2015年10月24日土曜日

弱音を吐かない練習

先週はブログを休ませてもらいました。

6月から土日はプロパティーマネジメントの勉強に行っている事が多く、毎回、授業の時点ではついていけないので、帰宅後見直して日曜日の確認テストに向かうという自転車操業の様な事になっているのですが、土日には大体KYOCAでのイベントや、役を担っている会などがあり、夜だけは顔を出すというパターンも続いて、時間が作れませんでした。

これから12月まで、イベントも三つも重なったりする日もあり、出演や参加をお断りしなければなない事も多いですが、その様な状況ですので、ご関係の方にはご了解頂ければ幸いです。

平日には、今期営業本部長として、営業同行なども行っていますが、これまで繋がっていなかったウエダ本社で展開しているイベントや研修、NPOやソーシャルビジネス、CSR活動などへの関わり、大学との研究、リノベーションや町づくりなどとの関わりを、所謂、従来の本業と繋げていく事を目的としており、今期には少し、その辺りが見える形になってくると思います。

逆にそうならないと、営業本部長は首に致します(笑)

そうは言いつつ、現場で営業と同行をしていると、そもそもの事が全然できておらず、長年放置してきた事が恐ろしくなると共に責任を感じています。

そんな中、今週はブロックスさんと共催で行なっている試写交流会で、西精工さんのDO ITのDVDを見せて頂きましたが、ほんの二十分程見ただけで、圧倒的な差を痛感させられました。

ブロックスの西川社長が、とても一本には編集できないと二本組みにされた理由もよく分りましたが、研修として皆で観るという点においては最高傑作ではないかと思います。

出来上がった凄い会社というのではなく、一見は、自社との距離が近く、そういう意味でも社員と一緒に見やすいものですが、それだけに、自社との差も圧倒的に感じる事ができ、よくある、経営者だけが辛い?DVDではなく、特に、中間層(リーダー)ともその辛さを共有できるものに仕上がってます。

試写交流会後は、社員と共に西川社長と終電近くまで懇親?ではなく、熱い人生論を語り、翌朝出社すると、同じ会場で又セミナー準備されていたのですが、それが何と、鬼澤さんが講師で来られるとの事だったので、空き時間には、覗かせて頂きました。

セミナーは行政マン向けの人材マネジメント部会というものだったのですが、丁度、そのスタートと、夕方の纏めの際の鬼澤さんのお話を聞く事ができ、これ又、ほんの十分程の話なのですが、気づきと反省をする事となりました。

”何事も人を巻き込み、動かしていかなくてはいけないが、人を動かすにも、まず、自分の中の人、つまり自分を動かさないといけない。
その為に、人格を磨いていかなくてはならないし、自分の中に目的、あるべき姿をしっかり持っていなくてはならない”

私も同じ様な事も言っているのですが、その私自身が、鬼澤さんの話がスッと入ってくるという事は、自分自身まだまだできていないという事と、やはりここでも”誰が言うか”で、私の話は伝わっていないよな~と客観的に感じる事ができ、短い時間でしたが、気づきを頂く事ができました。

いつも思いますが、こんな素晴らしい方々が集まって来て頂くウエダ本社は本当に幸せな存在ですし、その良い空気感を日本の閉塞感の打開に向けても、もっともっと広めていきたいと思います。

その為にはまだまだ課題は色々ありますが、自分の中の自分を動かして、弱音は吐かず進んでいきたいと思います。

来月、再来月と、このプロパティーマネジメントの試験があります。
正直脱落しかけていましたが、まずは精神修行として、弱音は吐かないようにしていきます(笑)







2015年10月11日日曜日

靖国神社参拝

今週はFBでも少し触れていましたが、なかなか行けない所に行っておりました。

知っている名前の部屋がずらりと並ぶ衆議院会館、昭和初期の純国産の最高技術を集めた国会議事堂、首相官邸では、前日には大臣、翌日は副大臣が選ばれるという間の日で、皆さんが並ばれる階段には、赤いカーペットが敷かれていました。
官房長官も1時間後に会見をされる記者会見場では、参加メンバーも代わる代わる写真を撮らせて頂きましたが、やはり何だかんだ言っても、日本を動かしているど真ん中ですから、高揚感がありました。

多分殆どの政治家も、初当選した頃は、我々よりももっと大きな胸の高鳴りを覚えた筈ですが、ずっとその真ん中に居ると、誇りが自尊となり、それが段々と尊大になっていくのでしょうか?

