2011年7月30日土曜日

京都流議定書こぼれ話② イベントの続き

京都流議定書初日は、田中優さんにエネルギー問題を中心としたお話をして頂きましたが、その前のプログラムでは堀場最高顧問、前原前大臣もご出演して頂いており、こと原発問題については、
三者三様の見解を示されていました。

田中優さんは勿論、原発反対ですから、目先は再開やむなしとされる前原さんの発言や、広島、長崎にも原爆投下の数日後に入られ、実際に測定もされた経験をお持ちで、そのデーターや、中国の原爆実験など、今よりも酷い数値データーも見てこられた堀場最高顧問のご意見は、食い違う事は予想しておりました。

全体を考えるとどうなるかな?とも思いましたが、むしろこれが、フリーの立場だからこそできる京都流議定書のやるべき事だと思い、そのまま実行していたのです。

ずっと見て頂いた方は、原発においての見解は何を信じればいいの?と思われたり、それは違うと思われる方もあったかと思いますが、この問題は、分からない事、知らされていない事だらけで、ある一面的な、マスコミの論調だけで乗っかってしまう事は危険だとも思いますので、違うと思う意見、
良いと思う意見もそれぞれ、そのプラスマイナスも含めて聞くべきだと思います。

それだけに、ずっと放射能も測定されて来られた堀場さんのお話は紛れもない事実であり、その話を聞くと俄かに登場し、恐怖心のみを煽る評論家?の様な人達は、問題があると思います。

その中で、田中優さんのお話は、正に価値観や考え方の転換で、今までの論議ではない事を考えていくべきだと考えさせられるので、是非、京都の経済界TOPの方々にお聞き頂きたいと、初日にお越し頂いたのでした。

残念ながら、所謂、重鎮の方々には直接お聞き頂けませんでしたが、今年は、ユーストリーム中継を行なっておりましたので、いつでもアーカイブでご覧頂く事だできます。

実は私にはまだまだイベント(問題提起)は終っておらず、この映像をご覧頂きながら、私なりの問題提起を訴えていきたいと思っております。

イベント中は、中国にご出張であった立石会頭、来週もお目にかかる門川市長にもご覧頂く様お願いして回りますが、今日も堀場最高顧問にも直接ご覧頂く様お願いしました。

データー数値については、絶対的な意見をお持ちの堀場最高顧問が、田中優さんの考え方をお聞きになって、どの様な感想を持たれるのか?、個人的には大変興味があるところですが、日本の活路を見出すに為にも、この堀場最高顧問と田中優さんの見解のマッチングは、実はかなり重要なヒントになるのかも知れません。

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