2009年8月30日日曜日

インターンシップ二日目

金曜日には、インターンシップ二日目を行いました。

前回35名を6つのチームに分け、各チームでプレゼン発表してもらう様になっていましたが、殆どの学生が初対面であるにも関わらず、時間前に来たり、別日にわざわざ集まってプレゼンを纏めていました。

優勝チームは、私とランチに行くという事で、結構盛り上がってくれました。

学生達には、ウエダ本社での二日間が、今後の就職活動や、社会人生活、そして生きていく上で、何かの参考、切欠にになれば、我々としても嬉しい限りです。

最後に二時間に渡って、中村文昭さんの講演DVDを見てもらいました。

私が何の為に会社を行なうのか?何故、社会貢献的な事を行なうのか?
について、中村さんの話が一番腑に落ちたので、学生達にも今後を考えるにあたって参考になると思ったからです。

人間は二度死ぬ。
一度目は、体の死、そして二度目は、人々の記憶から忘れさられた時。

”一般的には、孫の代くらいで二度目の死を迎えます。
でも坂本龍馬など、未だに語り継がれている人は、まだ二度目の死を迎えていないのです。
私は、この二度目の死をできるだけ長く迎えない生き方をしたいと思っている。”中村さんの話です。

”そう、こういう事だったんだ”何故自分が、会社を営んだり、事業と関係ない事、世の中の為になる事を行なうのか?について、はっきり分かった瞬間でした。

学生達の中から、何か感じて、一人でも何か行動を起こす存在になってくれれば、面白い事ですよね。。

2009年8月29日土曜日

アラフィフ?よりも嬉しいこと

ちょっと自慢の様に聞こえるかもしれませんが、大変嬉しい事でしたので、書かせて頂きます。

実は30日が私の誕生日なのですが、昨日出社すると、”お誕生日が日曜日なので先にお祝いします”との事で、女子社員がプレゼントをくれました。

わざわざ覚えていてくれて、買ってきてくれたり、何と自分で作ってくれたりしたのです。



このバラはプリザーブドフラワーで針金を入れて花を開いているそうです。
私の思いが実を結ぶ様に溢れる様に実をいれてくれたそうです。



下の写真は、別の女子社員が、家に咲いているセンニチコウという白と紫の花と、3種のピンクの花はウエダ本社の屋上で咲いたポーチュラカという花を、こんな風にコーディネートしてくれたものです。



こんな事をしてくれるのも大変嬉しいですが、言いたかった事は、うちの会社に事務で入ってきて、初めはそんなに目標とか、夢とかを持っていなかった女の子達が、やりたい事を見つけて、勉強したり、前向きに行動していったりしている事が、実は一番嬉しいのです。


決して一秒たりとも後戻りできない人生、人間として、日本に生まれただけで凄くラッキーな事なので、精一杯、生き生きと生きよう!と皆に何とか思ってもらおうと、日々葛藤している私には、皆の成長を感じさせてくれる事が最高の贈り物です。

ちょっとクサイと思われるかもしれませんが、本音の話です。
実際、誕生日は、もうアラフォー(40)ではなく、アラフィフ(50)?と言われてしまうので、あまり嬉しくないかな・・って感じですので。

2009年8月27日木曜日

ピザの影響は?

昨日は、北海道からと東京から、来客があった後、教育懇話会に出席、その後8時頃から食事しながら打ち合わせをし、帰宅は0時過ぎでした。

これ位の帰宅時間はよくある話ですが、昨日はなかなかバラエティーに富んだ一日で、自分でも、私は何屋?と思ってしまいます。

よく人から、何でそんなに人脈広いの?とか、何でこんな所に居るの?とか言われますが、確かに考えてみると、深さとか相手の方がどう思われているかは別として、これ程様々なタイプの方々と知り合っている人は少ないかも知れません。

私はお酒も飲めないので、基本的には飲みにいくのも好きではないのですが、意外に人が好きなのかも知れないと思います。

というか、どんなジャンルであれ、どんな人であれ、頑張っている人が好きなので、自分の知らない世界でも、その”人”に興味持てるので、吸い寄せられていくのだと思います。

お蔭様で、帰宅は0時過ぎというのは、珍しい話ではありませんし、今日は朝から人間ドックだったので、本当は9時頃までにできるだけ消化の良いものを食べるべきなのですが、9時過ぎに、パスタやピザを食べてましたので、結果にどう影響するのでしょうか?

