2012年12月9日日曜日

全ての問題解決の第一歩

先日、FBでも少しふれましたが、パタゴニア京都店でのオープンの際、パタゴニアという会社の存在意義、スタンスを知り、感銘を受けました。

「環境保全・保護こそがミッションであり、ビジネスはその方法論」売れていてもそれが環境に悪影響を及ぼしているからと販売を中止したり、綿栽培で、枯れ葉剤なども農薬として使われている状況からオーガニックコットンに進出された経緯など、全くそのミッションをお題目ではなく、その通りに実践されているのですから、そんな企業など、世界で一体どの位あるのだろう?と、尊敬と共に驚嘆しました。


私が初めてパタゴニアの名前を知ったのは、20数年前の繊維商社時代でしたが、それも、その当時には世の中に普及していなかったフリースという素材を、世界で初めて、消費者から回収したペットボトルで生産していたのでした。


しかしその繊維商社出身の私も、恥ずかしながら先日まで、綿栽培でそれだけ強烈な農薬を使用していたという事は全く知りませんでした。


私が勤めていたのは、繊維商社では最大手でしたし、私も綿素材を使っていましたが、そんな事は一切知りませんでした。


今では日本も環境意識は高まり、その頃の状況とは違うと思いますが、それでも日本の商社やメーカーでは、世界で起こっている他の問題も含めて、知らないか、あえて知ろうとせず、調達していると思います。


極端な安さ追求の先には、発展途上国、貧国に、無用な貨幣経済を押し付けたり、不法労働や紛争に繋がっていたり、誰かの負担の上に成り立っているのです。


その反対側のフェアトレードやソーシャルビジネスも広がりを見せており、それ自体は素晴らしい事なのですが、こちら側では、言われた価格で買ってもらえるのを良い事に、原価積み上げで甘い仕入れやプランになっているケースも多いと思います。


これはこれで、買う人に必要以上の不利益を与えてしまう事にもなっていたり、やはりビジネスとしてしっかり自立できない為に、存続できなくなり、結果的には、その活動を当てにしている人々に迷惑を掛ける事になってしまうのです。


だからこそこのパタゴニアさんのミッションは素晴らしく、しかもそれでいてTOPブランドを作り上げられている"本物の素晴らしい企業"を賞賛していかなくてはならないと思うのです。


一部上場の超優良企業でも、その仕入れスタンスを見ると、いくら素晴らしい理念を掲げていても、結局は自社の利益しか考えていないじゃないか!と思う企業も多いですが、それだけに良い会社を増やしていく事無しに、環境、貧困など、世の中の課題解決はできないと思うのです。


いくら世界で競争に勝って、凄い業績を残していても、必要以上に人々や環境を犠牲にしている企業と、本物の企業をうまく見分けていきたいものですし、それが世界平和も含めて、全ての問題解決に繋げる第一歩だと思います。

2 件のコメント:

  1. お気楽でよろしいなあ、パタゴニアは日本でボッタ食ってシーシェパードへ寄付してる企業ですわ。

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  2. ご指摘のシーシェパードへの寄付という件は、全く知りませんでしたので、調べさせて頂きます。

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