2010年8月31日火曜日

モノづくり第二工房でエデュケーション

今日は京都まなびの街生き方探求館にできた、モノづくり第二工房の竣工記念式典に参加してきました。



実は、少しだけなのですが、そこで使う備品の寄付を行なっていたので、晴れがましくも感謝状を頂き、テープカットにも参加させて
頂いたのでした。



ここには、子供達に勤労観,職業観を育む「キャリア教育」の推進を図るスチューデントシティーやファイナンスパークや京都の偉大な企業創業者・科学者等の業績等を展示する「京都モノづくりの殿堂」があるのですが、これらのコンセプトが本当に素晴らしいと思います。

それは子供達の探究心を育み、学校において机上では学べない教育であり、学校では見つけられない、個人の長所や、興味などを発見する事ができ,エデュケーションの原点がある様に思います。

同じ教育でも、日本の教育はティーチング、米国では引き出すという意味のエデュケーションという違いがあると言われますが、日本や日本の子供達に取って、エデュケーションが一番大事な要素だと思います。

今日早速第二工房では、式典の後、大将軍小学校の児童がロームさんからLEDについての授業を受けていました。

いつも感じるのですが、こういう点が京都の素晴らしいところで、最先端技術のロームさんから実際の物に即した授業を行なってもらえるのです。
聞いた所によると、もう既に50コマ位の授業予定があるらしく、京都の子供達は羨ましい限りですが、そんな協力をする京都企業がたくさん有るところは絶対的に京都の誇りだと思います。

自慢の社員と誕生日

今日は私の誕生日だったのですが、社員のお陰で嬉しいものとなりました。

社員皆からという事でプレゼントを貰ったのですが、これは私にとって初めての事でした。

そのプレゼントは、



この”夢叶うまで挑戦”と書かれたTシャツと、



トレーニングウエア上下です。

これらは、今年私は、ジムに通うと言いながら、なかなか行けていないので、背中を押すべく選んでくれたのだと思います。

社長の健康管理というものは、自分だけの話ではなく、もしもの事があれば、社員や、取引先など全てに影響、迷惑をかける事になるので、本来は、リスク管理という意味で、しっかり行なわなければならないのですが、うちの様な中小企業ではどうしても、社員が遅くまで残ってくれている中、自分だけジムなどに行くのはどうか?と思ってしまい、なかなか行けないのです。

そんな背中を押すべく選んでくれたことも嬉しい理由の一つでした。

しかし、実はもう一つ考えられる事があります。

それは今年、ウエダ本社の元気娘、朝礼担当の松本が、それも軽く誘われたノリで那覇マラソンに出る事になったのですが、”社長も来年には是非!”というメッセージである様な気もします。

それにはノーコメントにさせて頂きますが、嬉しい事はまだあり、皆からという事で貰った以外に、新入社員といつも気にかけてくれている女子社員から、別で、机に置ける癒しのプレゼントをくれました。

分かりにくいですが、ハイドロカルチャーの植木と、音を出すカエルのボールペンです。



今日はかなり嬉しがったブログになってしまいましたが、誕生日であるという事と、”誕生日での社員さんの自慢話を聞かせて下さい”と気に掛けてくれていた?ライバルであるダイイチ(株)の熊谷社長への報告も兼ねているという事で、お許し下さい!

2010年8月28日土曜日

良いことと悪いことの入り混じる日々

最近の傾向ですが、嬉しい事があると思えば、やっぱり全然だなと思う事もあり、入り混じった日々を送っています。

うちの会社では毎日全員が、”気づき”という日報の様なものを書いているのですが、ここ最近は、それにそれぞれ社員がコメントを入れる様になり、知らぬ間に盛り上がっていたり、皆の連携を課題としているウエダ本社としては、良い感じではあります。

でもまだまだ、良い感じかな?と思っていると、特に悪い事に対しての連携や、本質的にどうするか?という感覚において、全くできていなかったり、一進一退の状況が続いています。

