2008年1月8日火曜日

今更ですが・・サイゴン日記①

昨年11月ベトナム視察に行っておりました。

今回は工場視察が殆どで、散策的な時間も殆どなかったので、
以前の様に視察日記を入れられないまま年を越しましたが、
折角ですので何回かに分けてサイゴン(ホーチミン)日記として入れさせて頂きます。

まず行くまでに持っていた印象ではフランスの影響を受けているので、町並みは
もっと綺麗かと思っていたのですが、実際は他のアジアの都市と同じ風景で、
排気ガス(バイク)だらけでした。



ガイドの話によると、彼らは何か目的があるわけではなく、
単に毎朝起きて、とりあえずバイクに乗って出掛けるという話でした。
行く先もなくただ一日中バイクに乗って走り、食事は全て外で食べ、
夜に寝る為だけに帰ってくるという生活だという事です。
ホーチミンは南部という事で住民の気質も明日は明日の風が吹く的な考えらしいのですが、
背景的には稲作も普通にしていても年三回できるという食料には困らないという事もあるようです。

着いた翌日には、新しくできた証券取引所とホーチミン一のエリート校ルホンホン高校に行きました。
証券取引所は日本の一企業のコールセンターよりも小規模であり、まだ、自国内での取引が活発に行なわれているとは言えない状況でした。



ルホンホン高校では、そのレベルの高さもさることながら、そのイメージに対して
生徒達の無邪気な感じが非常に印象的でした。
日本だと、高校生でしかもエリート校の生徒が、授業を覗きに来た外国人に向けて
人懐っこい笑顔を振りまくなど考えられないことで、教育において、日本が今後
考えていかない問題がそこにある様に感じました。



私では分かりませんでしたが同行していた、あるメーカーの社長さん曰く、行なわれていた物理の授業も相当レベルの高いものだという事でした。

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