2010年2月27日土曜日

嬉しい出来事

今日は出勤日であり、午後には栃木から来客がありました。

この方は以前、XEROXの表彰式で1位になった際に、声がけをして来て頂き、以来、うちの会社には興味を持って頂いている方です。

昨年にも来られた事があるのですが、今日来られて嬉しい事に、”会社が以前と比べても明るい感じがするのと、社員の方の笑顔が多くなりましたね”と言って頂けました。

又、”それは具体的に指導をされているのですか?”と聞かれたのですが、日々、朝礼、研修などで生きかた、考え方については話しているが、マニュアル的に指導などはしていないという事と、私は逆に土曜日だったので、半分以上が有給取得で休んでいたり、電話も少ないし、人が居ないところでは、電気も消していたりするので、いつもよりも暗い感じですよと言うと、”それはホントに凄いですね!”と言って頂きました。

私は大体、個人的な結果などについて、褒められてもあまり嬉しがる方ではないのですが、社員の向上だとか、対応だとか、会社の雰囲気など、しかもそれを社員が自発的に行なっている事を褒めてもらうのは、大変嬉しいですし、やっていて良かったと思えます。

毎年バレンタインは女子社員からチョコをもらいますが、今年は特に嬉しい事がありました。

皆コメントなどを付けてくれるのですが、ある一人の女性が手紙を持ってきてくれました。

そこには私が普段言っている事であったり、研修などに参加したりして、価値観、生きるという事に対してなどの考え方が大きく変わり、積極的になった事、同じく触発されて頑張る女子社員達の姿を見て尊敬できる事、そういう人達と会社を良くして行こうという考えになった事などを綴ってくれていたのです。

ウエダ本社に来てもう10年が経過しましたが、心底嬉しかった事と言えばまだまだ数える程ですが、この様な出来事は、やっていて良かった!と苦労が報われたと思える瞬間です。

確かにここ最近、格段に成長してきている人が何人も出てきて、目に見えて変わって来ているのを感じます。

これに数字が伴ってくると、言う事はないのですがね。。

油断は禁物

今日は、終日社内作業にあてておりました。
今週は、イベント関連の話で各所にまわり、かなり構成が頭の中で纏まってきたので、提案書の作成をしていたのと、来週ちょっとした出張があるので、その準備に充てておりました。

夜は、京都流研究所ということでお世話になった伝統みらいの方と、会食しながら、こちらもイベントで何を一緒にできるかという相談をしておりました。

昨年まででは、イベント前になってくると、打ち合わせが日中では時間取れないので、夕食を取りながらとなる事が多く、ひどい時には、別々の三人に用事があったのですが、時間が無かったので、私を含め四人で食事を取りながら、一人づつにお願いをしていったという様な事をしておりましたが、三度目の今年は、構成が纏まりさえすれば、少し余裕を持てるかなとも思いますが、、油断すると良くないですね。

2010年2月25日木曜日

富士ゼロックス社長からの発破

今日の午前中は、ある会の今後の運営についてのミーティング、午後から本業に関しての営業1件、そして京都府にイベントでの企画説明と、バラエティーに富んだ訪問の一日でした。

昨日は、富士ゼロックスの山本社長が来社して頂きました。
ゼロックスビジネスでは、普段は、各販社(我々の場合は、富士ゼロックス京都)とのビジネスですので、富士ゼロックスの社長が来社頂いたのは、初めてでした。

山本社長からも、おたくが7位では、富士ゼロックス京都も成績は上がらないのだから・・と発破をかけられました。というか、発破をお掛け頂きました、ですね。
有り難い話です。
富士ゼロックス京都に寄られる事があり、その時間を割いてわざわざ弊社にお立ち寄り頂いたのですが、これもある意味、1位から7位に落ちた効果でしょうか?