最近はこれでも少し早く帰って、12時頃には寝て、朝型にして、散歩でもする、というスタイルに変えて行こうとしています。

ジョギングと言わず散歩という所がミソで、まあできる事を継続していこうとしているのですが、ドックの結果を見て、慌てて健康志向になるかも知れません。

ピザの悪影響がなければ良いですが・・

2009年8月25日火曜日

嫌な事にどう向き合うか?

今年は数年ぶりに高校野球を少し見ました。

ダイジェストなどでコメントを聞いていて、騒がれている選手が皆、人格的に素晴らしいと感じました。

これは厳しい練習を積むことで磨かれていったのか、指導者が素晴らしいのか、企業も顔負けでしたね。


ベスト4で敗退した花巻東の監督は、成績では1番になれなかったけれど、自分達は取り組む姿勢は1番を目指そうとしていたので、それは見事に達成できた、と労われていたのが印象的でした。


又、その監督に指導を受けた、今大会一番注目された菊池投手は、いつもトイレ掃除をしていたそうですが、何故そこまでするのか?を聞かれてのコメントが又憎い!

”嫌な事にどう向き合えるか?”という事をテーマにして取り組んでいると。。


このまず間違いなくプロから、引く手あまたになるであろう高校生が、こんな事を考え、行動しているのです。


手前味噌ですが、実は私も全く同じ考えで、ウエダ本社でも毎朝社員で掃除を行なっています。

と言ってもこれは掃除自体を目的にしているのではなく、正に菊池投手と同じく、社員達に嫌な事にどう向き合うか?そしてそういう事にしっかり向き合う様になっていくと、色々な事が変わっていくという事を体感して欲しいからなのです。

それだけに強制ではありませんし、取組方、関わり方も様々です。

掃除自体が人間を磨くからと強制で行なっていたり、トイレ掃除を積極的に行なわれている会社も多くありますが、私自身は、自ら一歩を踏み出す事、意味が分からなくても、嫌な事でも、それに向き合う事が、その姿勢が重要だと思って来たのですが、高校生から、その同じ考え方を聞くとは、本当に感服しました。

やはり実年齢ではなく、どれだけ本気の経験、正しい考えで自分に厳しく行なって来た経験があるかが、人間性を向上させる大きな要素なんだと思いましたし、久しぶりに清清しい気持ちにさせてくれた大会だったと思います。

うちの息子も野球やってるんですがねぇ~。どうなるのでしょう。。

2009年8月24日月曜日

京の着眼力

今日は、京の着眼力という本の出版パーティーに行って参りました。

これも、京都流議定書イベントでお世話になった、元KBSプロデューサーで”どうする京都”という番組を作られていた長谷川和子氏が企画し、二日目のクオリアリレーシンポで”京都の時代”で講演して頂いた谷口正和氏が監修をされたというものでした。

京都府、京都市の幹部の方々、経済界、そしてクリエーターや職人さんなど幅広い方々が来られていました。

私は勿論、自分のイベントに関わって頂いた方が行なわれるものには、できるだけ行くという事で参加したのですが、ちょっと相談があったり、報告があったりする方が結構来られていて、お蔭で用事も済ます事ができました。

色々な人が集まる会というのは、こんな形で何かが繋がっていくのだと思います。

そんな所に京都の人達が着眼していければ、京都のブランド価値ももっと高められると思います。

2009年8月21日金曜日

ウエダ本社 インターンシップ

今日は、ウエダ本社でインターンシップを行なっていました。
と、言っても職業体験というものではなく、これから就職活動に入っていく学生に企業を見てもらう、体感してもらうというもので、今日と来週の二日間で、ウエダ本社のリソースを使い、チームでプレゼンを行なってもらうというものです。

このイベントに35名が参加してくれ、5時間にも渡り、熱い討論が繰り広げられていました。

来年4月から入社予定の、3名の内定者も参加してくれていたので、これから就活を始める学生達にとっては、色々質問もできて良かったのではないかと思います。

9月には、一日バージョンのインターンシップも予定しているのですが、こちらは50人枠が直ぐ埋まり、急遽もう一日追加したのですが、それも又直ぐに一杯になりました。

それだけ厳しい状況だという事だと思いますが、学生達には、ここは開き直って、じっくり価値観などを見て、自分の価値観に合う企業を選ぶ様にして欲しいと思います。


今見えている規模や環境など、何年か先にはどう変わっているか分からないんですから。

ウエダ本社の価値観は、自分に取ってばっちりだという人は、是非集まって来て下さい!

