2009年10月30日金曜日

ウエダ本社産焼いもを食べながら

今日はうちにとっては上半期の最終日、昨年から今年は大変な年になるので、何とかここを踏ん張ろうと言って取り組んできましたが、大変厳しい状態でした。

川畑社長曰く、”数字は実に正直で、今までやってきた通りの結果を出す”との事ですから、ここで出ている数字は、きっちりとした対策、仕組みが打てていない結果だという事です。

最終的には、皆の頑張りもあり、最低の最低の最低の目標は何とかクリアする事はできました。

そんな厳しい数字とは裏腹に、今日も雰囲気は、まだまだ川畑ワールドが広がっていました。

屋上のお守をしてくれている女性社員が、朝7時半に出社し、屋上庭園で採れたウエダ本社産さつまいもを石焼にしてくれていて、仕切り役を名乗り出てくれた女子社員の司会で、焼き芋を皆で食べながら朝礼を行いました。

下半期からは、川畑マジックを継続し、一気に変革を図っていきたいものです。

2009年10月29日木曜日

川畑社長 恐るべし

本当に光栄な事に、今日沖縄教育出版の川畑社長が来て下さいました。

以前、私は沖縄で二度、それぞれ1時間程じっくりお話させて頂く機会を頂き、うちの展開している事や、目指している事をお聞き頂き、良い事をやっていると言って頂き、”私で役立つなら、会社へ行きますよ”と言って頂いていたのでした。

昨日も殆どの社員はフォーラムに参加させ、今日も電話対応してくれる人を残して全員、川畑ワールドを経験させて頂きました。

私自身、こういうアプローチを体感したのは初めてでした。

皆が円になって座り、どんな研修をやるのか?どんなお話をして頂けるのか?と思った筈です。
私はそう思っていました。

が、言われたのは、今感じていることを感じているまま口に出して下さい。

それだけです。
沈黙が流れます。

この沈黙をどうしたら良いのか?何を求められているのか?頭を巡ります。

何人かがその通りの心境を語ります。
その後、ある女性が感じている事を話ます。
感極まって涙を流しながら。

それは、ウエダ本社全体に共通する、雰囲気に関する課題でした。

そこから色々な人の思いが吹き出し、2時間程のミーティングはアッという間に終わりました。

参加した女子社員達は口々に、何か心理カウンセラーに心の底を聞いてもらっている感じであった。と。

びっくりしました。

女子社員には少々好かれている(笑)と思っていた私ですが、ほんの2時間で全員、川畑ファンになっていました。

先日来、気づいてきたことですが、経営品質や、色々な手法、仕組み、何だかんだで、結局一番肝心なのは、社長の人間力なんですね。

それを痛感させられ、幸いな事に!たくさんの課題を見出した日でした。

2009.10.28 京都フォーラム

川畑社長-土壌(文化、社風など)がある中に仕組みを作る。
生命体は無くなるが、いのちは受け継がれる(つないでいく)もの。
当たり前が大切 当たり前の事が幸福
働くことの意味-働いている事が幸福 誰かをしあわせにする為に働く事
理念は憧れ-地域から家族から憧れられる 小さくても世の中を変えていける会社
降りていく生きかた 清水

村上和雄氏-全DNAの中で働きが分かっているのは2% 寝ているDNAは98%→ONにできないか?
笑いが遺伝子スイッチをONにするか?
糖尿病患者に大学教授の話を聞かす-血糖値が大幅に上がった。
漫才を聞かせたー血糖値が下った
→笑いによって遺伝子がONになる 心を変えると遺伝子のONとOFFが変わる
認知症を防ぐ-なるべく歩く 人の為に働く 食べ物も重要
生きかた、考え方による→ 好奇心、目標、夢を持つ

誰が遺伝子を書いたか?-32億の文字から書かれている
60兆の細胞に中に同じ遺伝子があり、毎日変化している
1gの2000億分の1の中にゲノム情報が書かれている
あらゆる生き物が38億年生きてきた
生物は同じ遺伝子暗号でできている
サムシンググレイト-人間の眼に見えないものが大切ー心、命