こういう期待、ウエダ本社の優位性を生かせるように、巻き返したいと思います。

2010年2月24日水曜日

京都市教育委員会さんから学ぶ

昨日から、漸く今年の京都流議定書イベントについて動き出しました。

と言っても、まずは関わって頂きたい、協力頂きたい団体などに順次相談に行っている段階です。

昨日、今日とイベント関連の来客、訪問予定を中心に活動しておりましたが、京都市教育委員会のある部署に訪問した際、入り口のところに”岡村充泰様、ようこそお越し下さいました。”と黒板にチョークで書いてあり、大変驚きました。


面会した部長さんに、どうしてこういう事をされる様になったのかを伺うと、うちの社員が、来客者に向けてウエルカムボードを用意している事を知って頂いていた教育委員会の方が、”良い事は真似しよう”との事で、”ウエダ本社さんの真似をさせて頂きました”との事でした。

そこで、又、そういう姿勢が素晴らしいと言うと、”我々も民間企業の良い所は吸収していかないといけないですから”と仰っていました。

学校が悪いとか、役人が悪いという意見もあったりしますが、こういう感覚を教育委員会さんが持っておられ、しかも実践されているという事に驚くとともに、大変嬉しく思いました。

誰が悪いという様な論議は、天に唾を吐いている様なもので、どれか、誰か、一方が悪いわけではなく、そうなる構造が悪いのであって、それを生み出している背景が悪く、その中で生まれて来た、育ってきた人が、先生になり、親になり、役人になっているのです。

そんな中、役人である教育委員会さんのこういう姿勢は、大変素晴らしいと思いますし、人を育む教育現場が、こんな事から、良くなっていく事を期待したいと思います。

2010年2月23日火曜日

長い月曜日

昨日は、来客二件、社内会議一件、夜は、今年度から幹事になる会があり、その新旧交代の引継ぎ懇親会があり、その後二次会で、10時半頃終了しました。

なのですが、そのメンバーの中には、経済同友会の同い年の三人がおり、その三人で、軽く一軒のつもりが、議論が白熱し、結局帰宅したのは夜中の2時、そこから入浴と、メールチェック、日報確認だけをサッと済まして、3時に寝ました。

月曜日からこれをやってしまうと、1週間結構きついんですが、仕事とか、経営とか、そんな話が白熱すると、切り上げられないんですよね。
経営者にとっては、それも仕事というか、こういう話の中で勉強になる事が多いですから。

先日ソロモン流で、音楽家の青島広志氏が取り上げられていましたが、寝る時間は三時間でそれについては、楽しい事をやっているので、全然疲れないし、眠くもないとの事でした。

私も睡眠は多く取れている方ではないと思いますが、それで眠いというのは、修行が足りないというか、まだまだ仕事に対して、そこまで没頭できていないのかもしれません。

2010年2月20日土曜日

XEROX表彰式で思うウエダ本社の価値

今、東京からの帰りの新幹線です。

昨日は、毎年この時期に行なわれる、XEROX感謝の集いという表彰式に出席しておりました。

今年は昨年に引き続き帝国ホテルで行なわれましたが、私にとっては居心地の悪い表彰式でした。
というのも、昨年まで三年連続日本一を達成していたのが、今年は7位と大幅にダウンしたからです。

今年から、基準が変わり、昨年まで各県別でカウントしていた成績を全国一括となったので、全国組織の会社が上位になる事は予想されていたので、1位は無理だと思っておりましたが、昨年までと同じ様にカウントしても、4位以下には間違いはないですし、相手比較ではなく自社の昨年比較でも大幅に落としているので、論外な話でした。

何か居心地が悪い感じがするのは、XEROXさんの表彰式は、その後の懇親会まで、しっかりと順位通りに座るので、この三年間は富士ゼロックスの社長の隣でありましたし、そうでなくとも、歴代社長と同じテーブルに座っておりましたが、7位では隣のテーブルになってしまい、常連メンバーの他社の社長さん達には、”寂しいじゃないか”、”来年は戻って来いよ”など口々にお声を掛けて頂いたり、又、毎年1位になりますと、全パートナーを代表して最後にスピーチを行ない、それを3年連続でさせて頂いておりましたので、私の事は、皆さんが知っていて頂いており、エレベーターやホテル内でも”なかなか厳しいですよね~”など色々お声掛け頂けるからです。

