2012年2月24日金曜日

ブログ減らさせて頂きます!


東京からです。

ここのところ、空いた時間は営業に出ている事もあり、社内に居る時間も少なく、時間に忙殺されているという感じそのものです。

その中でも何に時間がかかっているかを考えてみると、ブログや最近は特にフェイスブックにかなりの時間を取られています。

あえてこれを行なってきたのは、二つの理由からです。

一つはブログだけの頃から意識してきた事ですが、自分自身が広告塔となって、ウエダ本社の考えや、価値観を知って頂き、少しでもファンというとおこがましいですが、当社に注目して頂く人、企業を増やしたいという理由からでした。

自ら露出していき、先頭切ってという感じなので、いかにも自分でやりたいタイプと思われがちなのですが、本当の所は、私自身はプロデューサーで居て、現場は皆にやって欲しいのです。
今までは、マネジメントをする岡村が、ウエダ本社内のリソースを見て、使えるカードが少なかったので、社長岡村というカードを広告塔として使っていたというのが本当の所なのです。

二つ目はフェイスブックについては、ツイッターよりもビジネスでの活用が見込まれるとの事でしたので、自分がその体感するという事を目的に、結構時間を費やしていました。

この間、ウエダ本社では、なかなか底を打たず、色々な事で課題噴出の状況でそれはまだまだ現在進行形です。

しかし、私自身には、ようやく光が見えてきています。
この方向へいけば、ここへ皆の意識を結集していけば、面白い展開ができる!
そんな展望が描けてきています。

という状況下でのここら約1年は、色々動かしていく事もあり、先頭切ってという時間を社内に向けていきたいと思います。

光が見えてきている中、そこに結集させていくには、まだまだ組織固めができておらず、これからの方が、ゆらぎというよりも激震というものを、あえて起こしていかないといけないと思います。

外部向けの広告塔という意味では、お陰様で、特にブログでは、考えに共鳴し頂き、その事からビジネスや、連携に繋がっている例も多々あるのですが、ここからは暫く頻度を減らしていきたいと思います。

また、いずれ力を入れるステージが来ると思いますので、止めるという事ではなく継続はして参ります。

ただ、頻度が少なくなると思いますので、楽しみにして頂いている方々には、お詫びかたがた、事情説明とさせて頂きます。

次に又、ブログを頻繁に書かなくてはいけない段階と言えば、新規のお客様、パートナーが増え、或いは開拓中で、当社の考え、価値観を再度発信していかないといけないタイミングだと思いますので、逆に言えば、皆で一致団結して、そういう時期が早く来る様にしたいと思いますし、実際の所は、社員の皆は、早く、私の目、活動を外に向けさせたいと思いますので、その意味でも一致団結して頑張って欲しいと思います。
(この作戦が一番、効果的かも(笑))

2012年2月18日土曜日

人間関係には優しく、ルールや仕事には厳しく

先週末の沖縄から、かなり濃い時間を過ごさせて頂き、ずっともやもやとしていた事が、明確になり、決心がつきました。

経営品質系でいう、良い会社にしたいと勉強している人からすると、先週からの私は、夢の様な1週間だったと思います。

沖縄では鬼澤さんと、阿麻和利以外にも、ぬちまーすを一緒に見学させて頂いたり、沖縄教育出版の秋山さんとも食事をしながら、色々話を聞かせてもらいました。
沖縄教育出版さんに行って川畑新社長にも会い、会長からはじっくりお話を聞かせて頂きました。

そして今週は、伊那食品の塚越会長ともお話させて頂き、大阪支店長とはじっくりお話させて頂きました。

それらを通して、自分自身がここ最近ずっと、社員に対してハッキリ物を言えていない事に気づきました。

というと、又、色々な所から突っ込みを受けると思いますし、このブログを見て、突っ込んでいる人の顔が浮かびます(笑)が、でも実際、そうなのです。

社長が言ったらいけない、気づかせないと、という教えが呪縛となり、何か、遠慮して中途半端な関係で、社員としっかり向き合えていなかった様に思います。


日本一楽しい朝礼で自由闊達なイメージの沖縄教育出版さんや、営業ノルマ無しの伊那食品さんの厳しさや、それを生み出している仕組み、仕掛け、そして何よりもTOPの強烈な思いを感じる事ができ、この数年間の停滞は自分にあった事がよく分かりました。