愛は脳を活性化させ、遺伝子を活性化させる。
自分の中に眠っているスイッチをONにする-自分の事だけではONにならない

自分の身体は地球の借り物→宇宙から→天から
サムシンググレイトー貸主 私ー借主

仏教はここのサイエンス 
東洋の思想と西洋に科学のバランス

川畑氏&村上氏&大久保氏
シンプルな事を信念を持って繰り返し話しする
野心-自分一代で達成する事 志ー次の世代にまで引き継いでいく事

売り込んでいる間は、売り込みをやめると成績は落ちる
規模-たくさんの人を幸せにするのが良い経営
にせ薬効果-30%~50%効く 祈りはこころのエネルギー
病気は忘れた時に治るー受け入れる
人とチンパンジーの遺伝子は全て同じ ONとOFFが違うだけ
ONとOFFを変えれば人は進化できる ONとOFFの違いは環境
ミラーニューロンー人の喜びを見て喜ぶ遺伝子

京都フォーラム

今日は午後から、京都経営品質協議会主催、素晴らしき経営研究会共催の京都フォーラムに社員総出で参加してきました。



電話の応対とメンテナンスのスタッフ以外は全員、しかも来年の内定者まで参加してもらいました。



営業的には、数字の厳しい中、全員これに参加するのは、大変マイナスですが、それでもこれが最優先事項だという事で、参加をさせていたのです。



そこまでしていたのは、今回のメニューが、沖縄教育出版の川畑社長の講演、遺伝子、DNA解明の権威である筑波大学の村上名誉教授の講演、そして、そのお二人に加え、経営品質の世界では有名な大久保寛司氏のコーディネートによるパネルディスカッションという凄いプログラムだったからです。



キーワード的には、私が何の為に生きるのか?何の為に働くのか?について思っている原点と全く同じで、そこの所を何とか、うちの社員に分かって欲しいという思いでしたが、村上先生の遺伝子の話は、全DNAのうちで働きが解明されているのは僅か2%である事や、人とチンパンジーの遺伝子は全く同じでONとOFFになっている遺伝子が違うだけであるという話など、科学的に、何故、良い事を思い、考え方を変えるだけで良くなるのか?

だからこそ、他人の喜びを追求することが、自分にとってもプラスになっていくのだという事を見事説明して頂き、さぞかし、うちの社員達もたくさんの遺伝子スイッチがONになったことだと思います。??



川畑社長が言われていましたが、当たり前の事が大切で、当たり前な事に感謝するという事、ホントに健康で、何不自由なく過ごしていくと、疎かになってしまう感覚で、私ももっと、”当たり前”に向き合ってみようと思いました。



たくさん響いたことはあるのですが、今日はこの辺で休ませて頂きます。

2009年10月27日火曜日

教育懇話会運営委員会

今日は京都教育懇話会の運営委員会に出席させて頂きました。

以前にも紹介したと思いますが、京都教育懇話会とは、日経新聞、京都経済同友会、京都市教育委員会、立命館、堀場製作所が中心となり、経済界、公立、私立の教育界、それにマスコミが教育を考えていくという画期的なものです。

その運営委員会から、”社会、企業が求める人材像”を聞きたいとの事で、経済同友会からサムコの辻社長、京都機械工具の佐藤相談役、そして、先日もお話を聞いて感銘を受けた半兵衛麩の玉置会長と共にお呼び頂いたというわけです。

私以外の3名さんは、同友会の教育プロジェクトの委員長と副委員長であり、サムコさんと京都機械工具さんは上場企業、半兵衛麩さんは創業320年の老舗中の老舗、このお三方に混じって発言するという事は、光栄な事ですが、自分の立場はどうなんだろう?
そう考えましたが、物怖じしないのは私の強み?でもあり、唯一私だけがまだ小学生を持つ現役?の親であり、中小零細企業だからこその立場から、採用活動の考えや、学生や社員に向けての思い、そんな所を厚かましくも話させて頂きました。

教育については、ずっと以前から私なりの思いがある為、京都的な奥ゆかしさから考えると、物怖じしないのは逆に短所となって、ついつい話過ぎたかなとも思っております。

お隣で、質問されたことについて適格に、しかも一つ一つ深い話をされる玉置会長を見て、自分には、この深みがないよなあ~と改めて感じた日でした。

2009年10月26日月曜日

ビジネスマップ

今日は、ビジネスマップというものの開発者である、ウォーレンさんが来社されました。



マインドマップという手法がありますが、それを学び、ビジネス研修として使われている方です。





先日もこの手法で、ある企業の幹部研修を行った際、普段数字に追われ、厳しい表情をされている皆さんが、楽しそうに自社のビジネス展開を考えている光景を見て、この手法の有効性を再確認したとの事でした。