最初に1位になった際のスピーチで来年に1位になる事はありませんと言ったのですが、今回の大幅ダウンは、言い訳ではなく、その頃から予測できていた事でありました。

連続1位はありませんと、大それた事を言っていたのは、決意表明の意味もあり、成績は落としても、うちの会社は
営業変革を思い切ってやらないと、生き残っていけないので、それを思い切りやります。
その為には、私が考えている通り進めると、二年連続1位になる事はありませんという意味でした。

ところが、二年、三年と結果として1位になっていたのですが、逆に言えばこれは、私が考えている通りに、営業変革、体質改善が進んでいないという事を表しているものでもあったのです。

そういう意味では今回は、2位だと3位とかより、思い切り落ちた事は、良かったとは思いますし、又それをバネにしなくてはならないと思います。

しかし同時に、全国の販売代理店の中で、皆さんからお声掛けして頂き、注目して頂けるというこの存在は、今回は居心地の悪さを感じましたが、再び浮上して、大事に守っていかなければならないと改めて感じました。

昨年は2位で、今年はちょっと力を入れられただけで、簡単?に1位になられた鈴与商事の社長さんからもわざわざお声掛け頂きました。

鈴与商事さんと言えば、静岡で航空業界にも参入された大商社ですから、XEROXビジネスでのうちの位置がなければこの様にお声掛け頂く事などまずないと思います。

来年再度!と思いますが、こんな飛行機飛ばしてられる会社と競うなんて・・ちょっとXEROXさんも考えてほしいですね。。

2010年2月18日木曜日

そろそろ京都流議定書2010

今日は終日社内におりました。

夜に東京に入る予定でしたので、社内で企画を纏めていました。
何の企画かと言いますと、今年もやります!京都流議定書イベントについてです。

慣れも出てきていたり、大枠の構想は去年の内に頭には浮かんでいましたので、余裕を持っていたのですが、去年の動きを見ても、もう動かないとと焦りも出てきて、企画を纏めることと、その動きの為のアポイント取りを行ない先程新幹線に乗りました。

企画を考えるのは好きですね。

考えてみると、繊維商社時代は、それこそ水モノの、ヤングレディース向けの生地の企画営業を一年中行っていましたし、独立後は商社などに、企画提案を持ち込んでいました。
日本には本当の意味の”営業”という職種がないと言って、この頃は、営業代行という事を掲げて、販売力が弱いメーカーなどの営業代行も行いました。

私にとってはイベントの企画を考えるのも、営業をするのも全く同じ感覚で、イベントを考える場合は、何に光を当て、何を誰に訴えるのか?という事であり、その事で、お役に立つ事を考えるわけですが、営業でも同じで、お客さんに対して、何に光を当て、何を訴えて、どういうメリットを感じてもらえるのか?を考え提案するわけです。

去年までは、うちの営業自体が、こういう事の意味が分かっていなかったので、イベントと自分達のお客さん、ビジネスと関連付ける事ができていませんでした。
今年は、多少分かってきてくれているので、そろそろ自分達のイベントにしていけるでしょうか?
そうなってくると、うちの会社も漸く変わりだすと思うのですが。

2010年2月17日水曜日

年収300万円時代の生き方

今日、昼間はオービックさんのセミナーに行きました。

知り合いの社労士の先生が講師であったのと、題名も年収300万円時代の利益の上げ方だったか、インパクトのある題名に釣られたという事もあります。

国の負担で一番重いのが社会保険料であり、今後これを確実に上げていく事や、ワークライフバランスを目指していくので、そういう時代に向けての企業の対応についての話でした。

年収300万円時代というのは、企業も負担が増え、しかしそれに反して時短を含め求められる事が多くなるので、男性社員の年収は今後減っていく事になり、400万円以下の層が増えていくという、サラリーマンにとっても大変厳しい話です。

先日、堀場最高顧問が政府に呼ばれ、意見を求められて話して来られた際の感想をお聞かせ頂いたのですが、今の民主党政権は、経済、ビジネスの根本が分かっていなく、受け手側と、供給側という、二手でしか考えられていないという事を言われていました。

受け手側というのは消費者であり、供給側というのは企業、特に大企業という事で、民主政権はこの受け手側を守るという施策を取っているが、企業を傷めるとそこで働いている社員は家へ帰ると消費者であり、結局はそこに回らなくなるという原理が分かっていないという事でした。

今日の話などは正にそうで、国も本当に本質的に考えず、表面的な対処を行なうと、結局は、そのつけが消費者に回り、弱い立場の人にしわ寄せがいくという構図を何故分からないのでしょうか?

