2007年6月29日金曜日

言い訳込みの近況報告

ブログが更新できていませんでしたが、先週木曜日に40度という高熱を出していまいました。
普段私は風邪をひいても熱は出ないので、こんな高熱は小学校5年の頃おたふく風邪にかかって以来のおよそ30年ぶり位の出来事でした。

その日の晩は殆ど食事も取らず、布団に包まって汗をかいて、翌朝には7度8分迄
熱を下げ、仕事も休まず消化しているのですが、熱が下がった後、ヘルペスが眼にまで出てしまい、今も眼帯をしてという状態です。

子供の頃からヘルペスというものを持っている様で、風邪をひくと、口の周りにはできたりしますが、眼にまで出たのは初めてで、これが結構見づらくて不自由で、ブログもサボっていたといわけです。

今や殆どの仕事をパソコンで行なっているので、従来の様に家に帰ってから夜中にブログを書くという元気はさすがに無かったです。

そんな中、思いついて、京都流ホスピタリティーというコミュニティーを作りました。
これは皆さんがビジネスとして受けたサービスで、感動したというサービスをここで語ってもらおうというものです。
ビジネスで・・というのは、友達や親戚からこんなに親切にしてもらった・・という事ではなく、仕事の上において受けた事という意味です。

そんな素晴らしい会社や人を京都流では応援して行こうと思いますので、感動をするようなサービスを受けたご経験をお持ちの方は是非、投稿して下さい!

2007年6月23日土曜日

京都流出版を目指して

以前にも京都流で書いてもらっているブログを本にできる!という新企画の話をしましたが、それを目指して私自身も書き綴っていこうかな?と考えています。

京都流ってちょっと不思議なサイトだと思います。
ブログに書いていても、コメントを入れて頂けるのが少ないなと感じる事が私でもあります。
ところがその割に見て頂いている方は多いんです。
ブログ書いて頂いている方々は是非、モチベーション切らさず書いて下さいね!意外と見てくれてますから。。
私などは、思いもよらない方からよく、ブログ読んでますと言って頂けます。
最初は仕事などで関連があるので見ていたのが、段々クセになってハマッテますとまで言ってくれる方もおられます(笑)

嬉しいのですが、私の場合、色々な立場から見て頂いているので、いつも書く事に困ってます。
(そんな迷いもあり、企画を途中で止めたりもしていますが・・すいません。)

そんな中、新企画(ブログを本に・・)の宣伝と、社員始め仕事で関係する方々には、何故会社を経営するのか?や、何を目指しているのか?そもそも何の為に生きてるのか?仕事をしているのか?等、私自身の基本的な考えを、一度整理して話したいと思っていましたので、京都流ブログでそれらを纏めていきたいと思います。

私の場合、色々な事をやっているので、何故そういう事をやっているのか?どう考えているのか?という事に興味を持って頂く方も多いのですが、普段なかなか充分にご説明もできませんので、ここで書いていく事で、多少なりともご理解を頂ける様になればと思います。

又、本当に毎日毎日、政治家や経営者の理念欠如による情けない問題ばかりが報じられていますが、私と仕事上関係のない京都流ユーザーの方々も、騙されたり、利用されたりされない様、会社とは?経営とは?について何か感じて頂く事ができれば幸いです。

という事で、来週から書いていこうと思いますが、実際の話で書いていきますので、書いてみないと、どれ位の量になるやら見当もつきませんが、かなりの長編になると思います。
一杯書いた中で、いい所を纏めていずれ本にでもできたらと思います。

題名は今から考えてみます・・

2007年6月20日水曜日

ナレッジサロン 面白そうです。 

先日から主に団塊の世代に向けた無料オフィスの説明会に来て頂いた方々の面接というと偉そうなのですが、それぞれ1時間半程お話を聞かせて頂きました。

やはり、それぞれ何十年とやって来られている方々だけに、私自身お話を伺っていて大変興味深かったですし、面白い展開になるような気がします。
何人かの方は、話をさせて頂いた後、元気が出て来た、アイデアが膨らんだと言って帰って行かれましたが、それは正に今回の狙いの一つでした。

企業に勤めて何十年と同じ事をやってこられていると、当然、その分野しか分からないという事もありますし、それ故、その知識があまり役に立たないと思われているケースがあるのですが、やはり何十年とやって来られていると、それなりのノウハウはあると思います。
ただ、確かにそれだけでは、活用できるケースは少ないと思います。
そこに、ちょっとした他の情報、刺激が加わると、違う角度からスポットが当たり、
いけるかも知れない・・となるわけです。

そんな事をあまり堅苦しくなく行なおうとしたのがナレッジサロンです。
片側で学生達と行なっている事があり、又片側で団塊の世代の方々とコミュニティーを作り、もうすぐすると、又別のコミュニティーを作る事になると思いますが、
色々動いているのが好きなのか、結構人生楽しみながら仕事やってます。

所詮一人でやれる事なんて知れてるわけですから、多くの人と関わりを持って、色々な角度から色々な事象を見て、多くの人と楽しみながらビジネス展開したいです!