私もいつも何故生きるのか?から考え、自分の、会社の存在価値は何か?という所から考えているので、社員の皆には本当に楽しんで、仕事をして欲しいと思っています。

ただ、仕事を楽しむというのは、何も常に笑っているという事ではありません。

お金を貰う仕事=プロですから、厳しいのが当たり前だと思います。



ただ、好きな事だから、厳しい事をある意味楽しみ、追求していけるのです。



そこの所が、なかなか多くの人は理解できないのだと思います。



うちの会社でも、そこの所を分かって欲しいと思っているのですが、皆が仕事を楽しんでいるか?と問われると、

なかなか厳しいですね。。



ウエダ本社としてもビジネスマップの研究は、緊急課題です。

2009年10月25日日曜日

世界遺産 九寨溝

上海の後、土日を使って九寨溝に行きました。



以前は成都からバスで11時間、しかも山道を通って死にそうになりながら、行かなくてはならなかった様ですが、今は空港ができ、そこからバスで1時間程で行くことができます。



しかし、その空港は標高3500m以上の所にあり、その日は、乗り物酔いの様な頭痛がありました。

翌日に備え早く寝て、早朝から出かけましたが、そこは想像を絶する景色のオンパレードでした。



私の腕、安いデジカメ、軽くした画像でこの景色ですから、実物は言い様がないのは、ご理解頂けると思います。





行った日は、朝降っていた雨も止み、水面の波もなく、水面には綺麗な景色が映し出されていました。

湖もこの色で、この透明度です。





結婚のアルバム写真なのか、撮影も行なわれていました。



私は残念ながら、一人の写真です。



(ホントは、立石会頭や、麻生副知事などと撮らせて頂いたツーショット写真もあるのですが、許可を頂いているわけではないのと、この背景で男のツーショット写真もないかなと思いまして。。)



九寨溝はチベット族が住む9つの村から名づけられたとのことで、その内の3つの村が開放され、観光地となったそうですが、驚いた事に綺麗に整備され、広大な地域でゴミなども全く落ちておらず、日本などより管理が行き届いているのか、モラルが余程しっかりしている様に思いました。

この九寨溝ツアーは、そんな事も含め中国の奥深さを感じる、大変印象的なものでした。

2009年10月24日土曜日

ベットから上海考

丁度これで500話目の投稿となる様です。

が、昨夜から伏せっており、ベットから投稿しております。

と言っても単なる風邪で、疲れや、寝不足などが重なっただけで、大した事はありません。


そんな中、今日は先日行った中国報告の第一報、上海です。

まず空港からはリニアで市内に入ります。



世界最速、431キロの瞬間!



最初の公式行事は、万博組織委員会との会談です。



会場も準備は着々と進められていました。




その後、森ビルへ。
今回の泊まりは、このビル内にあるパークハイアットです。
フロントがなんと87階、私の部屋は79階でした。



森専務(中国での社長)のレクチャーを受け、その後、案内頂きました。

3桁の階数表示なんて!



100階は展望台になっていて、この様な人ごみです。



100階からの景色は又、違いました。



よく日本では中国もバブルで、万博が終れば、バブルが弾けるという見解もありますが、行った感じでは、万博などは成長のほんの一部に過ぎず、万博後も成長していく様に感じました。

中国を見ていると、先々まで考えて国家戦略を立てている様に感じます。
対して日本は・・以前中国人が日本は社会主義国?と皮肉った冗談を言っていたのを聞いた事がありますが、
日本だけがドンドン置いてけぼりを食う感じがして、大変焦りを感じました。

2009年10月23日金曜日

風邪ひきました。

今日は本当ならば、夕方大阪で打ち合わせの予定しかなく、ゆっくり仕事ができる筈でした。

旅行から帰って、多分色々あるだろうから、空けていたのです。

ところが、昨夜からちょっと様子がおかしかったのですが、風邪をひいた様でした。
熱があまりないのと、昨冬、初めてインフルエンザにかかった経験からして、インフルエンザではないと思ってましたが、社内でもインフルエンザ対策のルールを作ったりしている手前、自分が広めるわけにもいかず、病院にいきました。

結果は単なる風邪でしたので、夕方大阪での打ち合わせに行き、今日はそのまま家に帰ってきました。
少し休んだ後、先程から、日報などを見出して現状を見ると、熱が出てきました。


成績がスカーッと良ければ風邪なんかも吹き飛ぶんですがね・・みんな!