そんな時代に向かっていくわけですから、うちの社員も含め、日本のサラリーマンは、はっきり言って自立していかないといけないと思います。

2010年2月16日火曜日

京都流研究所

今朝の京都新聞に、ウエダ本社内に設置することになった、京都工芸繊維大学さんと動作解析を研究する為のスタジオ、京都流研究所を載せて頂いていました。

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20100216000029&genre=G1&area=K00

大変大きく取り上げて頂いておりますが、私もこれは、ビジネスにどう繋がるか?と言われると、明快に答えられないのですが、取組自体は、大変面白いし、意義深いし、色々な分野で活用する事ができると思います。

今日は昨日の日帰り出張に続いて、朝から直行、2時に出社し、その後、来客2件と会議で、殆ど席に着けずに終わりました。

ちょっとバタバタしてて、なかなか企画を纏める事や考え仕事が、うまく進んでいないのですが、自分の仕事、行動を一度動作解析した方が良いかもですね?

ハイグローブ展と人の繋がり

以前、チャールズ皇太子私邸の庭園植物を67名の植物画家が水彩画に描き、その版画集を販売した金額をチャリティー財団に寄付するというプロジェクトの紹介と、その展覧会が二条城で開かれたという事をブログに書いておりましたが、その東京展が今日から東京の丸ビルで開かれ、そのレセプション出席の為、日帰りで東京に行ってきました。



東京展では嘉悦学園を紹介し、十数名がボランティアスタッフとして手伝ってくれていただけで、他の協力は何もしていないのですが、京都でも若干ご協力していた事もあり、入り口にあるチャールズ皇太子の写真入りのボードには協賛ウエダ本社と出して頂いておりました。


英国大使や、小池百合子さんなども来られていた晴れがましいところで、ウエダ本社の名前を載せて頂いていたのは光栄な事でした。

キャスターの蟹瀬誠一さんも来られており、以前京都で面識があったので、ご挨拶程度お話させて頂いていました。

驚いたのことに、帰りの新幹線で、メールをチェックすると、蟹瀬さんから挨拶のメールを頂いていました。
キャスター、会社経営などご多忙で、たくさんの方にもお会いされておられると思うのですが、こんな対応までされているとは驚きました。

考えてみると、うちでやっているイベントもそうですが、色々な事が人の繋がりで成り立っているのですから、そういう事を大事にしないとと改めて勉強させて頂いた様な気がします。

2010年2月12日金曜日

寝ないセミナー

今日はあるセミナーに出席しました。

その講師は、20数年間で一人の居眠り者も出した事がないと自負していました。

それを聞いてちょっと不安に思ってましたが、私の勘の方が当たっていた内容でした。

勘ではないですね。

20年もの間、セミナーを行なって一人も寝る人が出ていないなんてあり得ないし、大体自分でそういう事を言う人で、ホントにその期待以上だったという人にはお目にかかった事はないですから。

という事で、やる事も多いので、休憩の間に抜けて帰ってきました。



今日は12日ですが、明日、明後日が休みなので、一足早くバレンタインを迎えました。

ちょっと嬉しい事があったのですが、勝手に書くわけにはいかないので、又了解を取ってから書くようにします。

残念ながら、思わぬ本チョコをもらって、トキメイタという話ではないので、ご安心下さい。

2010年2月11日木曜日

誰の研修?