アントレプレナーシップ開発センター

昨日は、京都流議定書イベントにもご参加頂いた、NPO法人アントレプレナーシップ開発センターさんの設立7周年
記念パーティーに出席しておりました。

こちらのNPOは、イベントで協力頂いた(株)ヒトミの人見社長から紹介頂き、イベントにご参加頂いていた関係で、どういう活動をされているのか、あまり知らないまま参加させて頂きました。


イベント当日も、小学生~大学生までのアントレプレナーシップ(企業家精神)教育による活動報告などが行なわれていたのですが、私は見る事もできませんでしたので、今回、京都市立大宮小学校の6年生の女の子と、教育大学付属京都中学2年の男の子の発表も初めて聞かせてもらい、その内容、プレゼンの姿、実際の活動に大変驚きました。


日本では、この様なアントレプレナーシップ教育が遅れているとの事ですが、私も以前から、日本の教育での問題点は、自主性、オリジナル性よりも、暗記型で標準化された事が優先されている事だと思っておりましたので、この取組は日本にとって本当に必要で素晴らしいと思いました。


何でも物があるのが当たり前で、目標ややりたい事がない、でもリスクは取りたくない、それどころか、少しでも
嫌な事は嫌、やりたくない事はやりたくない、そんな風潮の日本では、ホントにお先真っ暗であり、そこが腹立たしく思っている私としては、又、これも何とかしたい取組だと思ってしまいました。

パーティーの乾杯には、「やはり」というか、堀場最高顧問が来られました。
挨拶に行くと、”変な奴がやっている事には変な奴が集まるなあ”と言われましたが、その変な奴の総帥が堀場最高顧問だと思います(笑)


常々堀場最高顧問からは、変わった奴やと紹介して頂けるのですが、これは堀場最高顧問からは、最高の褒め言葉を頂いていると思っております。


戦後、日本で最初の学生ベンチャーを興された堀場最高顧問ですが、日本は、こんな変な人をもっと輩出していかないといけないと思います。

2009年8月19日水曜日

トップマネジメント研究会

昨日、社員と共に参加しているトップマネジメント研究会では、経営品質報告書から経営品質の考え方を学ぶ為に、福井キャノン事務機さんの経営品質報告書を題材に、理想とする姿、背景、競合、顧客、自社などの分析から、変革課題を出し、その具体的対策に至る繋がりを読み取るという課題に取り組んでおりました。


当然、昨日一日でできるわけもなく、お盆の休みの間も私はこの課題に取り組んでいたのですが、これがなかなか
進まないのです。

ウエダ本社の既存ビジネスと同業である為、勉強の為に行なっているのですが、少し読み込むと、自社との違い、
自社や自分自身の課題、弱点を認識してしまい、なるほど!と思ったり、うちは全然できてない・・と思ったり、
結局、自分ができてないやん!とがっかりしたり、いっこうに進みませんでした。


ホスピタリティーを追いかけて来て、何となく、まね事めいた事はできてきている様な気になっていましたが、
やはりまね事で、実際は、ビジネスとして地に足ついた展開にできていない事に気付かされました。

経営品質の概念は素晴らしいと思いますが、うちの会社は、そんな事より、まだまだ初歩的な足腰をしっかりさせる取組が必要なのかな・・と悩みは深まってしまいました。


というと、泣き言を言っている様に聞こえるかもしれませんが、経営者というのは、年中悩んでいるもんなんです。

やっぱりこれは、社員達にも振って、皆に悩んでもらうしかないかな。。

2009年8月18日火曜日

市長に相談 京都流議定書

今日は、門川市長に面会して参りました。

先日のイベントのご報告と挨拶、そして来年のイベントについての私の考えとそれについてのご意見を伺って参りました。

いつもながら、明快にたくさんのヒントを頂きましたので、今後それを基に膨らませていきたいと思います。


今年のイベントは、集客には失敗しましたが、市長自ら本保長官にもお声掛け頂き、ご出演もして頂いて、内容も大変素晴らしいものに仕立てて頂いたお蔭で、イベント自体の価値は高まり、多くの方々から”凄いイベントやったらしいな”と言って頂く事ができ、本当に救って頂いたと思います。

