2011年6月7日火曜日

昔の感覚

先日は、山益という会社の50周年に出席してきました。

ここの社長は、瀧定時代の同期であり、今とは正反対?とまでは言わないまでも、今の様に、利他とか、世の為・・などと言っていない頃からの友人です。

そんな友人の周年パーティーですので、元同期や、後輩とも十何年かぶりに会う事もでき、私にとっても、楽しい時を過ごさせて頂きました。

以前にも書いた事がありますが、瀧定という会社は、繊維業界最大手、厳しい事で有名な会社で、しかも私が所属した課は、”泣く子も黙る”とも言われる課でした。

その中で、私は他の人が経験しない様な特別な経験をさせて頂き、本心から感謝しております。

あの経験がなければ、まず、ウエダ本社に来てからの数々の困難を、克服する事などできていなかったでしょうし、まず倒産させていたと思います。

そして、現在でも社員に対して、特に”営業”という点において、自信を持って話しできるのは、この厳しい経験があるからです。

そんな厳しい経験を共有した仲間というのは、何とも言えない感覚があるものだと思いました。

そんな厳しい会社でも、ゆとり世代が入社し、今後、人の指導が難しいという話が出ていましたが、私などは特に、後から振り返ってみても、絶対的に、苦しい事、厳しい経験というものは、凄く身になる事であり、実は、生きていく中での、大きな資産になると思うのですが。

それが悪い事の様に思われる風潮は、本質を弱めるだけだという思いはどうしても拭えません。

山益の社長とも、詳しく仕事の話や会社の話しを聞いた事が無かったですが、やはりここも社員さんの事を考える、良い会社だなと感じました。

こちらも経営品質だとか、そういう面の勉強はされていないと思いますが、良い会社を作る為には、色々な研修や勉強はあくまで方法論なのだと改めて気づかされました。

”会社は学ぶ所ではない、学んだ事を使う所だ”
先日聞いた講演の中で、カルビーの松本会長が仰っていました。

そして、”ビジネスはコミットして、結果責任を取ること”

さすがに、厳しいですが、大変腑に落ちる話でした。

ちょっと、昔の同僚と会って、昔の厳しい自分が蘇ってきたかな?

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