2007年6月18日月曜日

公式ブログが変わってます。

お気づきの方もあるかと思いますが、公式ブログがマイナーチェンジしております。

固定的なものでなく、更新した順番に上に上ってくる様になり、今の所は、数が少ないので大丈夫なのですが、これから人数も増やしていくので、更新しないと画面に出て来なくなります。

私などはかなり危なくなると思います。知らぬ間にフェードアウトしてたり・・

それと、MIYUKIという方に登場して頂いています。
以前から知っていた方ですが、協会?に登録されている占い師で一番若いらしく、しかも立派に京都駅前で場所も構えておられます。

どういう話をしてもらえるのか分かりませんが、占い師の面白いインスピレーションで色々発信してもらえればと思います。

いずれ京都流の運命でも占ってもらいましょうか?(笑)

2007年6月15日金曜日

掃除に学ぶ会世界大会in台湾

この様な大会が今月2日~3日台湾で開かれたそうです。
私もこの会の存在は知りませんでした。

今まで、断片的にイエローハット創業者の鍵山氏が掃除を通した人間教育を行なわれていたり、門川教育長が小学校でトイレ掃除を行なわれていたり、という事を知ってはいましたが、これらが全てつながっていたとは知りませんでした。

と言うのも、鍵山氏が”日本を美しくする会 掃除に学ぶ会”というものを作られていて、その活動に9年前から関わられていた門川教育長が、児童に掃除を通して心を磨くことを伝えようと作られたのが”便きょう会”という関係であったらしく、その掃除に学ぶ会の第二回世界大会が台湾で開かれ、日本から517名、現地台湾では約13600名、他にも中国、ベトナム、フィリピン、ブラジルからも参加されて開かれたそうです。
門川教育長はこの会で講演もされ、台湾の新聞では大きく採り上げられていたようです。

私が驚いたのは、この世界大会に、日本からもそうですが、皆が自腹で旅費までを出して、掃除をしに行くという事や、この鍵山氏が作られた掃除道的なものが、ほんの10数年の間に世界にも広がっているという事でした。

又、門川教育長が小学校で休みの日にトイレ掃除を自ら率先して行なわれているという事は知っていましたが、それは、小学生達にそういう精神を教えたい為に、TOP自らが模範となる為に行なわれているのだと思っていたのですが、そうではなく、教育長になられる以前から、まずこの掃除道に感銘を受けられ、その素晴らしさを、教職員や保護者、そして子供達にに伝えたいとの事で、この掃除に学ぶ会の傘下に”便きょう会”というものを作られ、休みの土曜日に小学校のトイレ掃除を行なわれていたという事だったのです。
しかもこの鍵山氏の掃除道では、基本的に素手で行なうので、教育長も小学校のトイレを率先して素手で掃除されているのです。

私など比べられるレベルではありませんが、一応同じ組織のTOPとして、とても真似できませんし、ただ敬服するばかりです。

美しい日本と言うのは良いけれど、鍵山氏の様な事でないと、実際は動いていかないと思います。
又、門川教育長に対しても、公的教育に色々な事を持ち込んで問題があると、裁判も起こされたりされていますが、そういう人達は、こんな姿についてはどう言われるのかと思います。
ホンモノの使命感がないととてもここまでの事はできません。
踏ん反りかえっていたり、自分の利益しか考えていないTOPの多い中で、偽善やポーズでは、休みの日に素手で便器掃除なんてできることではないと思います。

色々、ことを興していくには、失敗や問題もあると思いますが、先日も京都流社説で書いてます通り、その人の言動、行動を見て、ホンモノかどうかを見極め、ホンモノを応援していく事が全てを変えていく事に繋がると思います。

私の持論は、”人がやる事に文句があるなら、自分でやれ!自分でできもしないなら、人のやる事に文句言う資格はない”という事です。

ジュニア京都検定も色々問題を言われてますが、間違いは訂正してお詫びしなければならないでしょうが、それはそれとして、その意義自体がおかしいという人はそれに変わる、それ以上の事をやるという事が原則だと思います。

京都流としては、ここまでやられる教育長がおられる京都市教育委員会さんには期待していますし、京都の子供達から日本の子供達の為にも、改めて応援して行きたいと思いました。

2007年6月13日水曜日

西川充さんありがとうございます!

知らぬ間にブログに登場頂いていて誠にありがとうございます!