悪い情報に対しての考えというものは、余程、皆が仕事に対しての考え方を変えて、本質的に捉えないと、上手い処理ができないので、
ある意味悪い情報に対してどうできるかが、社員のレベルや、組織のレベルを計るポイントになると思います。

詳しくは、又話しする機会はあると思いますが、今日は、先程帰ってきたばかりで、考えが纏まりませんので、この辺にさせて頂きます。

実は今日は今年初の貴船に行っていたのですが、先輩達も多い会合で、飲めないお酒を飲まされて、結構今も苦しい状況です。

折角の貴船で、お酒の飲める人には、楽しいことだけの会合だったでしょうが、飲めない私には、この面でも良い事と悪い事が入り混じった一日でした。

2010年8月26日木曜日

ウガンダからのハガキ

今日、ウガンダへ行かれていたテラルネッサンスの鬼丸さんと吉田さんからハガキが届きました。

そこには、ウガンダの子供達の写真があり、皆さんのお陰で少しづつ、子供達の笑顔が増えてきました。とありました。

多分、ウガンダに行かれている間に、援助している方々に、報告も兼ねて送られているのでしょうが、私やウエダ本社が行なっている事など、ほんの小さい事でありながらも、この様に現地での活動に繋がっているのだと分かると大変嬉しいですし、ウガンダの子供達も、その存在を近くに感じました。

こんなちょっとした事でも、見える化というのか、どの様な活動で、どうなっているのか?それを報告するという事は重要な事なのだと感じました。

鬼丸さんが凄いのは、年齢はまだ31歳、社会人の経験もなく、ビジネスにおいての教育を受けたわけでもないのに、こんな事もしっかりとできる点で、単に熱い思いがある、というだけのNPOとは違うところです。

会社でも、よく教育の仕組みの話や、指導の仕方など、どの様にすれば育てていけるか?という論議が行なわれますが、社会人経験もなく、そんな教育を受けた事もない鬼丸さんなどを見ていると、やっぱり、本人の本気度、それも熱い思いだけの本気度ではなく、
他人に頼ったりするのではなく、全ては自分で動き、切り拓くという姿勢が、人をその様に成長させるのだと思うのですが。

2010年8月25日水曜日

"営業”の醍醐味

最近は又、大手企業に新規で出入りさせて頂く事が多いのですが、流石に大手企業は、それぞれに特長があり、勉強になる事が多いです。

新規の先に行くと、自分自身がサラリーマン時代に行なっていた新規開拓の事を思い出し、普段経営を行なっている時とは違う、頭の働き方になっている様で、心地よい刺激を感じます。

以前もブログでも紹介した事があるのですが、私の場合、サラリーマン時代に、新規開拓と言っても、もっときつい、自社に対してアンチというか、”来て欲しくない”と思われている先の開拓を行なっていた時期があり、その時の経験が、その後の私の、仕事においての全ての礎になっています。

世の中に販売数や販売額で凄いという人はたくさんおられると思いますが、相手から出入りして欲しくないと思われている所の開拓役
を経験した人は、そうはいないと思いますし、それが今でも私の誇りであり、大きな資産になっています。

当然アポイントなどなかなか取れないし、やっと取れたとしても、たった一回の商談が毎回真剣勝負で、話の糸口、接点を見出せないと
二度とその会社には行けなくなるのです。

それがどういう事なのか、毎回、本番一発勝負の様なもので、相手のニーズ、課題などを色々な話をしながら、引き出していくのですが、そんな簡単にいくわけがなく、話しながら頭はフル回転状態で、相手の反応を見ながら、接点を探っていくのです。
その緊張感が一番面白いところで、相手の要望、ニーズを引き出す事ができ、それと接点を見出し、相手の要望を満たす事ができた時が営業として醍醐味を感じる瞬間なのです。

そんな事が同行すると思い出され、ついつい頑張ってしまうのですが、現在のウエダ本社で行なわれている”営業”と私が目指す"営業”との違いを、感じてくれる様になれば、そんな経験も生きてくるのですが。。

