2011年4月2日土曜日

11'4月 ウエダ本社社報

《ウエダ本社の責任と使命》

今年も又、二名の新入社員を迎え入れる事ができました。

おめでたい事であるのと同時に、今年は特に大変な責任も感じています。

通常でもウエダ本社にとっては、今期が一番底の年という事で厳しい状況で取り組んでいる中、あの様な大災害が起こり、衰退、混迷する日本にとっても更なる試練となっている時期に、新入社員を受け入れ、本人とその家族の生活の基盤を担う事になるのですから、身の引き締まる思いにならざるを得ません。

しかし、大変厳しい時代ではありますが、日本もウエダ本社も萎縮している場合ではないと思います。
今までの概念で元の状態に戻す事を考えると、厳しい状況の話で暗くなるばかりですが、日本は、ここで本当に生まれ変わったつもりで、抜本的に全ての価値観を見直していかなくてはいけないと思います。

高齢化社会においても一番先を走っていますし、今回の災害についても、先進国でこれだけ広範囲で甚大な被害を経験した国も少ないと思います。
それらから立ち直っていく姿を見せ、新たなモデルを作り上げていく事ができればそれが模範となり、世界にとっても人類にとっても、大きな役割を果たせると思うのです。
原発はクリーンエネルギーを作るには有効で、だから今後も必要だ・・とか、原発を作れないとなると、今後電力が供給できない・・という様な論議がありますが、これらも従来通りの価値観、それを発展させていく世の中ばかりを想定しているからではないでしょうか?
それだけの電力消費を行なわない様にできないのか?クリーンエネルギーと言うけど、それって二酸化炭素などの基準で考えた話で、本当に人類や生態系に基づいて、それだけの基軸で論議していて良いのか?などなど、そんな事を抜本的に見直していくと、全く違う発想、価値観が生まれ、日本人の生き方、働き方などの理想も変るのではないか?と思います。

ウエダ本社では本業として、日本人の働き方に大きく関わっています。
そこで変革を興していく事、それがウエダ本社の使命だと思っていますし、それができれば、日本は素晴らしいモデルとなると思います。

この非常事態に国も生まれ変わらなくてはなりませんし、ウエダ本社としても生まれ変わって、本業を通じて、日本の中で役割を果たせる会社でありたいと思います。

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