でも”凄かったらしいな~”というお声掛けも嬉しいですが、そういう方々がお越し頂けたら、もっと嬉しかったのですが。。

2009年8月17日月曜日

テラルネッサンスとウエダ本社

今日は、以前にもお話したテラルネッサンスの鬼丸さんが会社に来てくれました。


京都流議定書で言いたい事の大きな一つが、環境や教育、文化や、取り上げてはいませんがアートなど、こういうもの全て、経済とうまく絡み合っていく事が重要であるという事だったのです。

そういう意味ではNPOやNGOの活動も同じ構図で、そこに対して、一時的な寄付ではなく、継続的に関わっていく事が重要だと思っているので、どうすれば鬼丸さんの所の役に立てるのか?できればうちの会社として継続的に関わるには?を考えていました。

来年から京都流議定書イベントで、活動報告などを行なってもらう事や、会社の事業を絡める事を考えて、今回のイベントの打ち上げに来てもらい、社員の前で話してもらったのですが、その話に感じ入ってくれた市村君が早速動いて、うちの事業として具体的に援助できないか?を検討してくれているのです。

会社で寄付やボランティアを行なっていても、社長の思いだけで、社員が迷惑がっていたりすると、本末転倒であり、会社で支援を行なっていくには、社員がその気になってもらわないといけないと思います。

市村君が動いてくれたお蔭で、これからウエダ本社としても、腰を据えて鬼丸さんの活動に向き合っていきたいと思います。

初大文字?

昨日は大文字の送り火でしたが、車で出かけていて丁度、7時半頃に東山辺りにおり、気付けば?(分かっておりましたが)、うちの子供たちが大文字を見た事がないという事でしたので、回り道をして、初体験をさせました。

白川今出川で、私の携帯を取り上げ、それぞれ子供達が撮った写真ですが、
これが上の子が撮影したもので、



こちらが群集の中から、下の子をだっこして、撮らせたものです。



その後、ちょこちょこ止まりながら、北大路で私が撮った”法”ですが、この頃には、若干消えかかってきており、こんな写真しか撮れませんでした。。



子供達は初体験でしたが、かく言う私も実は、わざわざ街中に見に行ったというのは、何十年ぶりかのことでした。。。

2009年8月12日水曜日

ゆっくり社内

今日は一日社内にいました。

京都流議定書イベントで出勤をした分の振り替えで、社員にはこの8月10日~12日の三日間に交代で休みを取っているので、毎日、社員の半数程しか出勤しておらず、何か気の抜けた感じもあります。

元々私もこの日は、休みを取ろうかとも考えており、予定を入れておりませんでしたので、いくつかの”考え
仕事”の為に出勤していました。

こんな感じで、ゆっくり考えを纏める時間があれば、色々展開できるのに・・と思いますが、実際は、時間があってもできない事はできない、と言うか、”時間がない”事をできない理由にしている様では、時間があってもできないもんなんですよ。

と、自分では分かっているつもりですが。。

明日からは16日までは、社長の日報もお休みさせて頂きます。

2009年8月11日火曜日

京都モノづくりものがたり

京都市教育委員会さんが運営されている、生き方探求館の話は以前も書いておりますが、この中にある、スチューデントシティー、ファイナンスパークも素晴らしいのですが、京都モノづくりの殿堂という京都を代表する16社の社史、創業者の歩んだ道、情熱などが説明展示されており、大人しかも企業人が見ても大変面白いものです。


今日教育委員会さんに訪問していて聞いたのですが、何とこれが冊子になり、各小学校に副読本として配られているとの事でした。
こんなところから子供達が物づくり、理科や社会に興味を持ってくれれば、大変素晴らしい事だと思います。