2010年8月24日火曜日

京都のウエダ

今日は知人が、京都にある”ウエダ”という別の会社の件で来られました。

というよりも正確に言うと、うちの会社だと思われて来られたのですが、字体もほぼ同じなのですが、全く関係ない別の会社の事でした。

うちの"ウエダ”というロゴに似通ったものは、以前の関連会社などではなく、初めから関係ない会社で、2、3社あるのですが、実はこのロゴ、うちがオリジナルという事で証明できる事があるのです。

別に私は、他社さんに真似したでしょう?だからどうしてくれ、などと言うつもりは毛頭ありませんし、又、そんな大したロゴであるとも思っておりません。

知って頂いているかと思いますが、ウエダというのは、私からしますと母方の祖父であるのですが、その祖父の出は奈良県の桜井というところで、その実家の家業で、現在ウエダ本社で使っているロゴ(字体)を使っていたのです。

という事なので、うちが京都において、他社さんのロゴを真似したのではなく、うちが京都ではオリジナルであると堂々と言えるのです。

仮に真似されていたとしても、真似されて価値ある様なブランド(ロゴ)にしなくてはならないと思いますね。

2010年8月23日月曜日

久しぶりのドラマ撮影

今日は久しぶりに当社オフィスで、ドラマ撮影がありました。

内容については、お話できませんが、9月16日放送の”科捜研の女”です。


このドラマでは以前も当社をお使い頂き、その際は私も、沢口靖子さんや内藤剛志さんにお目にかかれたのですが、今日は、丁度私が出かける際に撮影班が到着し、会社に戻った際には、もう跡形もなくなっていました。

という事は、今までの経験値からして、実際の放映は1分未満?かもしれません。

という事なので、実際の様子は知らないのですが、今回は、うちの社員の全国放送デビューもなかったのではないでしょうか?


ちなみに、踊る大捜査線の湾岸警察署に使用されていたのは、うちのメイン仕入先である内田洋行さんの、以前潮見にあった本社ですが、あれくらい露出すると良いですけどね?

どの位、露出しているかは当日の放送をご覧下さい!

2010年8月20日金曜日

盛和塾機関誌100号

先日送られてきた盛和塾機関誌100号巻頭の塾長講話は、フィロソフィーの根本思想と題されていました。

そのお話をみて、驚くと共に嬉しい事がありました。
それは、人間としての考え方のベ-スが全く同じであった事です。

でも、こんな考えは、当たり前の話なので、同じであっても何も不思議ではないのですが、それは地球に存在する全ての生物は食物連鎖を通じて、互いが結びついて生きていること、しかしその中で唯一人間だけがその循環に属さず、人間だけが、必要以上のものを求め、自分さえ良ければ良いという感覚を持っているということです。

それを強く思っているので、人間として生まれたからには、どう生きるべきなのか?世の中に自分が存在した意味や意義は?という事を考えていて、会社経営も、その考えをベ-スにしているのです。

くさい話と思われるかも知れませんが、何故かこれがホントの話だったので、稲盛さんも同じ事を言われているのが嬉しかったのです。


でも何故こんなに結果が違うのでしょうか?

稲盛塾長に聞くとすると、言われる事は想像できます。
それは真剣さ、誰にも負けない努力が違うと。

そこは学んでいるのですが。。。

2010年8月19日木曜日

本業を通じての社会貢献

今日は、新人がアポイントを取ってくれた上場企業に、同行しておりました。

”CSR的な事は手が回らず何もできてません”と仰っていましたが、話を聞いてみると、本業自体が立派に社会貢献に繋がっており、最も理想的な形だと思いました。

”利益とは社会に貢献したことの証である”これは松下幸之助さんの言葉ですが、これを逆に言えば、本業を通じての社会貢献ができていれば、利益は必ずついてくるという事になるのです。

先日も商工会議所の会報誌にウエダ本社のCSR活動を取り上げて頂いておりました。
これらの活動自体は、本当に中小企業ほど、前向きに取り組むべきだと思って行なっているのですが、こんな話を考えるとまだまだうちの活動などは本質的なものではないと思います。

