2009年6月13日土曜日

教育懇話会一周年シンポジウム

今週このシンポジウムがありました。

元々この教育懇話会とは、日経新聞、京都経済同友会、京都市教育委員会、立命館大学、堀場製作所というそれぞれの立場から教育を一緒に考えて行こうという、画期的な会であり、会長は堀場厚、堀場製作所社長です。

その1周年という事で堀場雅夫氏の基調講演があり、その後、コーディネーターが立命館小学校副校長で百マス計算で有名な陰山先生、パネリストが門川市長、元文科省の寺脇研さん、和紙アーティストの堀木エリ子さん、そして堀場雅夫さんという大変豪華なものでした。

堀場最高顧問がパネリストで出られるなんて、私も今まで記憶にはありません。

それぞれの方のお話を何時間も聞いて、質問もたくさんしたい様な勿体無いシンポジウムで、それぞれの方々の
お話はとても書ききれない程です。

ただ、堀場最高顧問がよくお話されることですが、人間は一回性(その瞬間に生きている)であり、一秒たりとも
バックできないし、一秒先は分からないものである。
そうすると、どう生きるか?どう育て、どう教育しなければいけないか?という事ですし、門川市長も、”安心、安全を優先すれば挑戦する気持ちが育たない”と仰っていましたが、そんなところが皆さんの、子供達にどうアプローチすべきか?について、集約してたところであったと思います。

そんな有意義なシンポジウムで、翌日の新聞によると500人の聴衆の中、会場からの意見という事で指名され、
自分の意見を纏めるのに苦労しましたが、今月の社報にも書いていた”本質的に考える”という事について
それが今の日本には欠けていると思うので、その様に考えていける様な教育を期待するという事を発言させて頂きました。

あんな凄い方々の発言を受けて、色々な立場の人が聞かれている中で、自分の意見を集約して話するという事は
大変難しかったです。

しかし、普段から大変尊敬していて色々ご指導も頂いている堀場最高顧問と門川市長、女性としても勿論、経営者としても大好きな(ちょっと表現がマズイですか?)堀木エリ子さん、立命館に来られる以前に、尾道の土堂小学校まで、見学に行ってお会いした陰山先生、お目にかかった事は無かったですが、以前からお話を聞いてみたかった寺脇研さんという、尊敬していたり興味を持っている方々ばかりのシンポジウムでしたので、聞いていてストレスがなく、大変心地よい時間を過ごさせて頂きました。

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