2008年2月7日木曜日

コメント返信に代えて・・あまりにお褒め頂くので・・

laviemarieさんのブログで、身に余るお褒めの言葉を頂いていて、ちょっと印象良すぎ?と思いますのと、同時に大変嬉しいこともあり、こちらで書かせて頂きます。

OK企業につきましては、大変光栄な事ですが、実は、子育てパパに理解があるというよりは、中小企業としての実情から考え出したアイデアが、面白がって頂いたというのが、正直なところです。

国の行なわれる事は往々にして大企業の物差しでしか考えていない事が多いです。
ワークライフバランス、父親の育児支援、そういう事をいくら制度で固めたところで、人手の足らない中小企業は、理想は共鳴できても、現実できない事が多いです。

又、実際の話、たくさんの仕事を掛け持ちせざるを得ない中小企業で、遅くまで働いている人と、育児休暇などを取得するお父さんと、公平に評価できるか?又、周りの忙しい仲間達がその事を本当認めてあげれるか?という問題があります。
そんな所に制度だけ導入しても、実際本当はサボりたいわけではないが、やむを得ず、育児に関わらなくてはいけない人が、休暇を取ったりしても、その人自身が評価をされず、社内では不遇を味わうことになってしまうのが現実だと思います。

しかし、我々の会社でも社員が、生き生きと働けるという会社を目指している以上、
家庭内での困りごとも出来るだけ取り除いてもらい、安心して働けるようにしたい、
それはずっと考えていることです。

私の場合この数年で両親を亡くした為、ある意味その苦労はしていないのですが、
日本の場合、子育てと同じく、親の介護の問題があります。
そんな悩みを抱えていてはそれこそ、仕事どころではないと思います。

今後もずっと続いていくこの問題に何かできないかと考えていて思いついたのが、
有給休暇を1時間単位で取得できる様にしようという事です。
これであれば少し管理が手間なだけで、育児であれ、親を病院に連れていくという事であれ、2時間だけ休みを取って、日中堂々と抜けていけるわけです。
それで家庭内でのやるべき事を済ませてもらって、仕事に集中してもらえば、多分、
数時間のロスなんて、大した事ではない、そういう発想からこの制度にした、という事で、育児参加するパパを応援しよう!というものだけではなかったのが本当のところです。

でも、私はこれで表彰して頂いて、マスコミなどにも取り上げて頂くことにより、
この、1時間で有給が取れるという制度を多くの企業で取り入れて頂ければ、それこそ
仕事は一生懸命やり、家庭の事もしっかり協力できるという社会が実現できると思いますので、表彰して頂いてよかったなと思っていますし、ここでもあえて長くなりましたが、書かせて頂きました。

あと、laviemarieさんのブログで嬉しかったのは、ダンディーと言われた事!ではなく(笑)、京都流の使命と思って展開してきたモデルの様な存在であり、私にはできない実践をされていることです。

京都人でありながら京都の事を知らなかった私が、京都に持った問題意識で、何故、もっとしっかり背景や意味合いなどを知らしめないの?しかもそれをできるだけ早い段階から・・という事を思っているところに、京都市教育委員会がジュニア京都検定を作られ、地元を知る、興味を持つ、その事が子供達に一番大切な教育になるという主旨に賛同して、ジュニア京都検定も応援するという立場をとったわけです。
しかもジュニアの場合は、親子で学ぶということで、希薄になった親子間の関係も見直そうという想いもあったわけです。

しかし、現実はまだまだそこには至ってないのも事実ですし、京都流サイトでも、
京都検定の方では、1級の方も参加してもらっているので、それなりの役割もあるかと思うのですが、ジュニア京都検定に対しては、うまく機能できていないという想いを
持っていました。

それがlaviemarieさんのブログはいつも、親子間で学ばれておられる姿、しかもそれをお子様も楽しまれている御姿が感じられ、愛情一杯育まれておられるという事が
読み取られ、多分、前門川教育長はじめ、教育委員会のジュニア検定に関わってこられた方々は、大変喜ばれているモデルだと思います。

是非、今後も京都流のジュニア京都検定大使の様な存在で、お子様とも楽しんで京都を発信して頂ければと思います。

長くなりましたが、そんな言いたい事だらけでしたので、返信に代えてとさせて頂きました。

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