2012年2月2日木曜日

嬉々として

先日、内務の女性と昨年末に卒業(退社)した女性がパリに行き、大変充実した様子で帰ってきました。

この二人、実は私が人生を変えてしまった?とも言えるのですが、事務職で居た二人に、何かやりたい事はないのか?と問い続けてきて、ある時から、二人とも花に興味を持ち、それぞれ勉強してきたのです。

別に事務職をバカにしているのではありません。
ただ、仕事を続けていこうとすると、どうしても単なる事務職の場合は、常にパート(時給)の人やソフトなどとの兼ね合いで、ある意味天秤にかけられてしまうので、何かやりたい事を見つける様に言ってきたのです。

一人はそれが利きすぎて?そのまま、うちを退職し、その世界で仕事したいとなってしまったのでした。

その二人が、パリで活躍されている日本人のフローリストに教えてもらいに行っていたのですが、うちの社員の方も、出社して来た日から満面の笑みで大変充実した様子でしたし、卒業していった女性も、帰国後報告のメールをくれ、その文面から、楽しくってしかたない!という充実感が漂っていました。

何の為に生きているの?何の為に働いているんだ?そんな事をしょっちゅう社員達には投げかけてきて、それに反応し、正にイキイキとしてくれた姿を見ると、大変嬉しいのですが、同時に責任も感じます。

本当は、卒業していった彼女には、いずれ、うちの会社で花に関した事業をやろうと言っていたので、実現できず残念でもあり、今、希望のフラワーアレンジメントの仕事に就き、お金じゃない!と嬉々として働いている話を聞くと、本当に良かったという気持ちが交錯します。

又、同時に、イキイキとした職場を作ろう!としている我々がそんな気持ちで仕事をしているのか?
私においても、思う様に改革が進まない中、気がつけば、彼女達の様に全然楽しめていないという事にハッとさせられました。

本当に、皆が、やりたい事、得意な事、それを楽しくてしょうがないという状態で、仕事ができる環境を作れないものか?そんな集団で仕事ができないものか?そう思います。

皆、自分の得意なスタイルで、好きな事を追いかけませんか?
そして私も含めて、嬉々として仕事ができるよう、何の為に?を問い直しましょう!

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