2009年9月21日月曜日

民主政権とマニフェスト

内閣支持率が国民の期待感を表すように軒並み高い数字になっておりました。

この土日には各閣僚がテレビ出演をし、自分の考えをまだ”自由に”発言している様に見えました。

官僚主導ではなく・・というのが、また今の所好感を持たれている点だと思いますが、モラトリアム発言など
前途多難な感も随所に見られます。

マニフェストについて思うのですが、そもそも、そんなに細かい施策まで明記しないと駄目なものなのでしょうか?
高速無料、育児手当、中小企業の返済猶予・・勿論、当事者の中では喜び、助かる人はありますが、全体を見てみると、国民も決して喜んでいない施策を、マニフェストに書いたから、大臣として発言したからと言って、頑なに押し通すというのは、それこそ、国民感情、国民目線で行う政治とは程遠いと思います。


本来、政治家としての国家観、政治理念などは、貫くべきものであり、そういう国家観から出てくる様なものが
マニフェストなんじゃないでしょうか?
高速無料だとか、そんな事は、マニフェストで掲げる話ではなく、そういう細かいことに縛られてしまうと、
またおかしな方向に行くと思います。

企業経営においても、経営理念は、なぜ、何のために会社を行うのか?ということですから、変わる事のない
指針であるのですが、施策については、今やTOPはむしろ、勇気を持って、朝令暮改であるべきだと私は思います。
勿論、違う!と思ったわけですから、その説明は必要ですが、言ったから、それを変えない、押し通すという様なTOPでは、今の時代かなり危険なものだと思います。

新政権の皆さんには、折角、初めての本格的な政権交代が起こったのですから、国民目線でというか、ほんとに
国民の声を聞いて、目先の人気取りに走らない様に切に願いたいと思います。

高速も休日1000円だけで十分じゃないでしょうか?

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