2009年10月22日木曜日

ウエダ本社としての営業

今日は午前中は、出張中の郵送物、FAX,メールなどの対応で終わりました。

午後は、インクカートリッジの回収ボックス設置の話で営業と同行しました。

行ってみないと分からないなと改めて痛感したのは、ここは、ずっと設置自体無理という事で、完全に断られていた先なのですが、違う所から紹介を頂き、実際の担当の方にたどり着いてみると、無理どころか、他の事まで
もっと拡げて展開できる可能性があるのでした。

勿論、クリアしなければいけない事はあるのですが、その事だけで表面的に答えられていただだけで、突っ込んでいくと、その問題さえクリアできれば、むしろ積極的にやりたいという事でした。

こんな事例など、営業は、肝に銘じないといけないと思います。
要らないと言われると、直ぐ諦める、それでは売れません。

勿論、押し売りするのではありません。でも、食いついていくのです。
何故か?それは、そのお客さんにとって、絶対にやるべきであると思ったり、必要であると思うからです。
営業というものは、そこまでお客さんの事を考え、そこまで考えるから、これをやるべきですと粘れるのです。

こういう営業系の話になると、つい熱が入って、説教的になってしまいますので、この辺で止めておきますが、
こういう感覚を何とか早く全員に浸透させないと、ウエダ本社の存在価値もないと思います。

それには、それこそ粘り強く、社員と話していかないといけないでしょうね。

兵馬俑

今日無事に帰国しました。

中国ですが、上海~成都~九寨溝~西安と移動ばかりで、流石に中国の国内線は平気で遅れ、毎日の様に夜遅くホテルにチェックインし、翌朝早くから出かけるというパターンで、結構疲れました。

しかし、中国の内陸部は初めてでしたし、上海総領事さんのブリーフィングに始まり、上海万博の組織委員会との懇談、100階建ての森ビル視察、土日は世界遺産、九寨溝の視察、成都では、イトーヨーカ堂三枝社長の講演と視察、西安ではハイテク産業開発区視察、西安市経済説明会、西安市政府や、対外貿易経済合作局との懇談会、食事会などバラエティーに富んで、大変面白かったです。

個々には又別途書いてみたいと思いますが、西安では勿論初めて兵馬俑も見学しました。

これも又写真をUPしたいと思いますが、とりあえず、私のアイコン写真も久しぶりに兵馬俑をバックにしたものに変えてみました。

私も今後は兵馬俑に守られながら、色々展開していきたいと思います。

2009年10月21日水曜日

明日帰国します。

今日で中国視察の全日程が終了しました。

毎日殆ど、夜遅くにホテルの入って、朝早く出かけ、用意していたweb会議などもできる間がないというか、会社が開いている時間には、帰って来れる様な状況は全くなかったハードなスケジュールでした。

旅行の様子は帰国後に、ブログUPしたいと思いますが、取り急ぎ、無事全日程終了し、明日帰国する報告とさせて頂きます。

西安より~

2009年10月19日月曜日

成都から

やはり予想通り、社長の日報は書く暇がなかったです。

昨日、今日の土日は公式行事がなく、世界遺産である九寨溝に行っておりました。
空港自体が標高3500m以上の所にあり、着いた時は若干高山病的な頭痛がありましたが、とてつもなく素晴らしい景色で、大満足致しました。

又、写真などもアップしますが、今日も、ホテルにチェックインできたのは夜中の12時、明日も6時半に起き、
8時出発という予定ですので、取り急ぎ、無事の報告とさせて頂き、今日も寝させて頂きます。

2009年10月14日水曜日

京都検定とよそさん、そして京都流

明日から商工会議所の会頭ミッションで中国に行きますので、”社長の日報”は不定期になると思います。

だからでもないのですが、今日は、最近話題にして頂いていた、京都検定と”よそさん”そして京都流について再確認したいと思います。


京都流は元々、京都検定の、京都人が京都を知る事によってホスピタリティーを高めていくという理念に賛同し、
その理念を応援していくという事でスタートしました。

という事で考えると、論議されている様に”よそさん”の存在はどうなるの?という事ですが、京都流を始めるに
至った段階から現在までずっと、元々京都の”排他的”な部分が大嫌いであった京都人の私自身の問題意識から
展開しているので、京都流にとっては、”よそさん”の視点が大変重要です。

又、京都検定の為の京都流というのではなく、京都に対して何かできないか?という考えから、京都検定の理念を応援しようとしていたのが京都流ですので、そういう意味から言っても、京都流では”よそさん”も京都人も関係なく、京都を良くしたいという人が対象です。


