2007年4月30日月曜日

京都の人材

先週の27日は京都経済同友会の総会が開かれ、4年間代表幹事を務められた、堀場代表幹事が大役を終えられました。

新年度からは2年前より、代表幹事に就かれておられる、渡部氏(ワタベウエディング社長)に加えて、村田氏(村田製作所会長)が代表幹事に就かれます。

又別途ブログでも書かせてもらおうと思ってますが、商工会議所の会頭には、立石オムロン会長が、来月11日から就かれることになっています。

こういう顔ぶれをみても、京都って素晴らしいなと感じます。
これだけの顔ぶれを次々に送り出せるなんて、140万の都市ではありえないと思います。

皆さん知名度だけでなく、京都を良くしてもらえそうな、思いをお持ちの方々であり、そういう方々をしっかり選んでいるところが京都の経済界は捨てたものではないと思います。

京都の方は、そういう面でも恵まれているという事を思っていて欲しいですね。

ちなみに新年度、同友会での私の担当は、教育問題です。
是非、京都流での色々なご意見を参考に活動していきたいと思います。

2007年4月23日月曜日

XEROX販売全国1位販売達成宴会!

一昨日(4月21日)から一泊でレイクフォレストリゾートという所に社員皆で旅行?
宴会?に行っておりました。

京都流では言っていませんでしたが、昨年度、富士ゼロックスの代理店の販売で、ウエダ本社は全国1位を達成していました。(<a href="#">こちら</a>もご覧下さい)

半年位前でしたが、今年は1位が取れる可能性があるという段階で、1位達成したら、何か皆で行おうという事を言っていたところ、本当に1位を達成してくれ、何が良いか諮ったところ、”1泊旅行で温泉&カニが良いですね!”という事でした。

ところがその時点から私の予定で土日連続で空いているというのが、4月の中旬までなく、カニは諦めてもらい、ゴルフする人もしない人もそれなりに楽しめそうな上記の所へ行っていたという事です。

本来、オフィス向けディーラーであるウエダ本社が、京都流というサイトをやっていて、どこで儲けるの?無料でやっていて、広告も取らず大丈夫なの?とよく心配して頂くのですが、この様にしっかり本業も皆がやってくれていますので、ご安心下さい!大丈夫です。
(という社員が読んだ場合の軽いプレッシャーも与えながら・・笑)

うちの会社の場合も、なかなか皆で行くような機会をあまり持てなくなっていましたが、皆普段の疲れを発散させていましたので、やはりこういう事はコンスタントに行いたいと思いました。

花見の時にはゲストハウスを持てる会社にしたい・・と言っていましたが、それも含めて、研修・保養施設を持てる様に頑張りたいと思います。。
(という社員が読んだ場合の、もう少し高いレベルの目標も持ってもらうプレッシャーを与えながら・・笑)

5月1日には創業69年目を迎え、ウエダ本社では新年度が始まります。

2007年4月18日水曜日

京都流社説~温首相来日と中川政調会長

先日中川政調会長が、温首相の来日について、外交上失礼だというコメントを出されていました。
日本側はNO1の安倍首相が行っているのに、中国側はNO3の温首相が来られた事について失礼だという話です。

政治の世界、まして外交となると色々な思惑、戦略も絡んでの発言であるので、意図は分かりませんが、全くの本心だとしたら、大変ナンセンスだと思います。
無責任な事は言えませんが、ただ、うちの会社ででも社員に言っている事は、自分の評価がどうとか、他人と比べてどうとか不満を言う前に、何故そうなるのかの背景を考えなさいと言っています。

このケースでいうと、相手に失礼だという前に、日本はNO1が行っているのに、相手からはNO1を行かそうとは見られていないという事が問題なのです。
相手に怒る前に、自分達が、そう重要視されていない点を謙虚に受け止め、どうすれば他の国から認められる存在になるか、中国からでもNO1が是非とも行かなくてはならないと思われる国にするかという事を考えるべきだと思います。
勿論、それは軍事力に頼らなくても、そう思われるようにできる方法はいくらでもあると思います。

詳しい事は分かりませんが、私などの身近な例で考えてみると、自分がそう認められていないのを棚に上げて、相手のせいにして怒っているとしたら、余計に情けない話だと思うのですが、どうでしょうか?

