2007年4月18日水曜日

京都流社説~温首相来日と中川政調会長

先日中川政調会長が、温首相の来日について、外交上失礼だというコメントを出されていました。
日本側はNO1の安倍首相が行っているのに、中国側はNO3の温首相が来られた事について失礼だという話です。

政治の世界、まして外交となると色々な思惑、戦略も絡んでの発言であるので、意図は分かりませんが、全くの本心だとしたら、大変ナンセンスだと思います。
無責任な事は言えませんが、ただ、うちの会社ででも社員に言っている事は、自分の評価がどうとか、他人と比べてどうとか不満を言う前に、何故そうなるのかの背景を考えなさいと言っています。

このケースでいうと、相手に失礼だという前に、日本はNO1が行っているのに、相手からはNO1を行かそうとは見られていないという事が問題なのです。
相手に怒る前に、自分達が、そう重要視されていない点を謙虚に受け止め、どうすれば他の国から認められる存在になるか、中国からでもNO1が是非とも行かなくてはならないと思われる国にするかという事を考えるべきだと思います。
勿論、それは軍事力に頼らなくても、そう思われるようにできる方法はいくらでもあると思います。

詳しい事は分かりませんが、私などの身近な例で考えてみると、自分がそう認められていないのを棚に上げて、相手のせいにして怒っているとしたら、余計に情けない話だと思うのですが、どうでしょうか?

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