2010年6月10日木曜日

FSC~京都流議定書~生物多様性

今日、仕入先の一社であるオリバーさんから改めてFSC森林認証の話を聞きました。

木製家具メーカーのオリバーさんでは、この認証を受けた家具を展開されています。

FSCとは、間伐や水系、生態系の保全などが適正にされている事を示す国際認証です。

消費者は安さを追求し、企業は利益、効率を追求し、企業の評価も売上、利益の大きさや、効率経営の数値、数字だけで評価されるという世の中であるから、違法伐採などの木材を使うという事も起こってくるのだと思います。

企業も調達などをしっかりとした出所の物を高くなっても使い、消費者もそういう企業姿勢を評価し、購買行動を変えるという事を行なう様にする、全ての問題は、こういう循環を起していかないといけないと解決できないと思います。

今年の京都流議定書は、企業の在り方を見直す事をテーマに、”素晴らしい”とされる企業の評価、皆の見る目を変えていく事を目指して参ります。

その流れを起こしていく事しか、色々な問題を本質的に解決していく事ができないのではないかと思います。

今年10月には、生物多様性条約のCOP10会議が開催されますが、生物多様性と言われても、抜本的な皆の考え、価値観を変えないと、利己的な人間には、最も難しい問題だと思いますね。

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