昨日は、同行営業を一件行ないました。

通常同行営業というイメージは、営業に社長が付いていって表敬的に挨拶する様なイメージかもしれませんが、今私が行なっている同行営業は、私が営業で殆ど話し、営業担当が付き添い的なものです。

ウエダ本社としての向かっていく方向、価値観、そこを分かって頂けないと、それこそ存在意義がない、という事を言っていても、なかなか、それで営業が理解して動くという所までいけないので、少しでも実践し、実はお客さんに話していて、実際は同行している社員に聞かせて、営業改革を行なう狙いが半分あるのです。

しかし、自分で回っていくと、ウエダ本社という会社の実商売においての存在意義は、凄くある事を痛切に感じます。
絶対的に、企業にとって、独立系でワンストップで展開できる我々だからこそ、有益な提案ができるのですが、それが、企業に入り込んでいくと、企業の仕組みや、流通の仕組みなどで、全く実現されていない、その事に気付きます。

そこをやらないといけないのに、そこに大きな価値があるのに、うちのメンバー自体が気付いていないという事で、
又、より焦りをつい感じてしまいます。

夕方からは、4月から新入社員が入ってくるにあたって、1ヶ月間の研修プログラムを、現社員全員に割り振りをして研修する中身自体を作成させていくのですが、そのキックオフミーティングを行いました。

これは、うちの会社が次ぎのステージへ向かう為には、仕組み化が急務なのですが、そういう仕組み化する事は、私には経験がないので、コンサルも入れながら、中身は自分達で手作りという方法で行なっていきます。

一見、営業に行っていたり、新入社員向けの教育プログラムを作成したりを行なっている様に見えて、実は、
中に居る、現メンバーの教育、研修を実地で行なっているという事を、ちょっと感じ始めたかな~?

2010年2月10日水曜日

福井キャノンさんを訪問して

昨日は社員と一緒に参加しておりました、ある経営品質の勉強会の卒業旅行?でもないのですが、最後にベンチマークとして福井キャノン事務機さんに4社計17名で訪問してきました。

 福井キャノンさんは2006年に日本経営品質賞を取られている進んだ会社ですが、同業社であることと、実行責任者である専務が、段階を追って詳しく説明して頂いたので、大変分かりやすく、我々の会社にとっては有益なベンチマークでした。

経営品質を勉強していて、素晴らしいとされている会社は、素晴らしいのは分かるけど、この位置からどうやってそこまで行くの?というモヤモヤ感が生まれます。

その面で今回は、うちの社員にも得られる事が多かったと思いますし、一番有り難いのは、私が幾ら言っていても腹に落ちない事が、他の会社の社長や幹部の方が言われると、そうか!となるのです。

そういう意味では、一緒に勉強している他の会社の社員の方々と交流する事も、実は大変大きな効果があると思います。



福井キャノンさんを出た後、今回もコーディネートをやって頂いた人見社長の計らいで、駅前で車座になって食事を取りながら、研修の振り返りを行い、帰りの電車ギリギリまで楽しい討論を行いました。

 私はと言えば、なる程と思う事、全く追いつけないと思う事、ならば、うちの会社はこの方向で行こうと思う事、そして、その為の課題など、色々な事が頭を巡り、帰宅後もあまり寝れませんでした。

でも、こういう寝不足は、心地よいもんです。

ひょっとして”日本で一番大切にしたい会社”?

昨日はDo it のDVDを制作されているブロックスさんが来社されました。


Do itと言えば、ネッツトヨタ南国、伊那食品、沖縄教育出版など今や、ベストセラーになっている日本でいちばん大切にしたい会社でも紹介された感動経営を続ける会社のDVDを作っている会社です。

そこがついにウエダ本社を取材!  ではなく、京都での営業や、展開について、話に来られました。

と言いつつも、うちの展開をご案内し、色々な取組には関心を持って頂いたようです。

そう言えば、日本でいちばん大切にしたい会社の作者である坂本さんを良くご存知の方から、以前ウエダ本社の活動は気に入られる筈なので、お連れすると言われる方がありました。

その直後に、あの本が出版され、瞬く間にベストセラーになって、取材先が一気に増え、回りきれない状況になられたそうです。

もう少し前であれば、今頃うちの会社も、日本で一番大切にしたい会社の仲間入りをしている・・わけはないですよね~まだまだ。。

夜はまた、ある方と会食してました。

10年ほど前から知っていた人ですが、ゆっくり話したのは初めてで、又この人が立場のある人にも関わらず、とても理念がすばらしい人で、又、良い人見ーつけたという感じでした。

