2011年5月1日日曜日

11'5 月 ウエダ本社社報

《ウエダ本社の存在意義》

昨年は新年度を迎えるに当たり、底でありターニングポイントの年という事を掲げていました。

ウエダ本社としての展開、収益構造、組織の体質変換などの進捗などから予測して、実は昨年度が底になるという事は数年前
から考えておりました。
実際その通りになってしまったのですが、それ以上に落ち込み、ウエダ本社に来てリストラクチャリング着手後、初の経常赤字となってしまいました。

その数字もさる事ながら、より大きな課題点は反転のターニングポイントと出来きれなかった事です。

底は予測していましたし、予測以上に悪かったという事も大きな問題ではありますが、それは結果であって、それよりも、それに対応して、動ける体制になっていなかった事の方が大きな問題なのです。

そういう意味においては、漸く前期末から、少し変化の兆しが見え初めていますが、その意識を広げて、今期から明確化された
それぞれの役割において、徹底遂行し、改善を重ねていけば、今期は本当に反転できると思います。


3月11日の大震災を経験して、まだ尚、日本を元の価値観に舞い戻らせてはいけないと思います。
平和ボケして贅沢病に陥った日本人が、ここで生き方、ある意味、死に方を真剣に考え、その中で、働き方を考えていかないといけないと思います。

そして、いつも言う様に、我々はその長い人生において多くの時間を費やす、職場や働き方に関する仕事をしているのです。

その自分達の仕事が、3.11後の日本においては、大変重要な役割を持つのです。

当たり前ですが、単に安いだけで機器類を販売するなど、全くお役立ちはありませんが、いずれにしても機器類の販売をしてい
るだけでは存在価値はありません。

働く人々をいかにイキイキさせるのか?輝かすことができるのか?
それが今後、その会社の価値になると思いますし、我々はその価値を最大化させること、それを追求していかなくてはならないのです。

今期我々は、まず自らが、ワクワク働く事をそれぞれで考え、その姿を発信していく事で、日本人の働き方を変革させていく事を目指していきたいと思いますし、その効果を出せる時、ウエダ本社の存在意義も明確になると思います。

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