仕事モードに戻ってみると

沖縄での完全オフモードから、なかなか戻らないかなと思いましたが、現実はそんな甘いものではないですね。

問題も多く、やるべき事だらけで、一気に仕事モードに頭が戻りました。

沖縄では私は休暇でしたが、川畑社長に挨拶だけのつもりで沖縄教育出版さんに寄りました。

以前ウエダ本社の映像を社員の方が見て頂いたので、お茶を出して頂いた女性に、楽しそうな会社ですねと言って頂けて、楽しそうな会社の本家本元の会社の方から言われて、大変嬉しくもありましたが、現実は全く違って、まだまだうちの場合は、楽しい雰囲気、良い雰囲気というだけで、実業に結び付けられておらず、恥ずかしい思いでもありました。

結局、ずっと唱えているウエダ本社としての存在意義、存在価値や理念を、まだまだ皆の腹に落としてもらう事ができておらず、理想と
現状を皆の意識の中で繋げられていない状況なのです。

分かっているのですが、そこの課題がなかなか解決できていません。

ブロックスさんのDVDで有名な会社さんは、皆、実際は数字(仕事)に厳しく、数字をやるのは空気を吸うのと同じくらい、論議をするものではないというベースが共有されているというところが、遠ーい存在に感じるところです。

イベントの件や、CSR的な事など、色々な方がお褒め頂いたりしますが、ウエダ本社のメンバーは、決して間違わない様にしないと駄目だと思います。

2010年8月17日火曜日

肝高の阿麻和利

今日まで夏季休暇を頂きブログも休ませてもらってましたが、今日から復活したいと思います。

休みの間、沖縄でリフレッシュさせて頂いておりました。

その滞在中、沖縄県うるま市の中高生で作られた肝高の阿麻和利(きむたかのあまわり)という、いわば沖縄版ミュージカルを観てきました。

以前から鬼澤さんや大久保寛司さんなども支援されており、5分程の映像だけは見た事があったのですが、それだけでも感動するので、是非生で観てみたいと思っており、この休みも沖縄に行かなければ12日にあった東京公演に行こうかと思っていたくらいでした。

それが沖縄で、勝連城跡が世界遺産登録されて10周年を記念した公演が行なわれるとの事だったので、これまた支援されておられる沖縄教育出版の川畑社長にチケットを取って頂き、観にいったのでした。

元々は地元の中高生に、自分達のルーツや今ある背景、それらを学びしっかり継承していく事を目的に教育委員会が始めたらしいのですが、今や百数十箇所で十万人以上が見たという一大興行になっているものです。

何故、これだけの方々が支援され、これだけの人が見て感動するのか、それは百数十人とも言われるメンバーが、皆、イキイキと目を輝かせ、それぞれの役を演じている姿を見て、そして、それが醸し出す”気”を感じて、心を動かされ、泣けてくるのだと思います。

というか、そう生で見て体感しました。

舞台と連動して、会場の通路にも綺麗に整列して踊る、アンサンブルという踊り子達が居るのですが、私は、後ろの方で光も当らず、ひょっとすると誰も見ていないかもしれない子らが気になって見ていたのですが、その子らも又、自分達の役割をしっかり理解し、イキイキとやはり目を輝かせ踊っている姿を見て、そこでまず、ジーンときていました。

そして休憩を挟んで二時間半以上にも及ぶ組踊、中高生などという意識は忘れさされる素晴らしい熱演、そして、この事から出てきたであろう郷土愛、そんな地域の人々の思いが繋がり、他にはない、町おこしにまで至っている事などを感じ、最後には涙無しでは見れませんでした。

ちょっと又私も、追っかけになってしまうかもしれませんが、是非、皆さんも知っておいて欲しいと思います。

2010年8月12日木曜日

オリジナル商品

今朝は最近の朝礼企画である"ジャパネットウエダ”の番が当っておりました。

それは、自分のお気に入りの商品などを皆に紹介するという企画で、なかなか今までの出し物が優れものでハードルが高かったので、私は、以前、自分で興した会社で、輸入していた商品の紹介を行ないました。

