

そんな中、今週米国がパリ協定離脱を発表しました。

その間隙をついて、勿論、したたかな思惑からでしょうが、中国は世界への役割を果たすと言っていて、立場が真逆な様な話でした。

日本には本来、果たすべき役割と共に大きなポテンシャルがあるのですが、、どうしたものでしょうね。

京都流議定書も、三日間のこの形で行うのは、多分今年最後にすると思います。

来年以降どの様にしていくか?

激変の時代の中で新たな役割を考えていきたいと思います。













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