2017年9月18日月曜日

働き方変革担当

台風直撃で、参加予定していたスリールhttp://sourire-heart.com/さんの報告会が延期になりました。

 ワークライフインターンという、学生が会社だけでなく共働きする家庭にも行って、実際に家事や育児も体験するというインターンなのですが、京都府の委託事業を受けたスリールさんと、この広報セミナーを一緒に開催していた事もあり、ウエダ本社としても社員にも協力してもらって、学生を受け入れていました。 

一見、学生向けのインターンではありますが、実際は受け入れ家庭で子育てしながら働くお母さん方にも大変良い効果があり、子育てに追われて忘れていた自身の 仕事に対する考えや、”働く”こと、生活していく(=生きていく)ことを見直す機会になる様です。

 今週も振り返ってみると、働くこと、生きることに関するミーティングと、信頼関係から未来を作っていく為に、一緒に仕事をしようとする相談ばかりで、有意義な時間を過ごせています。

最近よく取り上げている革靴を履いた猫、チームノーマライゼーションのメンバーが今週も来てくれていました。

 障がいを持ったメンバーと一緒に働く事によって、今まで障がい者とも縁の無かった学生が問題意識を持ち、働くことや生きることを考える様になって、起業にまで繋がったのですが、そんな学生もいる一方、就職活動がうまくいかず、悩んでいる学生も多いそうで、そんな学生向けに話をしてほしいとの事でした。

 勿論、こういう事になる根源は、我々が崩していきたい課題と同じですので、時間がある限り行きます!と約束しましたが、ちょっとした考え方、視野のひろげ方で大きく変わると思います。 

働き方変革で時間ばかりの問題にとらわれ、働くことが悪い様なイメージになっていることは、障がいを持ったメンバーが嬉々として働く姿を見ても、間違っていることは明らかで、そんな本質的なところを伝えたいと思います。

 週末は理事を勤めているリブオンhttp://www.live-on.me/about/index.htmlの理事会がありました。 

この団体は代表の尾角さんが、自らの体験から、自死遺族のグリーフケアサポートを中心に、誰にもある喪失感のサポートが当たり前にある社会をつくることを目指して設立したもので、グリーフケアを必要とする人が集える場を作ったり、そんな場を運営するファシリテーターを養成したり、素晴らしい取り組みを行なっているのですが、今後、ある宗派が、僧侶の教育プログラムに組み込んでいって頂けることになりました。

 素晴らしいことではありますが、僧侶がこういうことを学んでいかなくてはいけない時代、そんな日本というのは、ある意味、それだけの生きづらさを表しているのだと思います。

今週も北朝鮮がミサイルを発射し、一触即発の様相もある中、衆議院を解散するという様な話も出て来ています。 

国が危険にさらされている時に、自分達の都合でしか考えられない様な政治家が動かしていては、生きづらくもなると思いますし、そんな頭の方々に、本質的な働き方改革を期待していても無理だと思います。

良い芽は一杯出て来てるのに。

そんな芽を結びつけて、自分達それぞれで未来を創り出すしかないですね。

働き方変革は、我々ウエダ本社が担当します!





2017年9月10日日曜日

価値観の交差点

今週は、福井県の熊川宿という所に行っていました。

 鯖街道と言われる、日本海から京都に海産物を運ぶルートの宿場町として栄えた所が、きれいな形で残っているのですが、御多分に洩れず空き家となっており、綺麗な景観の危機だという事なのです。 

ウエダ本社では9月から新年度となっていますが、今年度私は地方も回って行こうとしています。 

今年京都流議定書も10周年を終え、一区切りをつけて今後は違う形で継続して行くと言っておりますが、京都流議定書で追いかけてきたのは、価値観の変革であり、数値化されない価値の見直しでした。 

