2012年9月8日土曜日

プロボノで日本を変える

今週から、企業版ダイアログバーというものがスタートしました。

毎月行われているオープンなダイアログバーとは別に、企業人に向けて行っていこうとするもので、第一回目はプロボノがテーマで、サービスグラントhttp://www.servicegrant.or.jp/の岡本さんと、その導入企業であるパナソニックの金村さんがゲストでした。

プロボノとは、知識や技術をNPOなどに無償で提供する事ですが、ボランティアと違って面白い点は、自分が普段行っている仕事やスキルが困っている人や公共の役に立つという所で、サービスグラントさんはスキルを拠出する人とNPOのマッチングを行われているのです。

実は昨年、震災が起こる三日前、門川市長に説明した京都流議定書の企画書には、ワークライフバランスからワークライフマネジメントへの転換を唱えており、震災がなければ、プロボノをテーマにしようとしていたのです。

仕事か、趣味や家庭か?という様な感覚で、日本では仕事をバリバリ行う事が悪い事の様な雰囲気さえありますが、どんな人においても仕事が人生のベースであり、そこがしっかりしないと趣味や家族などと言ってられるわけがないのです。

それなのに日本では、月曜日〜金曜日の様な仕事は適当にして、充実を求めて土日にボランティアに行くというところもあり、ボランティアはいいのですが、本末転倒な感もあります。

ところが、自分が普段行っている仕事や持っている知識が、NPOなどを通じて困っている人を助ける事になれば、ボランティアなどに行かなくも、自分の仕事を一所懸命に行う
になり、そうなれば、ワークか、ライフか、という二者択一の様な論議ではなく、一体化っして自分の人生を考える、正にワークライフマネジメントとなる様に思うのです。

それだけに、これからの日本の方が、もっとプロボノを普及させるべきだと思いますし、我々も、サービスグラントさんと何か連携していければと思います。

しかし、そんな想いもパナソニックさんの社員数を聞いて、吹き飛ばされました。

海外含めたグループ全体で36万人・・・

我々が、日本人の働き方を変革したいとか、良い会社を広げて、良い世の中にしていきたいなどと思って取り組んでいるより、パナソニックさん一社が変革できれば、その方が早いですよね^^;

でも、我々は我々なりに行動していきます。

今度の北ビルは働き方を考えて、皆さんにもご提案できる構成となっていますが、このコンセプトは後日又!



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