2007年4月15日日曜日

第135回都をどり ③

第六景嵯峨野紅葉

この辺りの小倉山一帯は小倉百人一首に由縁深いところですが、近年は任天堂創業者の山内氏の寄付で時雨殿が建てられました。



第七景越後雪野寒晒(別踊)

越後平野の伝統織物がつくられる過程の寒中の布晒しを、雪の景で取り上げたものです。



第八景金閣寺桜満開

最後は会場がぱっと明るくなる程華やかに金閣寺が桜で満開になりました。



約1時間にこれだけ盛りだくさんに繰り広げられ、をどり鑑賞初心者の私も充分堪能できましたし、セインさん達にも喜んで頂けました。

これも京都に居るメリットですよね。
こんなおもてなしをできるわけですから。。

2007年4月12日木曜日

村田会頭インタビューと京都サミット

昨日(10日)は、京都商工会議所の村田会頭にインタビューさせて頂きました。
このお話は、来月、京都流の1周年の特別インタビューとして、掲載させて頂きます。

会頭に出て頂いたなんて、本当はサプライズで、黙っておきたかったのですが、サミットのお話もされていたので、これは皆さんにもお伝えしたいと思い、先にお知らせすることにしました。

2008年のサミットも、もう一、二週間で開催地が決定されるようです。
京都は有力ではあるのですが、洞爺湖もかなり有力なのです。
村田会頭は、このサミットの件も本当に色々奔走されておられました。

ご存知だとは思いますが、村田会頭の会社は繊維機械の村田機械さんで、京都の観光だとか、景観だとかは本来全く関係の無い会社です。
そこで会頭というお立場を受けられて、奔走されておられるのは、私が京都流をやるどころの話ではなく、真に京都が良くなればという思いでやっておられます。

サミットについても、まず、日本で開かれる国際会議がドンドン減って行っており、世界の中での日本の魅力が薄れていっている事に危機感を持たれています。
日本の中の京都をアピールしていきたいという事は勿論ですが、日本をアピールするには、世界に誇れるコンテンツである京都を全面に立てて、アピールすべきという強い思いで動かれています。

私は今までサミットについて、そこまでの視野で考えていませんでした。
単に京都で開催されれば、それだけ潤うという程度でしか見れていませんでした。

洞爺湖も確かに、狭苦しい日本や、日本人からすると素晴らしいですが、世界でみると、ああいうロケーションはあるのではないか?と思います。
しかし、京都は世界にはなく、やはり日本が誇れる最適のコンテンツだと思います。
そんな視点を会頭からご説明を受けるまで、持ててませんでしたので、もう決定まであとわずかとの事ですが、ここで書かせて頂きました。

安倍総理は、京都流見てもらえませんかね?

京都流の事を知って頂いていて、安倍総理ともご関係がある方が私の知っている中でもおられますが、安倍総理に是非京都流を見て頂ける様お伝えて下さい!!

2007年4月11日水曜日

通圓さんの古都技

今日、古都技は通圓さんをUP致しました。

お店ですので、従来の古都技とは少し違いますが、創業から約八百五十年という信じられないようなお店です。
豊臣秀吉、一休さん、宮本武蔵なども実際のお店に関わりがあったなんていう、俄かに信じられない話ですが、全て事実であり、読んで頂けると、凄さが分かりますし、古都技でご登場頂いたのも分かって頂けると思います。

こんな由緒正しいお店で、以前お話した私の祖父岡村楽山は独占販売して頂いていたとの事です。
私のルーツにも関わる、通圓さんのお話、読んでみて下さい!

2007年4月10日火曜日

京都流社説~サミット開催地決定

以前にもここで話していましたので、開催地決定後直ぐ書かないといけなかったのですが、ちょっと忙しくて遅くなりました。

予想通り?洞爺湖に決まりましたが、贔屓目を外しても、何となくすっきりしないと思います。
大阪の太田知事も言われていたらしいですが、決定の基準を最後に言うのではなくて、初めから言うべきであったと思います。
関西だけでなく、他の地域も含めて、誘致活動にもそれなりの費用を使ってやって来て、最終段階で、警備が・・とか、美しい国・・だからとかというのであれば、もっと前の段階で分かっていて、それだと、各地無駄なお金も使わなくて済んだと思います。
しかも、美しい国というイメージに合う候補地がなかったのか、政府側から働きかけて、洞爺湖に名乗りを上げてもらっての決定という事が、それなら初めから指名すればいいのでは?と思います。