元々京都検定に興味を持ったのも、京都に対して問題を感じていたからですが、その大きな一つは、この京都人と
”よそさん”の問題で、町家保存の問題でも何でも、京都の真ん中に居る人達は、”よそさん”のやる事に対して
”邪道だ”的な事を言われます。
しかし、かと言って京都の真ん中の人達だけでは、”京都”が守れないのですが、ずっとこの二者択一、つまり
邪道だという物でも、それを受け入れて形だけでも残すのか?、精神性を貫いて受け入れず、ドンドン衰退していくのか?で来ている事が京都の最大の問題だと思います。

そんな所から京都流を始め、何とか京都を融合していけないか?という思いから京都流議定書というイベントまで
行なう様になったというのがこれまでの経緯です。

草の根的に色々な人達を繋ぎ、それをオール京都で認めて頂き、その事によって何か融合が生まれないか?
京都の真ん中の人と、よそさんに加えて、私の様な京都人の一軍半の様な人間をもっと巻き込んでいかないと
いけないのではないか?その他色々あるのですが、そんな事に繋がるなら、場は用意するので、京都府、京都市、
商工会議所など、それぞれが自分達のイベントとして利用してくれれば良い、それが京都流議定書のミッションでした。

そんな流れから今回京都市が共催となったわけですが、私的には、こういう考えに至った元は、京都検定があったからであって、京都検定の担当部門には、せいぜい京都検定のイベントとして利用してください、とも言ったのですが、残念ながら、乗っては頂けませんでした。

京都流(サイトというだけの意味ではありません)としては今後も、京都に対してフリーハンドで問題提起し、
京都の真ん中の人であれ、”よそさん”であれ、皆の融合を生み出し、京都の価値を高め、京都スタンダードを
発信していく事を目指していきたいと思います。

2009年10月13日火曜日

2011年新卒に向けて

月曜日は本来、新規展開、企画や、会社の仕組みなど、纏める日にしたいと考えているのですが、なかなか実現できません。

午前は空けていたのですが、午後からは仕入先の訪問、新卒採用などの提案、社内会議という日でした。

インターンでたくさんの学生が来てくれましたが、それを踏まえて、2011年の採用をどうするか?もう考えないといけないんですね。

本来はたくさん集めて、その中からの方が良い人に出会う確率は高まるのですが、多くの人数を採れない中、殆どの人を落とさないといけないのは心苦しいので、たくさん集まらなくても、じっくり腰を据えて、うちの価値観に合う人、うちの価値観の中でどうしても働きたいという人に入ってもらえる様に考えていきたいと思います。

自分で100%リスクで事業を立ち上げようとするくらいの人であれば、うちに来てもらえばかなり面白いと思うのですが。。

2011年、めでたく新卒採用する為にも、2009年、現メンバーは奮起、お願いします!

2009年10月10日土曜日

京セラフィロソフィー

昨日は京セラさんに訪問しました。

例のトナー回収ボックスの話での訪問ですが、私にとっては、この活動は大変楽しいものです。

会社を良くする為に、色々勉強したり、悩んだりしていますが、こういうTOP企業に行くと、実録というか、私にとっては生きた教材であるからです。

特に京セラさんは、盛和塾で稲盛塾長から、京セラフィロソフィーを学んでいますが、実際どう運用されているのか?を垣間見ることができて、大変興味深いです。

今、京セラさんでは、社員運動会が一番の最重要事項で、総務としては、この運営に全力を注がれておられます。

運動会の打ち合わせの為に、出張でわざわざ各地から集まって来られるそうです。

あれだけの大会社になっても、全員で何かを行なうという時は、絶対全員参加であり、それが最優先になる、これは大家族主義をとってこられ、皆の心を一つにする事に注力されて来られた京セラさんの素晴らしい、フィロソフィーであると思います。

こんな事を肌で感じ、一つ一つ吸収していきたいものです。

2009年10月9日金曜日

ハイグローヴ展レセプション

昨日は、カートリッジ回収ボックス設置の説明で2社訪問と、来客1件の予定を済ませた後、二条城でのハイグローヴ植物展のレセプションに行きました。

これは、英国チャールズ皇太子のプリンスチャリティ財団の活動として、私邸ハイグローブハウスの庭園から125種の植物が選定され、世界から選ばれた画家によって描かれた水彩画の版画集を175セット限定販売をし、その収益全てをチャリティー財団に寄付されるというもので、この展覧会が10月9日~20日まで二条城の非公開文化財の台所で開催されるのに先駆け、レセプションが開催されたものです。

実行委員長の井植さんは本当にあちこち走り回って、この大役を良く勤められたと思います。


実行委員長挨拶で、運営をされたハイアットさん、ケータリング協力された日食さん、印刷などの協力をされたエレファンとさんと共に、ウエダ本社も協力して頂いたなどと勿体なくも言って頂きました。

