2007年6月3日日曜日

若冲展 最終日

最終日、ついに行って参りました!

先日の会場に行きながら、時間的に断念したというブログのお陰もあり、何人もの方から、メールで若冲展の情報を頂いておりました。
又、ウエダ本社の方にバイトで来ている造形大の学生がバイトをしているという情報を得ましたので、彼女からもメールで状況を得ていました。

元々は、前回のプライスコレクションにも子供を連れて行っておりましたので、今回も連れていくつもりでしたが、金曜日の夜から具合が悪く、結局一人で行きました。

そんな事もあり、前回駐車場にも苦労しましたので、今回は電車で行き、かえってスムーズに行きましたので9時前には並んでいました。
今日はその頃には既に開場しており、列では約30分程待ったでしょうか?思っていた以上に早く入れました。

場内は勿論一杯で、じっくり見ようと思うと、かなり時間を掛けて、人をかき分けて前に行く必要がありました。
第二会場に入る前も少し制限がありましたが、ここも5分程で、120年振りの再会、しかも釈迦三尊像の三幅を中心にその両サイドに十五幅ずつ並べる為に設計されたという会場に入る事ができました。

偉そうに言ってますが、買って帰った図録を読んで、その為に設計されたという事を知ったので、その時は知らなかったわけですが、それでも、たくさんの人が各作品に群がっている中ででも、入り口付近から全体を観たいという思いに駆られ、しばらく全体を観ていました。

どの作品も素人の私が見ても素晴らしいのですが、何故こんなに質感、立体感が出るのだろう、雪などの白も本当に重さを感じる質感で描かれているのには驚きました。

こういう芸術に疎い私ですが、実は意外に、世界の著名な美術館、博物館には行っています。

勿論、会場の大きさの違いはありますが、ここまで、美術館がひとだかりになった光景をあまり見たことがありませんのと、私の様な全然分かっていない者が見ても、単純に面白い、凄いという事を感じさせる若冲さんは単なるブームの人ではないと改めて感じました。

今日でもそうですが、京都流をやっていなかったら、まず展示会には行っていなかったでしょうし、未だに若冲も知らなかったかも知れません。
ふうりんさんには大感謝ですし、こういう事(知る事、興味を持つ事、体験する事そして、その事を好きになって、その事について問題意識を持つ人を増やす事)が、本当に京都流をやっている一番の意味合いなのだと思いました。

私が展示場を出たのは10時半過ぎですが、その頃は既に120分待ちとなっていました。
午後などは一体どうなっていたのでしょう?

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