2006年9月10日日曜日

古都技に登場!堀木エリ子さん

今日から第五回の古都技を掲載しております。
今回は、和紙アーティスト?デザイナー?職人?と肩書きをつけるのを困るのですが、兎に角、和紙を画期的に変えられた堀木エリ子さんです。
文中にも出てきますが、長靴から地下足袋までというコピーそのままに、デザインをして、和紙をすくところから、制作、施工まで全てやられるスタイルで、他では出来ない和紙を作られています。
何年前でしたか、ドイツハノーバーでの博覧会で時速80キロで走る和紙の自動車というのが話題になりましたが、それも堀木さんの作品で、それが代表する様に、成田空港ターミナル等、堀木さんの和紙は、外壁にも使えるものです。
作品例などはHP(こちら)をご覧下さい。

堀木さんの事は5年ほど前から知っていましたが、和紙アーティストとしては私など言葉を挟める余地はないですが、実はビジネスマンとしても本当に凄いと尊敬しています。
これら和紙の展開にも繋がるのですが、堀木さんの言われる事に、”できる”か”できない”かから、”できない”という選択肢を消すと、答えは”できる”しかなくなり、後はどうすれば”できる”かしか考えがなくなるという事です。

これが堀木さんを全て表わしていると言ってもいいと思います。
この精神で、子供がぶら下がっても破れない・・等、色々な場所で破れない和紙を作られてきました。
堀木さんの展開は、考え方は正に多くの伝統産業にはヒントになると思いますし、うまくいっていないビジネスマンでも大いに参考になると思います。

大いに刺激を受けて頂きたいと思います。私も刺激を受けて見て行きたいと思いますし、今後のご活躍も大いに期待しています。

0 件のコメント:

コメントを投稿