2010年6月26日土曜日

自分の指を自分に向けて

昨日は、サッカーの話題一色でしたね。

私もブログで報告した通り、朝から起きて見ておりました。
あの素晴らしい試合をライブで見たせいか、不思議と寝不足感はなく、結構元気でした。

日本中が盛り上がり、大絶賛は良いのですが、大会直前までのバッシングは何だったのでしょう?
一般人までが、大批判をしていたVTRが流されたりしていますが、あの人たちは、今、どういう気持ちなのでしょう?
岡田は変わった、俺の思ったとおりにやったから良くなった、とでも言うのでしょうか?

私は以前から、普段の生活、仕事においても心していることがあります。
それは、他人がやっている事を言う場合(特に批判、反対する場合)、それを自分がやれと言われてできるのか?という事です。
それができないなら、言う権利はないという事です。
要は、言うことは簡単で誰にでもできるのですが、やる事が難しい、そして、見ているだけの時は言えたが、やる立場になってみると、
こんな事があったのか、と、その立場にならないと分からない事だらけなのです。

しかし、プロの場合は、そんな事も覚悟し、それに耐えられる人でないと、また一流にはなれないのでしょうが、岡田監督や選手達からすると、この手のひらの返し様は、”良く言うよな”というのが本音ではないでしょうか?

先日行った、伊那フォーラムで、”人に言う自分の指を自分に向けなさい”という話がありましたが、多くの人がそうできると、そんな組織、集団、そして国家も素晴らしいものになると思います。

ちょっと前まで、今回大活躍の本田選手の役割を期待されていた中村俊輔選手が、これも見ただけではわかりませんが、決して腐ることなく、皆の為に動いている姿がありますが、ああいう雰囲気というものは、大会に入ってから急にできるわけではなく、岡田監督始め、チームの皆が、ずっと以前から取り組んできたから、出てきている現象だと思います。

そんな目で見ていると、色々参考になる事もありますし、人というものも違って見えてくるもんですね。

皆、自分の指を自分に向けましょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