殆どが、もうかれこれ10年以上前に輸入していた物であり、イタリア、アメリカ、オランダ、スイスなど、振り返ってみると色々な物を扱っていたなと懐かしく思いました。

その頃は、殆ど自分ひとりで動いていたので、勝手きままであり、見つけてきた商品を自分が輸入元となるので、定価も自分で決めて、零細も零細の企業でありながら、他所には無い商品なので、強気で商売しておりました。

そんな事を思うと、ウエダ本社でも、早くオリジナル商品、オリジナルの存在価値を作らないと面白くないし、早くそういう体感を皆にも持ってもらいたいと思います。

今では、どうすれば、皆がやる気になるか、それぞれの特徴を出してくれるか、など悩むことばかりで、自分だけで勝手きままに、などという事は全くできず、ある意味大変な事も多いですが、こんな朝礼などを通して、段々会社も社員も良くなって来ているので、一人の展開では味わうことのできない、皆で喜び、皆で楽しみ、皆で良い成果を求め、厳しい事も共有できる様にしていきたいと思います。

明日から17日まで休暇を頂きますので、基本的にはこのブログも休ませてもらいます。

ただ、ひょっとすると、ひょっこり書いているかもしれませんので、たまにはチェックしてみて下さい!

2010年8月11日水曜日

セミナールームに提燈

今日は朝礼同好会チームが企画してくれた社内イベントがありました。

今日京都では宇治川の花火大会があったのですが、うちの会社の屋上から少し見れるとの事で、それを見ながらの屋上ビアパーティーが企画されていたのです。
しかも、浴衣を着て下さいと半ば強制?されていました。

実は浴衣を持っていなかった私は、この際、仕立ててみるか?とも一瞬思いましたが、まずは既製品を近くの呉服屋さんで購入しました。
というよりも、どれが良いかも分からないので、新人女子社員に付いてきてもらって、言われるまま買いました。

用意はばっちりだったのですが、残念な事に夕方から雨になり、屋上ビアガーデンは無理となったのですが、そこはこういう事は何とでもするウエダ本社です。
最近は、凄い方々もご利用頂いているセミナールームが、この様になっていました。





何故、こんな提燈があるのか分かりませんが、お堅いセミナールームが一変。
しかも前にはライブ映像で、宇治の花火が映されていました。

ごく一般的な会社からすると、かなり良い感じで変な会社になって来ました。
何の為に、オフィス内で浴衣に着替えて、提燈ぶら下げて、集まっているのでしょう?

馬鹿げた話で、無駄な話です。

でもその馬鹿げた、無駄な話を楽しむのが、素晴らしい話だと思いますし、無駄を楽しめる会社にしたいと最近は本気で思っています。

そう思わないと、やってられません(笑)

2010年8月9日月曜日

崇高な理念

今日は来年の京都流議定書イベントについて話をしました。

というと気が早いですが、ハイアットさん、京都市さん、そしてブロックスさんとそれぞれ,今年の振り返りと来年に向けての意見交換などを行なっていました。

ブロックスさんとは、今回のイベントでは、ブロックスさんや、DO ITのDVDはおろか、経営品質自体もご存知ない様な層にも、若干訴求できた事に意義があったという事で、今後も、この様な経営スタイルを日本全国に広めていく事、それが日本を変革していく事について大きな可能性を持っているという見方で一致し、それを目指していこうと話しておりました。

ブロックスの西川社長が、最近感じた事として言われていたのですが、経営理念というものは、経営者の思いというものよりも、もっと高く崇高な見地から考えられたものでないと駄目なのではないか?という事でした。

経営者の思いで、それを皆に従わせるというものではなく、経営者自体にとっても永遠の課題で、ずっと社員と共に追いかけるものでなくてはならないのではないか?という事でした。