講演などをさせて頂く際には言っていますが、規模(量)、効率、標準化(平準化)、偏差値、東京 という様な一方方向で流れてきた経済の行き詰まりに対して、大きさではない(質)、間、個性(多様性)、地方、が大事で、それを示していけるのが京都なので、一方方向で流れてきた価値観に迎合しない京都で、それでやっていけるという姿を見せる事により、個性のある人、企業、地域を見直し、生み出していこうとするものでした。 

それは今で言うとオープンイノベーションと言う事になり、大企業含めて猫も杓子もという感じになっていますが、既存の価値観のままで、外部との連携などを図っていても、それはオープンイノベーションというものには繋がらないと思います。

 逆流させるくらいの感覚でやらないと、本当のオープンイノベーションなど起こる筈などありません。

そういう意味で京都流議定書というのは、ある意味、それぞれの分野で逆流させる様な取り組みを行なっておられる人を集めていたというか、そもそも私自身が普段から、本業と関係の無い事ばかりに関わっている様に見えるのですが、逆流させる動きを行なっている人達と繋がっていたり、そんな人や組織に対して協力していたりするのです。 

京都流議定書を決してボランティアではなく、あくまで会社の為でもあると公言するのもこの点で、我々のオフィス領域も、効率化、均一化、そしてコスト追求という所 から脱して、人の可能性を尊重していくものにしていかないと落ちて行くばかりなのに対して、その価値観の逆流を目指しているのがウエダ本社という事なので、実は本業に思い切り重なっているのです。

 昨日は、鎌倉投信さんの受益者総会に参加していました。

 正に金融の世界で従来の価値観を逆流させる展開をして来られた会社で、大尊敬する会社ですが、鎌倉の会社が、年に一回の受益者総会、つまり投資家向けの決算報告会をわざわざ京都で行なっている所に、850名もの方が全国から集まっておられました。 

この会にも何度か参加していますが、今年は特に、ほとんど一般投資家の方と感じる位の雰囲気で、驚くのは、その方々が熱心に、出演されたそれぞれの社長の話を聴いておられる姿でした。 

それも、自分の投資したお金の利益を求めてという眼差しではなく、素晴らしい企業、活動に役立てて欲しいという、鎌倉投信さんの理念に沿ったものであり、正に価値観の逆流が起こっている光景でした。 

又今年嬉しかったのは、新井さんから依頼されて堀場社長に基調講演をお願いし、それが実現できた事です。 

このブログにも堀場製作所さんや、先代の最高顧問、そして現在の堀場厚会長兼社長の素晴らしさは何度も書いておりますが、排ガスの分析器などで圧倒的な世界シェアを誇る、言わばバリバリの日本の製造業の社長に、金融で価値観を逆流させて来た鎌倉投信さんの受益者総会で講演頂いたのは、私自身も価値観の交差点に遭遇できた感じで嬉しかったのです。

 堀場社長も1000人近い一般投資家の方だけの講演というのは、今までも無かったのではないか?との事でしたが、流石に、ユーモアタップリで会場を沸かし、そしてしっかりとひき込んでおられました。 

そこにはやはり、どんな精密機械の技術があっても、どんなグローバルな展開であっても、一番大事なのは、人であり、それぞれの人の尊厳を守る想いが溢れていました。

鎌倉投信さんの「結い」という商品名そのものだと思いますし、価値観の交差する所は、やはり「人」なんだと思います。

2017年9月3日日曜日

新年度、新たなステージへ

ウエダ本社は9月1日から新年度を迎えています。 

期末と新年度を迎えた今週は、盆明けにスタッフに出してもらった目標設定シートの各自との擦り合わせに多くの時間を割きました。 

在りたい姿を想像し、その中での仕事、自分の役割と、社会との繋がりを考え、そこから、今年度の目標、それに向かう為の具体的行動などを決めてもらうのですが、初めての事だけに、こちらも試行錯誤しながらですが、普段こんな事を考えていない人からすれば、なかなか大変な事だったと思います。 

