2009年10月8日木曜日

食と芸術

教育懇話会



千住博氏-美しいという字は羊が大きいと書く。羊は昔豊かさの象徴であった。豊かさが大きい→美しい。

美とはある種の豊かさ。美とは生きていく上での理想。 

仏写真家ソフィ・カル”盲目の人々”あなたにとって美とは何ですか?

盲目の人とその人が答えた物の写真を撮った作品。

それで言いたかった事は、美とは目で見るものではない。

美とは五感で感じるもの+生きている喜び。

美とは五感を使って生きている喜びを感じる事。

美とは全ての動物が生きる上の本能である。



美味と書いて美味しいという。

食べて元気になる。

食べる事で元気になる→美味しいものではないか?



芸術はイマジネーションを伝えていこうとするコミュニケーション。

しかしそれは生きるという事に関わる感性でないと駄目。

芸術派人々が仲良くやる知恵ー平和の創造にかかわる事。

芸術は生きていくコミュニケーション、五感で感じるコミュニケーション。

だからこそ、今の時代芸術的発想が重要。



本来持っていたセンサーにスイッチが入っていない。(便利すぎて感性が鈍っている)

歩くことで、センサーのスイッチを入れる。



嵐山吉兆徳岡氏

お客様に伝える為には、お客様をイメージする。

それを満たす為には、生産者との関係を作らないといけない。

生産者の苦労を知る→土地、気候を考える→それらの循環がある→おいしさ



おいしかったのは当たり前。

帰って翌日まで、何年か後までおいしくなくてはならない→感動



わびー空間に対する尊敬

さびー時間に対する尊敬

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