なかなか納得な話です。

うちは、オムロンさんの真似をさせて頂き、経営理念の上というか前に基本理念を設けて、人としてどうあるべきか?を明示しています。

それらと社是の関係性は難しいですが、創始者が数十年前に作っていた社是は"宇宙を思え、人愛せ”ですから、私も永遠に、そして常日頃、心に留めておかなくてはいけないものだと思います。

数十年前に、こんなに、壮大な思いを持ち、しかし人がどんな時代でも基本であるという様なことを唱えていた創始者は、改めて凄いと思いますね。

2010年8月7日土曜日

凄い研修、それ自体の意味

昨日になってしまいますが、うちの会社では全員研修を行いました。

正確には、電話対応してくれる女性にはライブ配信で映像でみてもらいながら、それ以外は全員、セミナールームで生で受けていました。

詳しくは言えなくて残念なのですが、仮に言えたとしても、内容が豊富すぎて、とても説明できないと思います。

テーマとしては、”仕事の効率化を図る”というものですが、何が凄いかというと、内容が豊富なセミナーというものはよくありますが、具体的に何をやれば良いか明確にできないものが多いと思います。

しかし今回は、内容豊富にも関わらず、まず、こういう事から始めようという事が具体的になり、しかも多分、参加したメンバー全員に、そういうモノがあったと思います。

という事は、必ず何がしかの効果が出ると思いますし、そんな研修は兎にも角にも初めてでした。

実は今回の話は、京都流議定書イベントの最大の効果と言っても良いかもしれませんが、社員達のイベントでの頑張りを見て頂いたある方が、何かしてやれないか?とご提案頂いたのです。

その方曰く、”他の人に良い事を行なっている人(会社)には良い事が起こるんですよ”との事でしたが、そういう人達にご自分が、良い事を起こしていこうとされているのだと思います。

お金の支援は限定的であったり、それだけの効果を生んでいなかったりするケースも多いですが、良い事を行なっている人を繋いで、良い事を広げていく事は、世の中を変えていく事になるので、それを繋いでいこうとされているのだと思います。

京都流議定書でも実は、熱い想い、凄い技、素晴らしい教えや、反対に課題などを持つ、色々な立場の人が集まる場を作る事で、何かが繋がり、問題解決の糸口になれば・・と思って行なっているのが最大の狙いなのですが、今回の研修は、その事例を見せて頂いた、しかも、うちの会社にもフィードバックして頂いたという事で、大変嬉しかったですし、私個人には、研修の内容そのものもたくさん教えを頂いたのですが、その方の行為には、こういう風に、自分のできる事は、他人に対して示していくのだよと、示して頂いた様に感じました。

2010年8月5日木曜日

二年連続出場

今日は、商工会議所の文化情報部会の最大イベントであるパーティーに出ておりました。

毎年、グランドプリンスホテルの夏イベントの前日に行なっているのですが、ハワイアンダンスショーやダンスタイムなどがあり、今年も410人が参加して行なわれました。

この部会の委員会で役もやっている事から、何名か連れていかなくてはならず、今年は新人三人を連れて行きました。

元々はダンスタイムと言っても基本的に社交ダンス系のものでしたので、年代層は高めなのですが、その中でもうちの新人達は一番前に行って踊っておりました。

それは良いのですが、ハワイアンダンスショーの中で、私までもが舞台に上げられ踊らされ、マズイ事にそれをバッチリ新人にムービーで撮られていました。

しかし、舞台に出て思い出したのですが、1年前のこのパーティーでも、やはり舞台に出されて踊らされました。

幾ら前に座っているからと言って、400人強の中で、二年連続出さされるとは。。
ひょっとして私も、何か寄って来られる何かを発しているのでしょうか?

