2017年5月7日日曜日

80周年に向けて、「すぐやる、必ずやる、できるまでやる」

今年は大型連休の所も多かったと思いますが、カレンダー通りの当社でも、今週は5月1日、2日のみの出勤でした。

その5月1日はウエダ本社の79回目の創業記念日であり、今週から80周年目に突入しています。

KYOCAのリノベーションからこの4年程は、休日には何らかのイベントがあったりしたので、ゴールデンウイークをゆっくり過ごすのは久しぶりでした。


という事で、改めて考えてみる時間も取れたのですが、振り返ってみると、ウエダ本社に常勤で関わってから17年、オフィスの事をワンストップで対応する会社という事で、現体制にしてから既に14年が経過してしまっています。

その間、倒産危機というところから実質の無借金には転換したというものの、縮小均衡させただけで、当初から、働く人にSPOTを当てた展開を目指し、働く環境を唱えて展開して来た事は、まだ成果として出せていません。

又、皆がやりたい事をやるのが働き方の理想と、個々の動きにほぼ制限をしていなかったり、リーダーの育成が課題と、オペレーションについては口出しをしない様にしていたのですが、結果的には甘く放任していただけではないのか?と感じていました。

そんな中、引き寄せられた様に手に取った本は、”日本電産流V字回復経営の教科書”というもので、M&Aの成功確率が50%以下という中、今まで50社以上の買収を行いながら一件の失敗もなく、しかも、どんな赤字会社でもほぼ1年で黒字転換をさせて来られたという、信じられない永守流の経営書で、それを読んでいくと、モヤが晴れた感じがしました。

メソッドに対する組織の需要マインドを上げておかないと効果が出ないという事や、優れた手法を身につけさせて、組織のカルチャーをスピード力、徹底力のあるものにする、とありましたが、まだまだ会社の土壌をしっかり作れていない中、メソッドを優先してきた事と、優れた手法を身に付けさせるという、型を作って徹底するという、個人や組織の土壌作りをできていなかった事に気づき、この間何をやっていたんだと、居ても立ってもいられない大きな焦りも感じました。

これまでの方向性は間違ってはいないと思いますし、考えた通りには進んできているとは思うのですが、いかんせん時間がかかり過ぎで、その原因はやはり私が仕組みを作れていない事にありました。

「すぐやる、必ずやる、できるまでやる」このシンプルなメッセージに込められた強烈な想いとそこに向かう姿勢、私自身この感覚が足りてなかったと思いますし、これを意識して、来年のゴールデンウィークには成果を出して満80歳を振り返りたいと思います。







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