状況は全て違うし、講演やセミナー通りにやって、うまくいけば苦労はしません。

私自身、塚越会長、川畑会長、あの人間力がなせるわざ、真似しようもありません。

しかし、その反面、それぞれの幹部の方に聞いてみると、今の状態は、一日にしてできたのはではなく、長年かかって作られてきたのです。

遠慮せず、感じた事をそのまま言う事から、それを言える濃い関係性構築から、再度、やり直したいと思います。

”人間関係には優しく、ルールや仕事には厳しく” 川畑会長から教えて頂いた言葉、肝に銘じます。

2012年2月13日月曜日

肝高の阿麻和利で三回連続KO

まだ、沖縄におります。

フェイスブックにも速報?を上げていました様に、今回はまたまた内容が充実し過ぎて、恐ろしいほどの状態でした。

書き出したら、何日もかかるので、こういう時には、素晴らしい方が纏められたものを見て頂くのが良いと思いますから、是非こちらをご覧下さい。http://ameblo.jp/onikko-nikki/entry-11161821419.html

これは怒られそうですが、実際、それぞれについて一番詳しい方のものを、まず知って頂く方が理解を早める得策だと思いますので(笑)

私は肝高の阿麻和利は三回目で、今回は流石に、もう泣くなんてないだろうと思ってのぞみました。

実際、鬼澤さんにご案内頂いた、勝連城の事前学習や、前二回の記憶も手伝い、内容もよく理解できていましたし、その余裕から、会場で踊っている子らの足元や指先や、表情などを見比べていたり、細かい所を見て楽しんでいました。

しかし、その細かい所をチェックしていても恐ろしいのですが、ちょっとした立ち方や出し方が見事に揃っていますし、指先などは綺麗に伸びており、これらが、いかに集中して、自主的に行なってきた事かを表していました。

三回も同じ演目見て面白いの?そう思われるでしょう。

又、この土曜日昼の公演の主役(阿麻和利)は、卒業する生徒ではなく、引き継ぐ側の生徒ですので、初阿麻和利で、正直、声の出し方がバラバラで、踊りなどでの動きが失敗しない様に気遣っているので、小さく、切れが悪かったですから、前二回より、良くないじゃないか?と普通はそう思うでしょう。

ところが、そこが阿麻和利の違う所で、大人数で踊るクライマックスに近づくにつれ、皆がイキイキとし、躍動感に溢れ、自信を持っていく、そんな様が見て取れるのです。

そしてプロや大人の劇団との一番の違いは、学生ですから、毎年、卒業していき、主役も変わっていっているという事です。

要は、しっかり引き継いでいかれないといけないのです。
しかもプロでもなく、やっているのは学校の勉強が殆どの公立の中高生達です。

今、何もやる気が無いと言われる世代の中、あの様に、短期間で、見事に継承されていくという事は、想像ですが、ほぼ、いや全員が、自ら楽しんで取り組んでいないと、あんな事にはなり得ないと思うのです。

そんな背景や、心情や、それを実現させているプロデューサーの凄さなどを想像していると、ドンドン引き込まれ、最終的には、分かっている内容なのに、涙しているのです。

三度目でもやられました。

隣で七度目か八度目の先輩はもっと早くから、やられておられましたので、私などは当然かもしれません。

人が真剣に物事に打ち込む事、一人が二人、そして集団が真剣に打ち込んでいく姿は、格好イイし美しいものです。

それが中高生なのですから、微笑ましくもあり、頼もしくもあり、日本も大丈夫だという希望を持たせてもらえて、こちらが元気になるのです。

一人が真剣に打ち込んでいくことが複数になり、集団になり、そうなっていけば、見る人に勇気や夢を与える事になっていくのです。

それが、もし、そこかしこで起きていけば、それを中小企業や、小さな町でも起こしていく事ができれば、日本も希望だらけの国になる事ができると思います。

そうなる為にも、一人から、まず自分から、行動していきましょう!