良い事であれば有り難い話ですが、このダンスの、しかも映像撮られたのは、ヤバイですね。。

2010年8月4日水曜日

持っている人は持っているんです。

今日は Live on 代表の尾角さんが来てくれました。

この団体は、「自死遺児の支援から、いのちの授業、母の日の原点(母を亡くした子がはじめたこと)を広め、母の日に母を亡くした人たちから手紙・手記を公募し、文集・書籍の出版を行っている。」というもので、丁度一昨日も関西テレビのアンカーという番組でも特集で取り上げられていました。

この尾角さん、実は昨年の京都流議定書イベントで、学生未来市という、様々な活動を行なっている学生の活動を紹介し、仮想マネーを投資するという企画の中で、優勝した人で、先日のイベントに来てくれた際、1年ぶりに会いました。

その会い方が凄いのですが、イベントに参加頂いていた鬼丸さんと二人で、イベントで大変お世話になった大久保寛司さんに、彼女の話、活動を話ししていた、正にその時に、”こんにちはー”と現れたのです。

それが私は一年ぶりの話なので、一瞬、目がテンになりました。

大久保さんという凄い方に紹介しているその際に本人が現れるのです。

そしてその際に、以前から私の所にも寄ろうとしてくれていたとの事で、今日来てもらう事になっていたのです。

それが又凄いのですが、今日私は、彼女と会った後に会う予定をしていた人が、来年二月に開催される予定の"自殺防止のシンポジウム”に関わられているとの事を今朝知り、それならと尾角さんもそのまま連れて行って紹介をしました。

当然、色々話、ご存知の方が共通しており、今後色々お互い補完できそうな感じでした。


一年前にその企画でちょっと知っていただけの人で、その人の事を影響力のある方に知ってもらおうと話している際に、本人が現れ、
そして二回目に会った今日にも、又、偶然とは思えない出会い、繋がりになるという話で、恐ろしいというか、やっぱり持っている人は
何かを持っているのです。

でもこの尾角さん、これが又凄いんですよね。。ウエダ本社に関わりのある方は、いずれご紹介させて頂く事になると思います。

石門心学

今日は昨日に引き続き、日本再生推進フォーラムの勉強会がウエダ本社のセミナールームで開かれました。

今日は昨日とはうって変わって、創業320年という半兵衛麩の玉置会長のお話。

私は以前にもお話を伺ったこともありますし、あるパネリストとしてご一緒させて頂き、自分が恥ずかしくなった経験もあり、素晴らしいお話をされるのは分かっておりましたので、社員も大勢参加させました。

お話は、半兵衛麩さんの家訓についてであり、その考えは石田梅岩の石門心学から来ているので、そのお話を分かりやすく、そしていつも感じるのですが、体に染入る様にお話されます。

家訓である先義後利の話や人様のお役に立った代償が利益であるという考え、しかし、”財を残すは小なり、事業を残すは中なり、人を残すは上なり、されど財なくば事業を保つことはなく、事業なくば人は残せず”というお話など、商売道徳、価値観について、頷く話ばかりです。

ウサギと亀の話も、自分に負けている者が世間に勝てるわけがないという教えであったり、自分で変えられないのが宿命で、自分で変えられるのが運命であるという人生、生き方の教え、そして、漢字を使った躾など、聞いた社員達も、大きく感じ入っていた様に思います。

しかし、石門心学は立派ですが、それを11代に渡って、口伝えに実生活の中で、引継ぎ、語り継がれてきた半兵衛麩さんはやはり立派としか言い様がないです。

うちの会社では私が入った経緯が特殊な為、70数年経ちますが引継ぎなどを全く受けず、第二の創業で、殆ど創業者の感覚で行なってきましたが、ここから後世に伝えていかなくてはならないですね。

2010年8月3日火曜日

日本再生プログラム推進フォーラム

今日の午後、日本再生プログラム推進フォーラムという会の、組織のリーダーシップ研究会が弊社のセミナールームで開催されていました。

この勉強会、私は全く関係ないのですが、経営品質で有名な鬼澤さんが主催され、京都流議定書イベント(京都フォーラム)でもお世話になった、人見さんから頼まれて場所を貸していたものでした。

