2009年9月28日月曜日

半兵衛麩さんの話

今日は、経営品質協議会のセミナーで半兵衛麩の玉置さんのお話を聞きました。

以前から凄い思想をお持ちだなとは思っていましたが、じっくりとお話を聞くのは初めてでした。

創業元禄二年って分かりますか?
要は江戸時代で、西暦でいうと1689年、今年で創業320年という京都の中でも老舗中の老舗のお店です。

経営品質、CSR、内部統制、そんな事は関係なく、石田梅岩の石門心学の教えを継承して来られたという事、当たり前の事を当たり前にやって来られた事が、この老舗を作り上げてこられたとの事でした。

印象に残った事はたくさんあり、とても書ききれませんので、ご興味ある方は、現11代目当主のお父様から、教えられたことを纏められた”あんなぁ よおうききや”という著書をご覧下さい。

と言っても、興味をそそる為に、以下キーワードもいくつかご紹介します。

-家訓としては、先義後利という、正しい人の道を行なっていけば利は後からついてくるというもの。

-商いとは、人様のお役に立った代償としてお代を頂くこと。

-逆風を胸いっぱいに受け止めてこそ解決できる。・・逆風だからこそ凧は上がる。

-世の中が変わっているのだから、それに対応しなければならない。・・鴨川は変わってなくても、そこに流れている水は常に変わっていて、同じ様に見えていても、全く中身は変わっている。・・老舗は老いたらあかん、出来立ての店のつもりで。

などなど。

ずっと、変革を唱え続けていて、なかなか変わりきれていない、うちの会社は、大反省しなくてはならないと思います。

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