2008年10月5日日曜日

榎木孝明さんと中村半次郎

先日、以前にも何度かご紹介した桜橘庵で、俳優の榎木孝明さんにお目にかかりました。



京都流の皆さんの方がよくご存知かと思いますが、榎木さんは篤姫でも肝付兼善という、薩長同盟に大きな貢献をする事になる、肝付尚五郎(小松帯刀)の父親役で出演されておられます。

榎木さんは本当に多才な方で、榎木さんの水彩画を集めた美術館があったり、書も大変お上手である上、古武術にも明るく、その技を介護に利用していくことも啓蒙されておられます。

しかもこれ又本当に熱いハートを持った方で、時代劇には、日本人が忘れ去ってしまった美徳や礼節があり、しっかりとした時代劇を残していくべきだとの思いから、今度は、ご自分で映画もお作りになられます。

中村半次郎(桐野利秋)という西南の役で死した薩摩の志士を通して、日本人が残すべき美徳、礼節という精神を呼び覚ましたいとするこの映画では、幕末という事もありますが、薩摩と京都を舞台に繰り広げられるので、京都流としても今後この”半次郎”という映画についても、榎木さんの熱い思いと共に応援していきたいと思います。

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