2009年9月17日木曜日

未来工業訪問

昨日は、経営品質協議会とすばらしき経営研究会の共催のベンチマークで、岐阜県にある未来工業という会社に、社員3名と共にバスで日帰りで訪問してきました。


未来工業という会社は、残業ゼロ、年間休日が160日、年間労働時間1600時間という、全てに渡って日本一の待遇を実現している会社です。
しかし、40数年間赤字は一度も無し、売上220億を上げているという、一体どうなっているの?という会社です。


経営品質ですばらしいとされる多くの会社とは、少し違っていて、感動経営という感じはあまりなく、社員満足を高めるために、安心して働ける環境や仕組みを整備されている事と、兎に角、考えさせる事を追求されて、ここまでの結果を残されているのだと思います。

ただ、電設資材のメーカーであるのですが、ある商品はシェア8割を占めていたり、特許商品をたくさん持っておられたり、兎に角、よそに無い商品を追求してこられた事が、これだけの短時間労働で高収益を上げておられる源である事を見ないといけません。

という事で考えると、物を持っているわけではない我々は、人しかなく、人の差別化、人が集まったチームとしての差別化を図るしかないのです。

その為には、社員が満足する様に、時短を含めた環境整備をしていかないといけないですし、その為には、社員には日々考えつくしてもらわないといけないと思います。

そしてその為には、我々はやっぱり、何の為に働くのか?何の為に生きるのか?を考えて、自覚してもらう事しかないのだと改めて思いました。

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