又、外相会合は京都で開かれるとか、各地に分散させるようですが、警備の問題や、
美しい国という事であるなら、北海道に集中すべきではないか?と思います。

京都の関係者コメントで、中途半端に一部の会合が開かれると、サミット誘致という事に対して、中途半端な実績だけが残って、サミット開催が遠のくので、分割開催は止めて欲しいというのがありましたが、これは村田会頭に先日お聞かせ頂いた、大きな視野から見た発言ではなくて、情けなく感じました。

京都を見てもらう、京都のコンテンツが日本の誇りだという事を分かってもらうというその観点だけで考えれば、外相会合だけでも開かれた方が良いのではないかと思います。

国レベルの事なので、私らが知らずに軽々しく言える事ではないと思いますが、皆さん賢い、お偉い方々は、何の為にやるのか?という原則で考えて欲しいと思いますね。

2007年4月9日月曜日

京都流社説 東京都知事選

予想に反して、石原氏が大勝しました。
これには正直意外な感じを受けたのと、今回は自民党に助けをもらったとはいえ、東京都の人は、あれだけ支持して良いのか?と思います。

政治家というのものは、しっかり自分のポリシー、主義主張を持っていて欲しいと思いますし、そういう意味では石原知事は何と言われようと自分の主義を変えない、政治家の資質を持った方であると思います。

他人の顔色、旗色ばかり見て、大勢に流されるタイプの政治家が多い中、そういう面では、政治家というのはこうあって欲しいと思う面はあります。

しかし同時に、国民、都民、市民から選ばれる政治家というもの、しかも東京という大都市の知事という大変な立場の人は、ポリシーを持つのは良いけれど、自分の価値観を押し付けるのではなく、色々な価値観を吸い上げ、公の為に尽くせる人でないと駄目だと思います。

石原氏はよく、あえて、三国人という言葉や、シナという言葉を使われます。
いくらこれに訂正を求められても、彼は、これらは差別用語ではないのだからと訂正するどころか、あえて使う場面を良く見ますが、その行動は、ポリシーというより、
私には単に自己中心的で偉そうとしか見えません。

そういう言葉の元々の意味が、差別的な意味合いであったかどうかという事ではなく、現実にそう言われて、不快に思われる方々がおられる事は事実で、それをあえて、元々は差別用語ではないからという自論で、わざわざ使うという神経が、あれだけの大きな立場のTOPとして適切なのか?と思うのです。

あれでも東京では、きっぷが良いから、粋(イキ)となるのでしょうか?
京都流的には、少なくとも粋(スイ)ではないと思うのですが?

2007年4月8日日曜日

お花見

今週末は毎日お花見に行ってました。





と言ってもプライベートで行っていたのではありません。
京都のある企業TOPの方々の会社やゲストハウスで、それぞれご関係のある方々を招かれてのお花見会というかパーティーです。



それぞれ、私がこんな所に呼んで頂いていて良いのだろうか?という様な凄い方々、
著名な方々がたくさん来られていて、大変刺激になりました。



こちらのゲストハウスは、ある銀行が持っていた保養所を買ったそうで、元々あった
この桜をどの部屋からでも見れる様に設計されたそうで、どこの部屋、設備もため息が出る素晴らしさです。



こういう場に呼んで頂けると、こんな設備を持って、こんな風に皆さんをお招きできる様な凄い会社になりたい!という意欲がふつふつと沸いて来て、大変良い時間を過ごさせて頂きました。

こんな方が来られてました!と言いたいところですが、プライベートで来られているでしょうから、控えさせて頂きます。残念ですが・・(笑)

2007年4月6日金曜日

第135回都をどり ②

第二景下鴨神社初詣



正式名称は、賀茂御祖神社といい、古い資料などでは、山城国一の宮下鴨神社と呼ばれているそうです。

第三景彦根屏風(別踊)





今年築城400年を迎える彦根城。
彦根屏風は、彦根藩主井伊家に伝来したことから彦根屏風といわれ、風俗画の代表として、国宝に指定されているそうです。
屏風の推定制作年代は1635年頃だそうです。

第四景清瀧川蛍狩(別踊)



清瀧川は愛宕山から流れ出て大堰川に注ぐ川です。

第五景昔物語かぐや姫(別踊)





この景は浄瑠璃で、帝の求婚の日、月に昇っていくという話の筋の部分です。
この竹取物語は、源氏物語よりも前に成立していたそうです。

続く。

2007年4月5日木曜日

第135回都をどり ①

京都流運営者として恥ずかしいカミングアウトを致します!