2012年2月10日金曜日

心の洗濯

ちょっと又、間隔が空いてしまいました。

今朝から沖縄に来ております。

那覇到着までの、関空までと飛行機の中で、かなり集中して考えを纏める事ができました。

普段の状況と環境を変えると、全く違う時間を過ごす事ができますね。

私は、貧乏性が染み付いているのか、何も予定無く過ごすというのが、あまり得意ではなく、出張などでも予定びっしりでないと罪悪感を感じてしまうのですが、今回は、土日を挟んで日数も長い分、ゆったりとしたペースで過ごせると思います。

今日は、我々のある部分、同業の会社に訪問しておりましたが、これも沖縄の地域性もあるのか、
凄くシンプルなのですが、目から鱗の気づきを頂きました。

やはり緊張と緩和、普段、ずっと考えていて、走り回っていて、たまに、環境を変え、少し抜いてみると、いきなり考えが纏まったり、すっと答えが出て来たりするのでしょうね。

それも沖縄の土地、空気感もあるのかも知れません。

明日は、肝高の阿麻和利の卒業公演に行ってきます。

又、心が洗われると思います。

そう、やっぱり心もたまには洗濯しないといけないんですね。

2012年2月4日土曜日

熱くなれ、京都人

昨日はフェイスブックの上場が話題となっていました。

これだけの短期間に、これだけ世界を激震させたのですから、当然であり、ツイッターは頑なにやらなかった私も、フェイスブックには、時間を奪われ、その分、ブログが疎かにもなっています。

ただブログも、最近でもまだまだ嬉しい効果が相次いでおり、しっかり継続していかないとと思っております。

先月になりますが、”天国に一番近い病院”と言われる川越胃腸病院の小川部長さんと名刺交換させて頂いた際、私の名前を見て"知ってますよ、人見さんのブログでよくお名前見ております”と言って頂きました。

人見さんのブログも、100キロウォークへのプレッシャーばかりではなく、たまには役に立つな~(笑)と思うことがあったり、フェイスブックも併用していると、”ブログを見ています”という事で友達申請を頂く事もよくあります。

先日もある京都の老舗企業の社長さんから、”ブログを見て感動しました”とわざわざ友達申請を頂いたり、就活をしている学生さんが、ずっと読んでくれて、いたりと、ブログとフェイスブックの相乗効果はかなりあると思います。

又、先月、105歳の祖母が亡くなった事を書いていると、わざわざ門川市長が連絡を頂き、大変驚くと共に、私などにまで、そこまでの気遣いを頂く事に感激と共に、感服致しました。

別に選挙前だからではありません。

普段から、こんな細かい配慮をいつも頂きますし、私などにまで、と言いましたが、もっと若い世代、学生さん達にも、分け隔てなく対応される門川さんには、明後日の選挙で、正当な評価を受けられて、まだまだ活躍をして頂きたいと思います。

市内に居ても、選挙があるのか?という程、静かな感じがしますが、くれぐれも、世界の観光都市の京都が、恥ずかしい低投票率にならない様に願いたいと思います。

最後は、投票へのお願いの様になりましたが、多少は、このブログも影響を持っている様ですので、少しでも投票率UPのお役に立てれば幸いです。

"京都の人は熱くならない(冷めている)”と他府県の人から思われない様、地域から変える、自ら行動するという意思を、表して欲しいと思います。

2012年2月2日木曜日

嬉々として

先日、内務の女性と昨年末に卒業(退社)した女性がパリに行き、大変充実した様子で帰ってきました。

この二人、実は私が人生を変えてしまった?とも言えるのですが、事務職で居た二人に、何かやりたい事はないのか?と問い続けてきて、ある時から、二人とも花に興味を持ち、それぞれ勉強してきたのです。

