2015年5月3日日曜日

100周年に向けて~働きたい人がドンドン集まる会社に

今週、5月1日は77回目の創立記念日でした。

最近、うちの会社も新しい人が多くなって、文具のウエダ、事務機のウエダというものを知らない人も増えているので、こういう機会を通して、原点に帰る、原点を知るという機会も必要だと思います。

今週も社員との食事会を行いましたが、まずは一巡、全員と食事をしながら、仕事、会社についての話をしました。

皆と話をしてみて、皆がそれぞれで会社の事を良くしようと考えてくれている事はよく分りました。

それがうまく繋がっていないのが問題なのですが、それは個々,それぞれの視点から考えているからだと思います。

皆がお客様に向かうこと、そしてその為にも、ウエダ本社として目指すべきもの、大事にするもの、その価値観を生み出す背景や、資産を共有していかなくてはならないと思います。

今週は面接も行っていました。

来年の新卒採用も、経団連に入っていない企業では真っ盛りの様ですが、そんな動きとは関係なく、KYOCAで働きたいという学生だったのですが、KYOCAでは募集もしていないので、就活を行いならがインターンで関わって頂く事になりました。

今年の就活もなかなか大変で、協定に参加しない会社では既に内定を出していく所もある中、協定に参加する企業は8月からしか動けず、と言いながらも、エントリーシートは先に受け付けるという事で、先に動く企業、後からしか動けない企業それぞれが、学生の囲い込み、繋ぎとめに必死となり、そもそも社会経験がない学生は、より、その選定に悩む事になってしまいます。

そんな世の中なのですから、新入社員が直ぐ辞めるという問題は、学生側だけの問題ではないのは明らかです。

確かに毎年大量採用する大手にとっては、人材計画は重要で、良い人材を大量に”確保”する事は、継続的な発展の生命線でもあると思います。

ただ、もっと、各企業は自信を持って、自社の強みを発揮する、或は、作っていくという事に力を入れるべきだと思います。

ブランディング、広報、リクルート戦略は、”数”が必要な大手はしょうがないとしても、協定に参加しない企業では、普段の活動、姿勢、それこそ企業理念から、自社の使命、価値を鮮明にし、それに合う人、共鳴する人を集めていくべきであり、少子化に向かう中、新卒では、”数”より”質”=やりたい気持ち(モチベーション)を目指すべきだと思います。

ウエダ本社では新卒も、中途も、随時募集をしていますが、当社では、学歴、成績など、全く関係なく、如何に”入りたい”か?という意思のみです。

働く環境の総合商社を掲げていながら、KYOCAの様に、募集もしていないのに、働きたいという人が集まるという様になっていないですが、創業からの理念や、積み重ねて来た強みを資産に、働きたいという人がドンドン集まる存在となって、特に中小企業の在り方に問題提起していきたいと思います。

100周年を迎えた時、そんな、世の中に価値提供できる存在になっているか?

それを目指して、またその次の100年に向かっていきたいものです。

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