うちは、ただ、家具を貸し出しただけなので、ちょっと面映い感じがしましたが、うちの社員達は、搬入、搬出やスタッフの方の名刺制作で、大変良く協力してくれました。

お蔭で、二条城にうちの貸し出したテーブルが並んでいました。



流石にこういう雰囲気だと、並べるだけでも良い感じになりますね。



こんな事が実現できるのも、本当に京都の持つ大きなアドヴァンテージだと思います。

2009年10月8日木曜日

食と芸術

昨日は教育懇話会で”食と芸術”というシンポジウムに参加して来ました。



千住博氏の基調講演、その後千住さんがコーディネーターで、京都吉兆の徳岡さん、パナソニック社会文化グループマネージャーの小川さん、そして門川市長さんがパネリストというディスカッション、そしてその後は、京都造形大の食藝プログラム学生が作ってくれた精進料理を頂くレセプションと、大変中身の濃いものでした。



千住さんは勿論TOPの日本画家であるという認識は持っていましたが、あれだけお話がお上手で、体系的、俯瞰的、具体的、そして芸術的に同時に考えられる方だとは知らず、感服致しました。



美とは目で見えるものではなく、五感で感じるもの+生きている喜びである。

美とは五感を使って生きている喜びを感じる事。



”おいしい”とは美味しい、美しい味と書く。

五感を使って食べ、そして元気になること、それが美味しいという事。



芸術とは、イマジネーションを伝えていこうとするコミュニケーションであるが、それは生きるという事に関わる感性でないといけない。



生きていくコミュニケーション、五感で感じるコミュニケーションが芸術であり、今の乾いた感情の世界で、芸術的発想が重要となる。



などなど、とても言い尽くせないのが残念です。



徳岡さんの話も素晴らしいし、小川さんもパナソニックの社員でジャズピアニストという多才な方ですし、

ブログを書くのが私の仕事であれば、一日使っても書くのですが。。



後のレセプションでおもてなしをして頂いた、食藝プログラムの食藝とは、苗を藝(う)えて育て実ったものを食するという事であり、創作活動の源となる自然に目を向け、そこで培われる生命の尊さや体を養う自然界からの恵美の素晴らしさ、人間の手のよって表される食の可能性を追求するというものです。



ということでこんなお煮しめと、



胡麻をする門川市長です。



珍しいので写真を撮らせてもらおうとしたら、あんたも一緒にという事でツーショット撮影させて頂きました。

考えてみれば、一緒に写真を撮らせて頂いた事はなかったので、良い記念になりましたが、決して、私にゴマをすって頂いているのではありません(笑)

食と芸術

教育懇話会



千住博氏-美しいという字は羊が大きいと書く。羊は昔豊かさの象徴であった。豊かさが大きい→美しい。

美とはある種の豊かさ。美とは生きていく上での理想。 

仏写真家ソフィ・カル”盲目の人々”あなたにとって美とは何ですか?

盲目の人とその人が答えた物の写真を撮った作品。

それで言いたかった事は、美とは目で見るものではない。

美とは五感で感じるもの+生きている喜び。

美とは五感を使って生きている喜びを感じる事。

美とは全ての動物が生きる上の本能である。



美味と書いて美味しいという。

食べて元気になる。

食べる事で元気になる→美味しいものではないか?



芸術はイマジネーションを伝えていこうとするコミュニケーション。

しかしそれは生きるという事に関わる感性でないと駄目。

芸術派人々が仲良くやる知恵ー平和の創造にかかわる事。

芸術は生きていくコミュニケーション、五感で感じるコミュニケーション。

だからこそ、今の時代芸術的発想が重要。



本来持っていたセンサーにスイッチが入っていない。(便利すぎて感性が鈍っている)

歩くことで、センサーのスイッチを入れる。



嵐山吉兆徳岡氏

お客様に伝える為には、お客様をイメージする。

それを満たす為には、生産者との関係を作らないといけない。

生産者の苦労を知る→土地、気候を考える→それらの循環がある→おいしさ



おいしかったのは当たり前。

帰って翌日まで、何年か後までおいしくなくてはならない→感動



わびー空間に対する尊敬

さびー時間に対する尊敬

2009年10月7日水曜日

我慢強く

昨日は月一回の社員研修日で、今月は沖縄教育出版さんのDVDを使っての全員研修を行いました。

うちと何が違うのか?