2010年2月6日土曜日

価値観が生む人の繋がり

昨日は午前中バスコムという会社さんが、連携されておられるメーカー2社と一緒に来社され、それぞれの先を紹介して頂きました。

その先さんとうちを繋いで、そこで商流が生まれれば、自社はそこで生まれてくるであろう工事でビジネスできるのでそれで良いとのスタンスでした。

バスコムさんとは経営品質の勉強会で知り合う事になったのですが、仕事的にも補完できる関係があり、うまく連携していけるのではないかと思います。

単に物だけ売り買いする関係であれば、どんな先でも良いのでしょうが、お互い補完して連携していこうという先は、やはり価値観とか、目指している方向が似ている先でないと組めないと思いますし、そういう意味でも経営品質の勉強会で出会った会社というのは、連携していくにも価値観が合うので、良い関係が作れるのではないかと思います。

夜には、またまた異質な方々と会食をしていました。

ロンドン在住の日本人や教育関係者など、自分ながら、何故こういう異質な方々と交友しているのか?と思うときもありますが、やはり、これも業界や仕事や、立場が違っても、価値観や、目指している事やレベルに共鳴できたりするのだと思います。 

又、そうでないと、人付き合いも疲れますからね。

朝青龍引退よりも山田知事出馬

昨日(現時点では一昨日)は朝からクオリア研究会の朝食会で、そこに講談社の雑誌セオリーが取材に来られ、朝食会の後、インタビューを受け、帰社後は仕入先とのミーティング、午後得意先訪問をし、夜は、山田知事を囲む会に出席と、バラエティーに富んだ一日でした。

丁度この日は三選出馬表明をされた日で、世間では朝青龍引退のニュースが駆巡っておりましたが、この会の中では、半年程前に決まっていたこの日に出馬表明というのは凄い、と沸いておりました。(ご本人は議会初日にするのが筋との事で以前から決められていたそうですが)

中央では民主、自民は相乗りはできないという事でお互いにらみ合う中、今回は政党支援を受けずに出られましたので、支援面で厳しい状況が予想されます。

朝食会でも、京都府知事というのは、京都府の半数以上を占める京都市民からすると遠い存在だという話が出ており、我々からすると、山田知事の実績、実力、人柄など文句無いと思っておりますが、意外と遠い存在で、政党支持を受けないとなると、かなりリスクもあり、逆に言うと山田知事以外ではできない事かもしれません。

いずれにしても、国政では情けない事ばかりですので、我々は自分達でできる事をやっていかないといけない
と思います。
地元を良くする事、私であれば京都を良くする事、そして京都を良くする為には、しっかりと良いリーダーを選ばないといけないと思います。

残念ながら、国レベルでは、直接リーダーを選べないのですから。

2010年2月4日木曜日

京都流研究所

昨日の午前中は、今回、ウエダ本社ビル内に京都工芸繊維大学と動作解析を行なうスタジオ(京都流研究所)を設置したことについて、京都新聞さんの取材を受けておりました。

工繊大さんは伝統技術を中心に研究しておられますが、伝統に関わらず、技やノウハウが介在しているものであれば何でも対象であるので、サービス業など、人がポイントになる業種では、研究する価値がある事は多いと思っており、当社としても、独自の分析を行なっていきたい思っています。

午後は、ある先と包括的にビジネス連携をできないか?という話で営業訪問、その後、社に戻り、この4月に入社してくる新入社員の研修プログラムをプロジェクトチームを作って、検討しており、そのミーティングと、来年の新卒採用についての打ち合わせを行ないました。
今年4月入社の新卒者は、私がウエダ本社に来てから初めての新卒採用であり、その分、迎え入れる体制もしっかりしていかないといけない事、又、昨年でも大変な倍率の中で、縁あって入社してもらう事になったので、しっかり育っていってもらえる様、手間暇はかかりますが、研修プログラムをしっかり作る様社員達で取り組んでもらっています。