先日行った、都をどりは初めてでした!!
でも言い訳でもなく、こういう事を始めて、色々興味が出て来たので今年は行こうと思ってました。
お家元に出て頂いたりしているわけですから当然ですが、そこにセインさんと会う約束になったので、一緒に行ったのであって、決して、セインさんが来られたから行ったわけではありません!

私の親父は生きている間、毎年こういうチケットを買わされて?いて、行く人がない時には、社員までもが行かされていたりして、そういう金銭感覚の無さについて、母親がいつもボヤイテおり、それを聞いて育って来た私は、花街についても京都流のサイトをやるまでは、良いイメージを持っていませんでした。

こんな自分の事を顧みても、京都の文化と現代の京都人の感覚にズレがあり、知れば面白いし、守っていかないといけないという意識が生まれるのに・・という思いから、京都流というサイト運営をするに至ったのですが、そんな事ですので、都をどりに限らず、殆ど京都伝統文化を観た事がない、名所にも行った事がないというのが、私の偽らざる姿です。

それはさておき、都をどりに行ってみると、華やかで、想像していたより面白く、堪能させて頂きました。

自分の勉強と、ご存知ない方の為にも、写真も交えて、書こうと思います。

今年の都をどりは、都風流名所絵巻という題で、京都の歴史に根付いた名所でつづられ、全八景の構成です。

都をどりはヨイヤサアの掛け声から



第一景置歌という、都をどりの前景を説明するオペラの序曲の様なものから始まります。



続く。

2007年4月4日水曜日

セインカミュさんと京都探訪

一昨日の夕方から昨日の午後まで、タレントのセインカミュさんとご一緒させて頂き、京都を案内?でもなく、私自身が一緒に勉強しておりました。

以前に一度お会いした事があって、それ以来一度京都で・・と言っていたのが、漸く実現できました。

セインさんなどですと、京都でも色々な経験をされていると、こちらは勝手に思っていたりしますが、意外と、撮影でちょっと経験があるだけとか、ゆっくり食べたことがないとか、そんなにご経験がなかったりするそうです。

一昨日の夜は、以前京都流でもご紹介した、御所近くの桜橘庵へお連れし、そこで、
お茶や、聞香などを楽しみながら会席を頂きました。



その後、翌日はお昼に都をどりを観にいくことにしていましたので、この日は京おどりの練習で忙しい宮川町のお茶屋さんに行きました。

毎日練習、お座敷と忙しくされてる中、セインさんが来られていることもあり、芸妓さん、舞妓さんも逆に帰りたがらなかったりで、遅くまで楽しませて頂きました。



翌日の都をどりなどについては、また続きで・・

2007年4月1日日曜日

ビスタルーム

昨日、京セラドーム大阪のビスタルームで阪神-広島戦を観て来ました。

これは、ウエダ本社の仕入先である、京セラミタさんが7階バックネット裏近くのビスタルームを持っており、3月末までの販売キャンペーン達成の褒美の意味も含めて、うちのメンバーの内14名を招待してくれたものでした。

土曜日である事や、年度末で忙しいという事もあり、行けない者も居て、そんなに阪神ファンでなかったり、野球自体そんなに好きでなかったりという者も行っており、
なかなかチケットの取れない阪神ファンには大変申し訳ない話だと思います。

実際、昔から野球大好きで、何度も球場に行っている私などは、こんな所から野球が観れるなど、大興奮ものなのですが、その価値を分かっていない者も何人か居ました。

ビスタルームにはテラスがあり、そこからの眺めはこんな感じです。



自分の力で、こんなところで優雅に野球を観れる立場であったり、こんな部屋を得意先用に持っている会社になりたいと思った日でした。