2009年8月1日土曜日

平成21年8月社報~ 素晴らしい学生達を見て

【 社      報 】
平成21年 8月 1日
株式会社ウエダ本社

《素晴らしい学生達を見て 》

京都流議定書イベントに参加してもらっていた学生団体には、本当に感心させられました。

七つの団体が、自分達の活動を説明し、仮想マネーを来場者に投資して頂き、最も投資を集めた団体を表彰するという企画でした。

母の日が元々、亡くなったお母さんに贈った手紙であったという事を知り、お母さんへの思い、手紙を集め、その事から命や生きるという事の大切さを訴えていきたいと本も出版し、中高などの学校にも、話をして廻っている学生、難病指定されていない病気が世界には一万以上有り、それらの支援体制をバラバラでなく、纏めていけないか?と考えて動いている団体、ラオスに小学校を既に一校建てたという団体など、熱い思いだけでなく、実際動いていて実績も上げているという事に驚きました。

他の団体も含めて、皆何が素晴らしいか?ですが、共通しているのは、何の為に生きているのか?というところからスタートしていて、その視点から、学生だからできる事をやろうとしているところです。

一般的には、今の学生に持つイメージは、フリーターの増加が表す様に、何をしたいかが分からない、夢がない、自ら考え、行動するという事が乏しい、そんなところでした。
ところがこの七団体で集まる学生は、皆、生き生きと、やる気に溢れていました。

私が興味を持ったのは、この学生団体で社会に出て行った先輩達はどうしているのだろう?という事でしたが、聞いてみると、そのまま熱い思いでベンチャーでも立ち上げている人と、社会に出て、壁にぶち当たったり、夢が破れたりして、現実的になってしまった人と、真っ二つに分かれるとの事でした。

この学生達の指南役になっておられたコンサルタントの先生は、熱い思いは良いけれど、企業は何十年、何百年続けていかなくてはならず、その為には思いだけでは駄目だと仰っていましたが、私はまず、この熱い思いが持つ事が大変で、最も重要であると思っています。

若いから、学生だからというのではなく、何歳であろうと生きている限り、何の為に生きるのか?何の為に仕事をするのか?何の為に自分や自分の会社は存在するのか?を常に考えて欲しいと思います。
そんな事で考えていると、何を行なうにしても、本質を考える様になり、どういう成果、結果を求めないといけないのか?という視点が全く変わると思います。

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