京都市の小学生は、料理アカデミーさんによる老舗料理屋さんの出前授業など、本当に恵まれているコンテンツだらけだと思います。

そんなところを来年の京都流議定書では、他の方にもご覧頂けないか?実はそんな事を企んでいます。

2009年8月10日月曜日

京都メディカルクラブさんのホスピタリティー

今日、京都メディカルクラブの方が、会員誌の掲載に向けて、取材に来られました。

京都メディカルクラブというのは、日本で初めての複合医療サ-ビス機関として、総合精密健康診断・診断に基づくフィットネス指導などを行なっている会員制クラブです。


私もここの会員にならせて頂いているのですが、ことフィットネスにおいては、全く劣等性で、殆ど行けていません。

確か初めて行ってから、半年以上経って二度目に行った際、”ここの会員なんですが~”とフロントに行くと、”はい、岡村様ですよね”と即座に対応され、感動したのと共に、会員名簿などを見て全員の顔と名前を一致させる訓練をしていないと、あんな対応はできない筈だと思い、それをずっと確認したいと思っておりました。

今日、取材に来て頂いた際、確認してみると、やはり、全員その訓練をされている事が分かりました。
というよりも、現実はもっと素晴らしく、訓練などと誰も思われているのではなく、会員制なので当然で、フロントの方もインストラクターの方も、一度来られたお客さんは皆認識されておられるとの事です。

こんな事を既に実現されている京都メディカルクラブさんの取材に対して、ウエダ本社のホスピタリティーについての取組を話していたのですが、考えてみるとお恥ずかしい限りですね。

2009年8月8日土曜日

社長の日報

今月から社長の日報という事で、毎日ブログアップしております。

今まで京都流開設以来、私のブログをどう位置づけるか?という事を悩んできておりました。


京都の事と言われると書けないし、世間によくある社長ブログ的なものでは、京都流サイトにはそぐわないだろうし、その中で、継続するという事は結構難しかったのです。


今後は、継続する事となった京都流議定書イベントとも絡み、ホスピタリティー、おもてなしという視点も取り入れていきたいと思っています。

という事で、そんな会社作りを目指す社長としての日報という事で、休み以外のほぼ毎日、綴っていきたいと思っております。

社員には、社内の日報に代えて、私の日報として読んでもらいたいですし、取引先関係や、うちの会社を目指してくれる学生さん達も読んでもらうと、ウエダ本社の展開も分かって頂き易いのではないかと思いますので、まあ
軽ーく読んでみてください。

2009年8月7日金曜日

やる気の受け皿

今日もある会社から新卒採用について、ご提案を受けました。

マイナビというサイトに掲載している事もあり、売り込みが多くあるのですが、最近は、我々の様な中小企業と学生をマッチングさせようとする会社も多くなってきた様です。


今の教育や、日本の仕組みでは、何も苦労せず、目的も持たず、ただ、漫然と大学3年まで進んで来ているので、
厳しそうな中小企業より、名前の知れた大企業の方が格好も良く、リスクも少ないので、大企業志向になるのです。


そんな事で本当に良いのか?
何故、今見えている事でしか判断できないのか?
何故もっと懸命に生きようとしないのか?

日本の若い人達を見ていると、つい腹立たしく思う事もよくあります。
(うちの社員にも、この点を分かって欲しいところなのですが・・)

しかし、先日の京都流議定書イベントに参加してくれていた学生達は、皆やるべき事を持っていて生き生きとしていました。

こういう素晴らしい学生達が、うまく活躍できる場を見つけていく事は、日本にとって大変重要な事であると思いますし、ウエダ本社が、そういう生き生きとした学生達の受け皿になれればと思いますし、絶対にそうなりたい!と思います。

2009年8月6日木曜日

ユニバーサルデザイン審議会

今日は、京都市のユニバーサルデザインの審議会の会合に出席してきました。

先月、この審議会の委員に、経済同友会の枠で任命されていました。

ユニバーサルデザインと言われても、私などで役に立つのか?と思いましたが、意外と単純に問題意識を持ってしまう性質なので、そういう視点から考えれる事もあるかと思い、お引き受けしました。

障害者を支援する団体の方も多いので、それぞれの視点を勉強させて頂ければと思います。
ユニバーサルデザインというのは、弱者に優しいという様なものではなく、色々な立場、状況の人が共存できる
社会(デザイン)であるべきではないか?、そんな風に思っています。

別に委員になった初心表明ではありませんが。。

2009年8月5日水曜日

経国在民・経世在民

経済とは元来、経国在民あるいは経世在民と言い、世の中を治め、人民の苦しみを救うことを意味していたそうです。

これは先日、沖縄教育出版の川畑社長から頂いた本に書いてあったことですが、京都流議定書イベントで訴えたいポイントの一つは、環境、伝統文化、教育や、アートという様なものでも、要は経済と絡み合わないと、ホンモノにならず、残っていかないという事でした。