うちのスタンスとして、貸会場で儲けるつもりもないので、良いセミナーなどは、社員を参加させてもらうという事で、無料でお貸ししているのです。

という事で、鬼澤さんが弊社にお越し頂く事にもなり、それだけでも嬉しい事だったのですが、中身も大変良かったです。

まずは、またまたテラルネッサンスの鬼丸さんのセミナー。

我々は先週日曜日に講演してもらったとこですが、全国から集まられておられる参加者の半数の方は初めてとの事でしたので、大変興味深く聞かれていました。
それも当然で、私も先日聞いたばかり、もっと言うと、この三ヶ月で四回、ほぼ同じ話を聞いているのですが、それでもグッと来てしまうのですから、彼の思い、話ぶりにはいつも脱帽です。

その後は、(財)京都地域創造基金の深尾理事長のお話でしたが、これが又秀逸でした。

話が秀逸というと、ニュアンスが違いますね。
そうではなく、やはりその使命感の様な思い、他人に期待するのではなく自分が切り拓くという信念、そして思いだけではない戦略や
構築力、或いは人を動かし巻き込むリーダーシップなど、まだ彼も36歳というのに、その人間力を見せつけられました。

詳しくはHPをご覧頂きたいですが、実はこの団体、うちの会社から徒歩45歩(深尾理事長曰く)という、殆ど隣りにあるのですが、こんな活動をされていたとは知りませんでした。

もっと以前から知っていれば、色々な連携をできていたと思いますが、いつからでも遅くはありません。
気づいたり、知った時から、全ては始まるのですから、これから、又、勉強させてもらおうと思います。

しかし、凄い人はたくさん居るなあというのが、率直な感想ですし、日本もまだまだ捨てたもんじゃないですね。

2010年8月1日日曜日

10'8月ウエダ本社社報

平成22年 8月 1日
株式会社ウエダ本社
《三回目でようやく》

京都流議定書イベントの三日間は、皆本当によくやってくれたと思います。

来場者からも、対応が気持ち良かった。ホテルの方々との遜色がなかった。皆さん楽しそうにやってられますね。社員さんの団結力が凄い。などなど、社員の対応を褒めて頂く言葉を多く頂きます。
又、良いイベントでしたね。三日間のメッセージがあって良かった。などイベント自体の事もこちらが聞くのではなく、先方から言って頂ける事が多く、それをみても楽しんで頂けたのではないかと思います。

その中で明らかに感じるのですが、今年三年目は、一年目、二年目後の反応とは全く違います。
ある方が言われていたのですが、不思議と一回、二回までは続くが、三回目が続かないイベントというものは多く、三回続くと、五回、十回と続いていくものだそうです。
そんな事もあるのか、一回目からずっと話していた方が、三回目の今回、初めて認めて頂いたという感じを受けるケースも多いですし、イベントに限らず、三回、三年ということは、結構ポイントになるのだと思いました。

一回、二回までは何とか、思いだけでも突っ走れるのかもしれません。
しかし三回、三年となると、思いだけや、たまたまではできないという事なのだと思いますし、それだけに、それだけやって初めて、他の人も認め出してくれるのかもしれません。

又、運営していた我々社員側も、ひょっとすると一回、二回は半信半疑で、自分の所で唱えている主旨が腹に落ちず、形式だけや浮ついた感覚で参加していたのかもしれませんし、それが三回目でやっと自分達のイベントになったという事なのかもしれません。
いずれにしても三回目を終って、今回色々な意味で、何故、ウエダ本社がイベントを行なうのか?ボランティアではなく、自社の為にと言っているか?の意味も、感じてくれた様に思いますし、実際、イベント後、かなりの人が大きく変化し出しています。
この変化を皆がそれぞれ楽しんで、刺激しあって、向上していくと、会社として凄い変化を起こす様になり、五回、十回と、皆から期待されるイベントを継続していける会社になっていくのだと思います。

私の方はそれを目指して今月から、来年のイベントに向けて、アイデア出しを行なっていきたいと思います。