西川さんにはこちらからブログに書いて頂くようにお願いしておりました。
皆さん西川さんのプロフィールをご覧下さい。
京都の文化についての思いは私共以上にお持ちの方ですし、私共の京都に対して足らない知識を補って頂ける方だと思います。

実は公式ブログも、今月中には少し形が変わるのですが、その際には公式の方でお願いしていた方です。

西川さんのブログも楽しみにして下さい!
又西川さんどうぞよろしくお願い致します。

2007年6月11日月曜日

京都流社説~コムスンと会社経営

堀江氏や村上氏の事は何度か話していますので、折口氏についても書かないといけないかと思い、コメントさせて頂きます。
とは言っても、折口氏については間接的にも全く知りませんので、個人についての無責任な見解は控えさせてもらいます。

テレビを通しては折口氏個人にも思う事はたくさんありますが、マスコミについては、偏った報道をするので、私が実際知らない事は同じ様に言うべきではないと思いますので。
それを思うもう一つの理由は、コムスンは悪いですが、社保庁の問題は民間のビジネスでは有り得ない、とんでもない話です。
しかし、報道を見る限り、コムスンの方がむしろ大きく取り上げられている事に、何がしかの政治的なものも感じるのですが・・

ともあれ、折口氏の個人的な事はさておき、私が言える事は、やはり何の為に会社をやるのか?という事であり、その面では折口氏は、まず利益ありきの考えだと思います。
それは企業としては当然だという人もあるでしょうし、価値観の違いでしょうが、少なくとも介護とか、病気(健康)に関わる事をビジネスにする会社は、自分さえ良ければ良いという感覚では、やってもらっては困るという事です。
しかし、現実はこういう所が多いです。
人の病気や、困っている事に対して、それを利用して儲けようという所が多いと思います。

世間もそれをよく見極めるべきだと思います。
何処で見極めるかは、経営者の考え方で分かると思います。
勿論ビジネスですから、利益を考えるのは当然の事ですが、自分だけが良ければ良いという考え方の経営者や会社が、介護とか病気などを助けるという様な事を訴える資格はないと思います。

京都流・・いつも言われますが、何処で儲けるの?又今度、団塊の世代向けにオフィスを無料開放しますが、これも民間企業でどうして?と言われます。

私の場合は自分で持った問題意識に対して、自分の所の立場でどうできるか?を考えるだけです。
京都流について言えば、京都の事、良さを知らない、私を含めた多くの京都人(日本人)と、このままでは消えていく伝統や文化、それなのにそれぞれの世界で頑張っているだけで、もっと知らしめようとしていない事などに対するミスマッチな部分、団塊向けサロンにしても、大量退職が問題になっていながら、中小企業ではスキルが足りないというミスマッチ感について、何とか自分の所で出来る事は?と考えて、できる事をやっているだけです。

ボランティアと違うのは、無償の奉仕ではなく、自分の所の立場でできる事をやっているという事であり、問題意識を持った点に対して自分の会社がどうできるか?を考えるという順番です。
その姿勢でいくと、儲からなくても、世間の為になるし、ボランティアではないので、動かしている間に、そのうちに儲かる事に繋げていく様に考えるという事です。

昨今の問題になる企業はそういう順番ではなく、問題点をどう利用して自分の所が利益を上げられるか?を考えているからおかしくなるのだと思います。

そういう意味では、政治でも何でもそうですが、世間がしっかり見極めるべきだと思います。
経済界でも経団連が堀江氏を入会させた途端逮捕されたり、折口氏も理事に就任していましたが、会社が大きいから良いという価値観を改めるべきだと思います。

もっと理念的に素晴らしい会社を賞賛し、いくら大きくても、利益を出していても自分さえよければ良いという様な会社を軽蔑するくらいの世の中になるべきだと思います。

そういう事を言っていくと、結局倫理観から教えていく、教育に変えていかないとという事になってくるのだと思います。
最近もっぱら教育に関わる様になってきてますが、これも定めなのかも知れません。

2007年6月7日木曜日

京bizでウエダ本社を取り上げて頂きました!

昨夜21時25分~KBS京都テレビの京bizという番組で、ウエダ本社を取り上げて頂きました。

内容は先週京都新聞にも掲載された、団塊の世代を中心とした無料オフィスについてでしたが、TVだけにしっかり今度開設するオフィス”ナレッジサロン”を映して頂き、様子はよく分かって頂いたと思います。

ただ本当の主旨、ミッション(使命)的な部分がカットされているので、どこまで分かって頂けたかな~という懸念はあります。

私の考えは実はシンプルなもので、会社というものは、社会的な責任、社会貢献を行なう責任があると思っています。
団塊の世代の大量退職が問題となる中で、オフィス向けに商売をしていて、色々な企業に出入りしているウエダ本社が、できる事は何か無いか?と考えたことが起因になっているだけなのですが、マスコミからすると、何故無料なの?その裏には何があるの?何に繋げるの?という事を引き出したいようで、使命的な話はどうもカットされる様ですね。