取り入れられる事は?(すぐできる事、中期的、長期的)

あの様な生き生きとした姿はどうすれば実現できるのか? などなど。

それらをグループで討論し、発表してもらうのですが、なかなか良い線いっているところもありました。

が、しかし、問題はそれをできるのか?実際にやるか?が問題なのです。

毎月、研修の後に営業会議を行います。

営業会議を行なうと、自社の居る位置が、DVDで見た会社と大きく違う事を目の当たりにしてしまい、又悩みが深まります。

でも後退はしていない筈なので、我慢強くやっていくしかないんでしょうね?

2009年10月6日火曜日

生かされている

昨日は朝、環境NPOの方が来られ、色々な連携提案を受けました。

活動趣旨は必要だと思われる事ばかりであり、又、たくさんあるNPOの中でも、地に足ついた活動をされておられる様に感じました。

しかし悩むところは、京都流議定書などと大それてやっているもんですから、環境系から、伝統文化系、教育系など各方面から、委員など役の依頼や、入会依頼など、ここの所、又一気に集中してきています。

私は本来、中小企業こそ、自社の存在価値、意義を作る為、社会貢献活動を行なうべきだと思っているのですが、
そういう考えをする所が少ないらしく、色々な話を持ちかけられます。

皆それぞれに素晴らしい事であり、必要な事であり、私なんかに言って来て頂く話は、それなりに私の役割があるのだと思って取り組む様にしているのですが、それぞれに対応していると、収集がつかなくなってきている面があるのが悩みです。


夜には盛和塾京都の勉強会がありました。
平安建材の中村社長が体験発表されていましたが、中村さんは元ワコールで塚本幸一社長の下、広報を担当されておられた経験から、塚本幸一氏から生で聞かれた話もされていました。

ワコール創業者の塚本幸一氏の原点は、第二次世界大戦で、53人のメンバーで生き残ったのは僅か3人という
インパール作戦の生き残りだという事であり、自分が生き残ったのは、生き残って何かをしなさいという天からの使命であるという事にある様です。

社業だけで忙しく、他人の事や社会活動などやっている暇はないと、ずっと言われていた京セラ創業者の稲盛さんを、そんな小さい経営者では駄目だと説得されたのは塚本幸一氏であり、その後の稲盛さんの活動に繋がっていくのです。

そういう事で言うと、その方々と同じに考えるなどトンでもないですが、私も私なりの役割があり、生かされているわけですから、収集つかない中でも、色々やりきっていかないといけないのだと結論づけた一日でした。

2009年10月4日日曜日

ハンナリーズ開幕戦

昨日、BJリーグ、京都ハンナリーズの開幕戦に行ってきました。



このオーナーは医療機器メーカーのアークレイで、この社長は私より年は下ですが、ハッキリ言って切れ者です。

彼曰く、まず、入場料が高すぎる、しかもその値段を取っておいて、パイプ椅子はないだろうとの事で、椅子も
この為に作り、来場者に分かりやすい様に電光掲示板も作りました。



開幕戦とあり、NHKの生放送も入っていた他、門川市長、外務副大臣になられた福山さん始め色々な方が来られていました。

試合は残念ながら、電工掲示板にある点数で、敗退しましたが、やはりあの早いプレーを間近で見るのは大変面白かったです。



そう言えば、相手の滋賀レイクスターズのメインスポンサーは京都本社の成基学園さんですが、ここの代表にお会いした際、今日はアウェエイと仰っていました。

でも結果は滋賀の勝ちで、さぞかし気持ち良かったのじゃないでしょうか?