内閣官房副長官とも面談させて頂くという、おまけの後は、靖国神社に参拝に行きました。

これも初めての経験で、参拝も凛とした空気を感じて心が静まりましたが、奥にある遊就館は、明治期からの、日本では何故かしっかり教える事のない近代史の系譜が納められており、ここだけでも時間を取って再訪したいと思う場所でした。

その後は、防衛省の、東京裁判の法廷となった大講堂(移築されたもの)にも行き、現在の中枢から日本の歴史にも触れた本当に貴重な一日でした。

靖国神社参拝というと、イデオロギーを持ち出す人もいるでしょうが、私は特に、"right" な思想ではありません。

靖国神社はA級戦犯の合祀をしたが為に、政治的な駆け引きのリトマス紙の様な存在になってしまいましたが、いくら"left"な思想の方でも、これらの事実があっての今であり、今の自分自身もあるのですから、しっかりと知る事は必要だと思います。

私は、親父が戦争に行っておりましたので、ふと、親父が戦死していたら、、自分はこの世に存在していないのだと思う時があります。

でも考えてみれば、親父が戦争体験があるかどうかは別として、今生きている人全て、自分の祖先の誰かが戦死、いや戦死でなくても、その子供が生まれる前に亡くなっていたら、生まれていないのです。

そう考えると、イデオロギーがどうだとかという話ではなく、正しい事も正しくない事も、それが有っての今なのですから、自分達のルーツはしっかりと学ばないといけないと思います。

自分が生きている間だけでも、あの時ちょっと、こちらに行っていたら、この出会いがなければ、、、
全く違う展開になっていたという事の連鎖なのに、その自分が生まれてくるまでに、途方もない人々の行動や、選択の掛け合わせが折り重なっての今の自分があるのです。

”やりたくない”、”めんどくさい”、”自分はどうなってもいい”、そんな自分一人の軽はずみな思いで
いいのでしょうか?

自分の選択が、後の時代に生きて行く人達に、良い影響をもたらせる事になれば、、それが生物としての本望なのではないでしょうか?

国会議事堂で日本の中心に居る人には、そんな日本人を継承しているという自覚を持って、初登庁した際の想いに立ち返って欲しいと、先日の安保法案の醜態を見て、より一層思います。

2015年10月4日日曜日

社会イノベーター公志園でのファシリテーター

今週も講演や、役を務めている会の出席など忙しい土日でした。
他にも重要な会、出たい会などが重なっていて出れず、ちょっと土日は、イベントや会で目いっぱいになってきました。

今日も朝から、社会イノベーター公志園の出場者をブラッシュアップする為のワークショップが行われ、ファシリテーターを割り振られて参加しておりました。

タイムキープくらいで後は各チームの伴走者達が勝手に話進めるから、との説明とは裏腹に、前回に行なった出場者のプレゼンを皆で見て、プレゼンの内容、声の抑揚から、使用する映像、音楽なども含めて、かなり辛辣な突っ込みを入れていくもので、それを引き出していくという重要な役割でした。

実行委員でお手伝いすると思っていましたが、とんでもない話で、財閥系企業の役員さんや、コンサルタント業、経営者という凄い方々が伴走者として分析、アドバイスされる光景は、こちらが大変勉強させて頂きました。
とてもタイムキープくらいの進行で作れる場ではなく、主催者の野田さんからも、そんなやり取りで残り一か月で全く磨き上げられないという厳しい指摘も頂きましたが、それ自体もなかなか得られる事ができない貴重な機会だったと思います。

思いを持って大きな課題に向かっている実践者にすれば、やっていない人から言われるのなんて
納得いかない事だらけだと思いますが、それでも、応援しようとする伴走者や支援者にも伝わらない話が、一般の方を振り向け、巻き込んでいくものになる筈もありませんので、その納得いかない壁を越えて、如何に、自分の思いを伝え、共感を呼び、協力を得られる様に巻き込んでいけないと、それこそ正しい事を言っていても役に立たないのです。


社会イノベーター公志園は、意思あるイノベーター達を、ビジネスシーンで活躍する人、早い話が大企業のTOPなどにも伝わるモデル、プレゼン能力を養成し、世の中の仕組みを大企業が変える事によって早く変えていく事を狙っているのだと思いますが、それだけに、他のソーシャルイベントとはまた違うものですので、ソーシャルというものについては初級の方、大企業でCSRなどに関わる方、会社をその方向に進めないといけない方などは、是非、参加して頂きたいと思います。

結晶は11月3日東京です。 http://koshien-online.jp/