基本的な考え方の話になってしまうのですが、私は事業にはミッション性が必要だと思っています。
又企業というものは法人という人格を有するものなので、個人と同じく子孫繁栄し、未来永劫残っていかなくてはならないと思っています。
そういう考えに立つと、自分だけ儲かれば良いという考えでは、幾らその時儲けて凄い会社と言われても、絶対に永続しないと思いますし、ミッション性が無いと続けていけないと思っています。
ですので常に考えているのは、ミッション性がある事で自分の会社が合わせていける事を事業化していこうという事です。

今回のケースでは、大量に退職される団塊の世代の知識、ノウハウをそのまま埋もれさせていくのはあまりに勿体ないという側面がある事、反対に我々の様な中小企業では、足らないスキル、ノウハウだらけで、そのミスマッチを何とかできないか?
ところが中小企業では一つのノウハウを継続的に必要とするケースは少ないので、色々なノウハウをお持ちの方に集まって頂けないか?その為には、無料にすれば良いのではないか?と思ったわけです。
又退職された方には毎日通える場を設けるだけでもお役に立てるのではないか?
一人のノウハウでは何ともならなくても、何人か集まられると新たな事が生まれるかもしれない?
そんな発想から生まれたものであって、それが動いていけば、そこからビジネスに繋がる事もあるだろうと考えています。

勿論そんな事を言っていられるのは、ベースになるビジネスがあって皆がしっかりやってくれているからですが、仮にそれ自体でビジネスにならなくても
社会の為、地域の為になる事であれば会社としての存在価値はあると思っていますので、極端に言えばそれだけでも良いのではないか?
とも思っ取り組んでいるのですが、それだけではマスコミうけしないのですかね?

それと、テレビに映った自分を見てガッカリしました。
実は前日(というか正確には当日ですが・・)家に帰ったのは、夜中の3時でしたので、スッキリとしない顔だったのと、今まで怒っている事も多かったせいか(社員は頷いていると思いますが)
口角が下がっているのにドキッとしました。
水谷さんの笑顔のレクチャーをしっかり受けないと、ヤバイです。。

2007年6月3日日曜日

若冲展 最終日

最終日、ついに行って参りました!

先日の会場に行きながら、時間的に断念したというブログのお陰もあり、何人もの方から、メールで若冲展の情報を頂いておりました。
又、ウエダ本社の方にバイトで来ている造形大の学生がバイトをしているという情報を得ましたので、彼女からもメールで状況を得ていました。

元々は、前回のプライスコレクションにも子供を連れて行っておりましたので、今回も連れていくつもりでしたが、金曜日の夜から具合が悪く、結局一人で行きました。

そんな事もあり、前回駐車場にも苦労しましたので、今回は電車で行き、かえってスムーズに行きましたので9時前には並んでいました。
今日はその頃には既に開場しており、列では約30分程待ったでしょうか?思っていた以上に早く入れました。

場内は勿論一杯で、じっくり見ようと思うと、かなり時間を掛けて、人をかき分けて前に行く必要がありました。
第二会場に入る前も少し制限がありましたが、ここも5分程で、120年振りの再会、しかも釈迦三尊像の三幅を中心にその両サイドに十五幅ずつ並べる為に設計されたという会場に入る事ができました。

偉そうに言ってますが、買って帰った図録を読んで、その為に設計されたという事を知ったので、その時は知らなかったわけですが、それでも、たくさんの人が各作品に群がっている中ででも、入り口付近から全体を観たいという思いに駆られ、しばらく全体を観ていました。

どの作品も素人の私が見ても素晴らしいのですが、何故こんなに質感、立体感が出るのだろう、雪などの白も本当に重さを感じる質感で描かれているのには驚きました。

こういう芸術に疎い私ですが、実は意外に、世界の著名な美術館、博物館には行っています。

勿論、会場の大きさの違いはありますが、ここまで、美術館がひとだかりになった光景をあまり見たことがありませんのと、私の様な全然分かっていない者が見ても、単純に面白い、凄いという事を感じさせる若冲さんは単なるブームの人ではないと改めて感じました。

今日でもそうですが、京都流をやっていなかったら、まず展示会には行っていなかったでしょうし、未だに若冲も知らなかったかも知れません。
ふうりんさんには大感謝ですし、こういう事(知る事、興味を持つ事、体験する事そして、その事を好きになって、その事について問題意識を持つ人を増やす事)が、本当に京都流をやっている一番の意味合いなのだと思いました。

私が展示場を出たのは10時半過ぎですが、その頃は既に120分待ちとなっていました。
午後などは一体どうなっていたのでしょう?