2009年10月2日金曜日

インフルエンザ対策セミナー

今日は、朝一の来客後、ある方から相談をしたいとの事で呼ばれておりました。

又、近々お話できる事になると思いますが、内容は京都にとっては必要だと思う動きであり、話を聞いて協力をさせて頂く事にしました。

その足で大阪に向かい、インフルエンザ対策セミナーに出席してきました。

オフィスを対象にしているうちの会社が、インフルエンザ対策もルール化しておかなくてはならないので、勉強しに行ったというわけです。

人口の約25%が感染すると予測されている。
国産ワクチンが今手当てできるのが2000万人分弱。

感染をシャットアウトできないので、会社内でも考えるべき事は、過度に反応しすぎず、できるだけ一気に拡がらない様、拡げない様な対策を講じる。

具体的には、休ませるのは本人が感染した場合とその疑いがある(38度以上の熱がある)場合で、家族が感染している場合は、本人は1週間はマスク着用で出勤するなど。

どうしたものか?と思っていましたが、話を聞いて、完全に防ぐことができない、起こるものだとして、どう対処していくか?という様に、結構すっきりとしました。

帰社後早速、今朝からお子さんを病院に連れて行ってた社員が、”子どもはインフルエンザでした”との報告で、
そろそろうちの会社にも入り込んできた様です。

クオリア研 in 木乃婦

今日は午前中は、メール連絡、社内掲示板での社内連絡など、事務的作業にかかり、午後から東京から来て頂いた会社さんに、商品デモを行なって頂きました。

顧問税理士との打ち合わせの後、17時~木乃婦さんで、クオリア研究会の会合があり、今後の運営などを話ながら、木乃婦さんのおいしい料理を頂きました。
今回は木乃婦さんで行なうという事もあり、いつもより出席率が良かったように思います。

残念ながら堀場最高顧問は急遽のご欠席になりましたが、クオリア研のメンバーは色々なタイプの人が混ざっているので、なかなか面白い集まりになっていく様に思います。

クオリア研で何をやっていくにも、まだメンバー間の考えている事がバラバラであるとの事で、もう少し懇親を深めることになり、次回懇親会を決めると共に、二次会にも流れ、先程帰宅しました。
厳密には、今日とは言えない時間になってしまいましたが、考えてみると、今日もずっと走っていた様な一日でした。

中身はあまりない日報ですが、今日はもう寝させてもらいます。

2009年10月1日木曜日

平成21年10月社報~ 致命的なマイナス

【 社      報 】 
平成21年 10月 1日
株式会社ウエダ本社
《致命的なマイナス》

政権交代によって、今までとは違う動きも見え、国民の期待も高いように思います。
その中で、我々国民側もかなりの意識変化をしていかなくてはいけないと思います。
それは大局を見ること、問題の元を見ることと、リスクを取る(腹をくくる)ということです。
とかく日本人は、もめたくないという意識が強いのか、その場を取り繕うということが多く、それに便利な表現も多く、又そういう表現で納得してしまう国民でもあると思います。

政権交代によってこれからドンドン、今までとは違うこと、今まで知らなかったことも出てくるかと思いますが、そこで、その問題の原因を見て、表面上の判断ではなく、表面上のマイナスがあっても、そのリスクを取り、トータル的、将来的に見て、良くなる様に考えていかなくてはなりません。

八ツ場ダムの問題でも、当事者の方々は、国の施策に翻弄され、多大な損害を受けておられる方も多いと思いますが、その補填はしてもらうとしても、当事者の方の感情論と、全体構図を分けて考えられなければ、ダム建設の問題においても、変革をすることができなくなります。

そういう意味では、国民の反応が今後の日本を大きく左右すると言っても過言ではないと思います。
要は、痛みを伴うことに対して、大局的に物を見て判断し、それに向けて出てくるマイナスやリスクを取る覚悟を持つ、その感覚を、日本国民が持つことができるのか?が今回日本が変われるか?の最大のポイントだと思います。


我々ウエダ本社でも、変化しなければと言いつつも、先送りしていたり、表面上のことでごまかしたり、ごまかされていたりしないでしょうか?
政権が変わって、国民までもが変わらないといけない?という状況変化の時代において、我々の規模の会社で変われない様では、存在すら危ういと思います。

変えていくことによって出てくるマイナスや問題よりも、駄目と分かりながら、従来通り踏襲することのマイナスの方が、致命的になるということを、我々は肝に銘じなければならないと思います。

地雷撤去、英国王室、そして現実の商売

昨日は朝一から堀場製作所さんに、丁度京都新聞の朝刊で取り上げて頂いた、テラルネッサンスさんとのプロジェクト、具体的には、インクカートリッジの回収ボックスの設置のお願いに行っておりました。
こちらも快く、良い事なので、とご協力を快諾頂きました。

帰社後、英国チャールズ皇太子のチャリティーに関わるハイグローヴ画集展というものが、10月9日~二条城で行なわれるのですが、素人なのにこの大プロジェクトを纏めて来た実行委員長と、ランチミーティングを行なってました。というのも、これもホントは私ももっと関わっていなければいけない事だったので、状況を聞いておりました。

その後、社に戻ると、現実バリバリの、仕入先の半期決算による仕入れ交渉があり、その後は又、今月参加する、商工会議所の会頭ミッション(中国視察)のセミナー、結団式に出席しておりました。

と簡単に上げても、バラエティーに富みすぎて、訳分かりませんが、京都商工会議所の立石会頭からは、”NPOとの取組の記事見たよ!”と声がけ頂きました。

関係ない事を色々動いていても、何だかんだで色々繋がってくるもんです。