2010年4月23日金曜日

中小企業は大家族主義でいくべき

今朝は微笑ましい光景がありました。

今日は新入社員にとって初の給料日で、リーダーの社員が新入社員の所に近寄ってきて、”強制ではないんやけど、できればご両親に、そんな高価な物でなくて良いから、何か買って帰ってあげて”とアドバイスしてくれていました。

それを聞いた新人三人は、”何か買うことは予定してました”と答えていました。

こういう事をアドバイスしてくれる先輩社員が居てくれて大変嬉しかったですが、それを言われるまでに元々考えていたという新人三人を見て、本当に良い子が入ってくれたなと、嬉しくもあり、頼もしくもありました。

しかしその後、逆に重苦しい相談を受けました。

入社30年以上の大ベテランが、長期の休みを取らしてもらうかも?との事でした。

以前からなのですが、自宅で一緒に住まれているご両親とも、介護が必要な状況で、とても仕事どころではないのです。

勿論、私としても、駄目などと言える話ではないし、何故生きるのか?何の為に働くのか?を常に問いかけているウエダ本社としても、まず、家庭の事、今後の事をどうするか?を考えてもらう事が一番だと思います。

しかし色々な事が仕組み化できていない中小企業としては、一人が抜ける事って大変痛いのも事実です。

そんな事を考えると、中小企業では特に、会社経営をするという事、人を雇うという事は、大げさではなく、その人達の家族も含めた人生を背負っているのだと、改めて実感した日でした。

うちの会社でもありますし、世間でも、”仕事とプライベートは別、プライベートはタッチしないで下さい”という雰囲気がありますが、やはりそういう感覚は、中小企業では取り入れるべきではないと思います。

ウエダ本社の大事にする価値観では、京セラさんじゃないですが、大家族主義でいきたいと思います。

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