そこに、まずもっての狙いがあって、このシートを通して、自分のやりたい事や、やらなければいけない事を考える、そしてそこに向かうためには、どうすれば良いかを考えるという癖、実行に向けて計画立てる癖、やり切る癖をつけてもらいたいという事だったのですが、それこそ、その様な思考回路になっていない人にすれば、一つ一つが繋がらず、雲を掴む様な話だったかも知れません。 

こちらも色々仕事もある中、一人一人と話し、提出して来たものを見ると、全く考えられていなかったり、具体化できていなかったりすると、「どうして自分の事が考えられない!」と、ついイラっとする瞬間もありましたが、やはり、何をおいても、個々の考え方、目標設定の仕方などを変えて行くことが最優先事項だと思って、我慢しながら(笑)話をすると、劇的に変わってくれる人もいたり、それぞれの繋がりを理解してくれたりする姿を見ると、やって良かったと思いますし、今までこういう事がしっかり出来ていなかった事も反省しました。

 9月1日、2日は、丹後の与謝野町へリーダー四人と一泊での合宿ミーティングに行っていました。



 9月から新年度であるウエダ本社では、本来は8月までに行なっておかないといけない事ですが、京都流議定書や、決算に向けての追い込みなどもあり、新年度が始まった初日から空ける事になってしまいました。

しかしこれも初めての試みで、まだまだナンバー2という存在を作れていない中、特にリーダーには、今後考えている事を共有してもらい、その中でのそれぞれの役割を明確にしてもらいたかった事もあり、新年度初日ではありましたが優先しました。

 又、与謝野町に行ったのも、私の方で進めて来ていた今後の展開の共有という意味もあったのですが、与謝野町の方々とのミーティングもそれぞれ大変濃い時間となり、こちらもリーダー達にも気づきがあったと思います。

 与謝野町の山添町長には、我々が行くという事で、大変お忙しい中、自ら町で取り組まれている施設をご案内頂き、今後の展開、やるべき所のお考えを聞かせて頂きました。

 他にも町でポイントとなる方々とのミーティングでも、やはり自分の利益を考えるのではなく、未来の為、地域の為など、大きな想いで動いておられる方との話は清々しい気持ちになれるのと、お互いが自分の利益を求めて対峙する関係ではなく、信頼がベースとなっているので、話も早いですが、その辺りの価値観の大切さも感じてくれたのではないかと思います。

 地域をどうする?会社をどうする?というのは同じで、想いを持った人が大きな視野で、その想いを共有する人と協力して、役割を分担しながらそこに向かっていかなくてはならないと思います。

 そんな想いを凝縮した期末、期初の一週間を終えて、この一年、ウエダ本社は新たなステージに入っていきたいと思います。

2017年8月27日日曜日

生きること、働くことの本質から

今週は、京都フォーラムの際に、会場で靴磨きを行なっておられた、”革靴を履いた猫”さん、就労移行施設トリムタブカレッジさん、龍谷大学のチームノーマライゼーションの学生さんが来られていました。

この活動は知らなかったのですが、素晴らしい連携で動かれているもので、その一環として、9月4日に龍谷大学でイベントを開催されるのですが、そこでのパネリスト登壇についての説明で来られたのでした。


そもそもは当社の事を知って頂いていた施設の方が依頼に来て頂いていたそうなのですが、京都フォーラムで靴磨きを依頼されて来ていた、革靴を履いた猫のメンバーと会場で会い、そこで初めて、ウエダ本社と京都フォーラム、京都流議定書が繋がったとの事で、これも、素晴らしい想いを持った方々が、京都流議定書で集って頂けているのが体感できて大変嬉しく思いました。

障がいを持った人や、引きこもり経験のある人が、大学内で学生達と一緒にカフェを運営しているそうですが、そこで活動していた卒業生が、障がいを持った人の特性を生かして、靴磨きというビジネスを選んで立ち上げたのが、革靴を履いた猫という会社なのです。