別に事務職をバカにしているのではありません。
ただ、仕事を続けていこうとすると、どうしても単なる事務職の場合は、常にパート(時給)の人やソフトなどとの兼ね合いで、ある意味天秤にかけられてしまうので、何かやりたい事を見つける様に言ってきたのです。

一人はそれが利きすぎて?そのまま、うちを退職し、その世界で仕事したいとなってしまったのでした。

その二人が、パリで活躍されている日本人のフローリストに教えてもらいに行っていたのですが、うちの社員の方も、出社して来た日から満面の笑みで大変充実した様子でしたし、卒業していった女性も、帰国後報告のメールをくれ、その文面から、楽しくってしかたない!という充実感が漂っていました。

何の為に生きているの?何の為に働いているんだ?そんな事をしょっちゅう社員達には投げかけてきて、それに反応し、正にイキイキとしてくれた姿を見ると、大変嬉しいのですが、同時に責任も感じます。

本当は、卒業していった彼女には、いずれ、うちの会社で花に関した事業をやろうと言っていたので、実現できず残念でもあり、今、希望のフラワーアレンジメントの仕事に就き、お金じゃない!と嬉々として働いている話を聞くと、本当に良かったという気持ちが交錯します。

又、同時に、イキイキとした職場を作ろう!としている我々がそんな気持ちで仕事をしているのか?
私においても、思う様に改革が進まない中、気がつけば、彼女達の様に全然楽しめていないという事にハッとさせられました。

本当に、皆が、やりたい事、得意な事、それを楽しくてしょうがないという状態で、仕事ができる環境を作れないものか?そんな集団で仕事ができないものか?そう思います。

皆、自分の得意なスタイルで、好きな事を追いかけませんか?
そして私も含めて、嬉々として仕事ができるよう、何の為に?を問い直しましょう!

2012年2月1日水曜日

12'2月 ウエダ本社社報


《少子高齢化の時代のチャンス》

厚生労働省から将来の人口推計が発表されていました。
それによると、36年後には日本の人口は1億人を割り、2060年には8674万人にまで減るとの事です。
50年間で東京を含む関東地方の人口が消滅してしまうという話ですが、それと共に、高齢化も進行し、2060年には、総人口に占める65歳以上の割合が39.9%となるそうです。


昨年に日本人の人口が減少に転じるという、大げさに言えば、近代社会において人類史上で初めての経験を我々はしているのです。

誰がどう考えようと、今までの価値観や、ビジネスモデルでは通用する筈がない時代に入り、しかもここらは加速度的に、今までの価値観で考えると落ちていく事になるのです。

しかし、日本や日本人にとって、果たしてそれは不幸な事でしょうか?

少なくとも、技術も持ち合わせていない我々の様な中小企業では、逆に大きなチャンスではないかと思います。

大転換期であり、今までの価値観が通用しなくなるのですから、規模で負けていたり、技術がなかったりする所では、それらがリセットされるのです。

技術は、どんどん真似をされる大変な時代だと思います。

その中で、日本や日本人の特性である、きめ細やかさ、気配り、目に見えない付加価値、これらこそがグローバルでの競争においても、真似のできない、日本が生かすべきポイントだと思います。

そこに目を向けていくなら、果たして、高齢化社会は、悪い事ばかりではないと思います。

人口減少、高齢化社会に向かうに当たり、最も日本が得意とする、気遣い、間合い、空間など、目に見えない価値が生かせる時代であり、それこそが日本のやるべき事、世界に対しての日本の果たすべき役割だと思います。

その日本の中で、凝縮された京都という土地で、我々は、正に、その価値観の変革を唱え、日本人の働き方、仕事観を変えていこうとしているのです。

京都流議定書を始め、ずっと唱えてきている我々が、唱えているばかりではなく、自らそれを実践していく事、その我々こそが、少子高齢化に向かう世の中を変革していけるのだと思います。