教育などにも経済を持ち込むなんて・・という意見があったりしますが、この元々の意味でいけば、教育も思い切り経済観念を持ち込むべきですね。。

そう思うと、やはり昨年のリーマンショックから、日本の大企業が、確かに大変な赤字であるけれど、おろおろとして、人員削減、投資一斉ストップと動いたことを、絶対におかしいと思っていた私も、経済観念が強かったのだと喜んでおりました。

トヨタなんてどう考えても、今の赤字くらいで、倒産するわけがないのに、全部カットして、それで利益出して、
それを又賞賛するという風潮は、日本においては絶対におかしいと思いますが。

2009年8月4日火曜日

めんそーれ

イベントも終わって土曜日から沖縄に行っておりました。



土日だけでは勿体ないので、月曜日一日も休ませて頂き三日間行っておりました。

と言っても、折角沖縄に行ったのに、これまた勿体ないので、前回訪問させて頂いて大変感銘を受けた、沖縄教育出版の川畑社長の所に挨拶と、京都流議定書イベントの報告に行っておりました。

私は休みモードで、単に挨拶に行っただけなのに、川畑社長には喫茶店で個別のレクチャーを受けさせて頂きました。
それと、帰りがけに気付いたのですが、こんなボードまで用意して頂いていたのです。

帰りがけに慌てて撮ったので、枠をずらしてしまいました。
といういい訳ですが、しかし写真のセンスはゼロですねえ。



それはさておき、”プライベートで行っているのですが寄ります”と社長に言っていた話を、しっかり共有化し、こんなボードがさらっと用意されるというこの会社は、トンでもないですし、沖縄の青い海を見てボーっとしかけていた頭をピリッとさせて頂きました。

2009年8月1日土曜日

平成21年8月社報~ 素晴らしい学生達を見て

【 社      報 】
平成21年 8月 1日
株式会社ウエダ本社

《素晴らしい学生達を見て 》

京都流議定書イベントに参加してもらっていた学生団体には、本当に感心させられました。

七つの団体が、自分達の活動を説明し、仮想マネーを来場者に投資して頂き、最も投資を集めた団体を表彰するという企画でした。

母の日が元々、亡くなったお母さんに贈った手紙であったという事を知り、お母さんへの思い、手紙を集め、その事から命や生きるという事の大切さを訴えていきたいと本も出版し、中高などの学校にも、話をして廻っている学生、難病指定されていない病気が世界には一万以上有り、それらの支援体制をバラバラでなく、纏めていけないか?と考えて動いている団体、ラオスに小学校を既に一校建てたという団体など、熱い思いだけでなく、実際動いていて実績も上げているという事に驚きました。

他の団体も含めて、皆何が素晴らしいか?ですが、共通しているのは、何の為に生きているのか?というところからスタートしていて、その視点から、学生だからできる事をやろうとしているところです。

一般的には、今の学生に持つイメージは、フリーターの増加が表す様に、何をしたいかが分からない、夢がない、自ら考え、行動するという事が乏しい、そんなところでした。
ところがこの七団体で集まる学生は、皆、生き生きと、やる気に溢れていました。

私が興味を持ったのは、この学生団体で社会に出て行った先輩達はどうしているのだろう?という事でしたが、聞いてみると、そのまま熱い思いでベンチャーでも立ち上げている人と、社会に出て、壁にぶち当たったり、夢が破れたりして、現実的になってしまった人と、真っ二つに分かれるとの事でした。

この学生達の指南役になっておられたコンサルタントの先生は、熱い思いは良いけれど、企業は何十年、何百年続けていかなくてはならず、その為には思いだけでは駄目だと仰っていましたが、私はまず、この熱い思いが持つ事が大変で、最も重要であると思っています。

若いから、学生だからというのではなく、何歳であろうと生きている限り、何の為に生きるのか?何の為に仕事をするのか?何の為に自分や自分の会社は存在するのか?を常に考えて欲しいと思います。
そんな事で考えていると、何を行なうにしても、本質を考える様になり、どういう成果、結果を求めないといけないのか?という視点が全く変わると思います。