来年度も新卒採用は誠に苦しいながら継続していこうと思っていますが、人数は取れない割りにエントリーは大変な数があり、厚かましいながら、会社説明会に参加してもらうところからハードルを高く設定し、本当に価値観が合う人を探していくことになると思います。

来週からマイナビ上で説明会の募集を開始しますが、果たして今年はどんな感じになるやら・・です。

2010年2月3日水曜日

論語と算盤の企業観

昨日、経済同友会の経営問題研究委員会でスピーカーとして来られた渋沢健氏のお話を伺いました。

渋沢栄一氏の孫の孫という方で、現在は投資コンサルティング会社を経営されておられます。
渋沢栄一という人は近代日本資本主義の父とも言われ、現在のみずほ銀行にあたる第一国立銀行を始め500にものぼる企業設立に関わったという、正に日本の会社の仕組みを作ったと言っても過言ではない人です。

しかし、三井、三菱などの財閥系の様になっていない事を不思議に思っていたのですが、私利私欲を超え、教育・社会・文化事業にも力を注がれ、600もの公共・社会事業にも関わっておられた方の様です。

その子孫である渋沢健氏が栄一氏の足跡を調べ、検証されていかれ、企業とは何か?について、ご自分の経験と栄一氏の考えを摺り合わせたお話は、私にとって、腹に落ちる事が多くありました。

ノーベル賞受賞者のミルトン・フリードマン氏は、企業の社会貢献は、合理的ではなく、矛盾しているとの見解であり、健氏も渋沢理論は間違っていたのか?という思いも持たれていたそうです。
しかしその後、同じノーベル賞受賞者のムハマド・ユヌス氏が、人間に多様性がある様に、その人間が集まった企業にも多様性があり、収益性だけが企業価値を反映しているではないという説を唱えられ、健氏は、これをもってフリードマン氏は20世紀の企業論であり、21世紀はユヌス氏の説が正しいのではないか?と渋沢理論に自信を持たれた様です。

興味深いのは、日本で株式会社の仕組みを作られた渋沢栄一氏が、明治の頃、既に会社の存在意義や存在価値において、数値化できない資産が重要だという考えを持たれており、何の為に会社を行なうのか?何の為に生きるのか?どういう人生を歩むのか?という様な事について私も考えていた事を証明してもらった様な、すっきりした気持ちになりました。

最後に、子の曰く、これを知る者は、これを好む者に如かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如かず。という論語で締めくくられていました。
それは、①物事を知る事は大事。②知る事より、好きである事が大事。③好きであるより、楽しむ事が大事。という意味だそうですが、知る事と好きである事は一人でもできる事だが、楽しむ事には人が集まってくるとの事であった。

だから楽しまないと駄目。
ただ、これは、面白く楽しいだけという意味ではなく、厳しい事も楽しもうという意味であり、そんな人や会社には人が集まってくるのだという意味だと思います。

私もまだまだ課題だらけで、悩み多いですが、それ自体を楽しむ様にしたいと思います。

前原大臣と松下幸之助さんの国家観

一昨日になりますが、前原誠司さんの新年会に参加しました。

昨年でも1000名程の出席者で着席スタイルで行なわれていましたが、今年は与党であり、大臣でもあるので、京都のホテルでは着席で対応できる場所がなくなり、立食での開催となりました。

という状況でしたので、私は、ご本人の挨拶を聞いて直ぐ、失礼させて頂きましたが、いつもながら挨拶を聞いていても、現在の政治家の中で最も素晴らしいのではないかとさえ思います。

良くも悪くも芯がブレない人で、自分の損得よりも国家感を持った方です。

京都は政治の面でも恵まれているのですが、民主党の議員で素晴らしい人が多く、自民党政権時代から、経済界では、党は自民党支援だが、個人的には・・という事で民主党の議員さんを応援されている方が多かったのですが、又現在、その方々が国政の重要なポストに就かれ、京都にとっては国政が身近に感じられる様になっています。

以前からお付き合いさせて頂いていると、政権をとってから、ちょっと変わって来たんじゃない?と良くない意味で感じる人もおられますが、その中においても前原さんは、全く変わられていないと思います。

