2010年2月17日水曜日

年収300万円時代の生き方

今日、昼間はオービックさんのセミナーに行きました。

知り合いの社労士の先生が講師であったのと、題名も年収300万円時代の利益の上げ方だったか、インパクトのある題名に釣られたという事もあります。

国の負担で一番重いのが社会保険料であり、今後これを確実に上げていく事や、ワークライフバランスを目指していくので、そういう時代に向けての企業の対応についての話でした。

年収300万円時代というのは、企業も負担が増え、しかしそれに反して時短を含め求められる事が多くなるので、男性社員の年収は今後減っていく事になり、400万円以下の層が増えていくという、サラリーマンにとっても大変厳しい話です。

先日、堀場最高顧問が政府に呼ばれ、意見を求められて話して来られた際の感想をお聞かせ頂いたのですが、今の民主党政権は、経済、ビジネスの根本が分かっていなく、受け手側と、供給側という、二手でしか考えられていないという事を言われていました。

受け手側というのは消費者であり、供給側というのは企業、特に大企業という事で、民主政権はこの受け手側を守るという施策を取っているが、企業を傷めるとそこで働いている社員は家へ帰ると消費者であり、結局はそこに回らなくなるという原理が分かっていないという事でした。

今日の話などは正にそうで、国も本当に本質的に考えず、表面的な対処を行なうと、結局は、そのつけが消費者に回り、弱い立場の人にしわ寄せがいくという構図を何故分からないのでしょうか?

そんな時代に向かっていくわけですから、うちの社員も含め、日本のサラリーマンは、はっきり言って自立していかないといけないと思います。

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