これら、素晴らしいと思われる議員さん、殆ど皆、松下政経塾出身者なのです。
そう考えても、松下幸之助という人は、トンでもなくデカイ人だと改めて思います。

企業は公器という事も唱えられ、会社の存在意義も常に訴えておられましたが、全てにおいて大きな国家感を持たれていたのだと思います。
晩年、と言ってもご本人は120歳まで生きると思われていたらしいですが、結局、素晴らしい政治家を育てないと、日本が駄目になるとの思いから作られた松下政経塾、そこで育った人たちがようやく日本の中枢に入ってきたのです。

何事も人を育てないと動いていかないと思いますし、人を育てて、変革をしていくのは長い年月を要することなんですね。
うちの会社もひとづくりが、まだまだできていないですね。。

2010年2月1日月曜日

10’2月ウエダ本社社報

【 社      報 】
2010年 2月 1日
株式会社ウエダ本社

《ブログ再開に向けて》


京都流サイトをリニューアルすることにして、暫くの間ブログも休んでおりましたが、今月からブログのみ仮スタートすることになり、この社報も又、WEBでも公開することになります。

毎日書くのは、労力も必要で、再スタートすることは本音を言えば億劫な面もあるのですが、休止してみると多くの方から、“よく見ていたので早く復活して下さい”というお声を頂き、改めて、会社やプロジェクトなどの代表というものは、何をどの様に考えて行なっているのか? どこに向かって進めたいのか?などを常に発信していくことが重要なのだと思いました。


2011年度の採用に向けた、会社説明会などもそろそろ準備を始めて行くことになるので、この厳しい状況下、必死に就職活動をしている学生に向けても、又業績が厳しい中、採用していく我々側も、お互いにとってミスマッチにならない様、会社の方向性や、私自身がどう考え、どう進むのかを、明確に発信していかなくてはならないと思います。

このブログを休止していた2ヶ月半程の間でも、ウエダ本社を取り巻く環境はより厳しくなっています。
それこそ、京都流という様な、利益を生まない事にお金を掛けている場合か?本業以外の環境、教育、社会貢献活動などに関わっている場合か?と考えざるを得ない状況でさえあります。
しかしその反面、こんな活動を通して、自分達で良い会社にして行こうとする人も出てきてくれていますし、会社自体も成長し始めているということを考えると、やはりウエダ本社としては、京都に対して、オフィスという領域を通じて、どんなことで社会を良くできるか?ということを大切に考えていく会社であり、そういうことが大事だと思う人の集団にしていきたいと思います。
自社が儲かって初めて社会に貢献できるのだから、そんな社会貢献的なことをやる間があれば本業に専念するべきと言う人も多いですが、我々の規模で、本業の追及だけで、社会から求められる存在になるのか?“日本に残したい会社”少なくとも“京都に残したい会社”などと思われる存在になり得るか?を考えると、大変難しいと思います。

 
私は、社員やその家族が誇れる会社、そしてその為にも京都にとって無くてはならない会社を目指していきたいと思いますし、その為に又これから、思いを発信し、ウエダ本社の存在価値を追いかけていきたいと思います。

ブログ再開しました。

仮稼動で本日より、ブログ再開致しました。

京都流サイトの不具合を起こし、ご登録頂いていた皆様にはご迷惑をお掛けしております。
早い時期から仮にサイトを立ち上げるという選択もあったと思いますが、以前から、全体コンセプトを見直していく必要もあり、この際、長期に止めてでも新たに作りなおす事を選びました。

ただ従来から、京都ネタとは別に、私のブログにつきましては、ウエダ本社の取引関係や、意外と色々な方が見て頂いていた様で、有り難いことに、早く復活して下さい!というお声もたくさん頂いておりました。

新サイトはこの春からのリニューアルとなりますが、ブログのみ先に今日から再スタートする事になりました。

休養充分というより、ペースが鈍っているという方が強いですが、日報の代わりという事もあり、できるだけ毎日UPしていきますので、又、ご興味ある方は、お付き合い下さい。