そんな想いで連携し、活動されておられる方々なので、生きること、働くことについての本質がそこにあり、私が考えていた事もお墨付きを得た様で、嬉しくなって時間超過で話し込んでしまいました。

今週は他にも、大変光栄で是非とも!という登壇依頼もあったのですが、その日は、そんな滅多に受けているわけではない講演を名古屋で行う事になっており、残念ながらお断りさせて頂いたのですが、そんなイベント出演という話ばかりではなく、ここ最近は本業でも、京都でかなりシンボルリックな企業さんのオフィスを、全面的にやらせて頂いたり、ご決定頂くケースも増えて来ております。

まだまだ全体では数字に表れる成果にまでは至っていないですが、明らかに、今までにはなかったステージで、新しい局面に入ってきたと言えます。

この一年どころではない、まだ数か月レベルですが、京都流議定書を開催して10年、今の展開に向けては10数年追いかけてきた事が、漸く、線で繋がり出してきた感じがします。

京都流議定書後にお越し頂いたり、ご登壇頂いたりした方からは、10年の継続や、内容評価もさることながら、スタッフの対応に感心してお褒め頂く事が多く、どの様に教育してるのか?という事もよく聞かれます。

まだまだと思いながら、実際まだまだな問題だらけですが、スタッフのホスピタリティーというもの自体は、大きな強みとしていける様に、日々成長してくれていると思います。

B to Bという企業相手、そして、利益を産まないから何とかお金をかけたくないと思われているオフィスの世界で、生きること、働くことの本質を追いかけて、人の特性を生かしてやっていく事が、ビジネス的にも正しいという事を、証明していきたいと思います。

9月から新年度に入りますが、漸く、お声がけ頂ける様になった価値を、本業に組み込んでいける様、デザインしていきたいと思います。



2017年8月20日日曜日

目標設定シートと未来イメージ

お盆明けの今週は、社員面談でした。

休み前に、今回作成した目標設定シートを書いて来てもらい、それに基づいての擦り合わせで、今月中にそれぞれの役割と目標をFIXし、来期に臨みたいと思っています。

シート自体は原田メソッドの形式で、中身は私が考えたものですから、その表の精度はどうかは分かりませんが、目的としては、自分の人生の在りたい姿を想像してもらい、その中で多大なウエイトを占める仕事について、自分の良い所、得意、やりたい事を生かして、どの様な役割を果たしていくのか?目指すのか?を考えてもらう事と、そこから考える今期目標と、そこに向けていく具体的行動を期日入りで上げてもらい、それを進めていく事で、考える事、計画立てる事、やり切る事を癖づけをしていこうとするものです。

先週のブログで、京都流議定書の大きな目的の一つが社員研修であったという事も書いていましたが、京都流議定書の10年間でほぼイメージ通りになった運営が、組織においての理想の運営スタイルでした。

京都流議定書は、我々が良い、或いはこれから必要だと思う価値観を訴えていく場ですが、そこに向けてお越し頂くお客様、それに賛同して頂いてご出演頂く方々、ご協力頂く団体、関係者の皆さんに、良かったと思って頂く、喜んで帰って頂く、そしてこの場から、何かそれぞれに有益な繋がりや気づきを持って帰って頂くという事を目的としていましたが、皆がその目的に向けて、それぞれの立場で考えて動いてくれる様になっていました。

私が行なっているのは、京都流議定書として貫くコンセプトと、そのコンセプトから毎年の流れ(テーマ)を考え、それに沿った素晴らしい方々をキャスティングする事だけであって、過去10年間、キャスティングが決まった後は全てスタッフが行なってくれていました。

会社経営で言えば、会社の理念を明確にして、今年の目標を立て、それに向けた組織や仕組みを作るという事が私の仕事で、その目的に沿っての日々のオペレーションなど現場の事は、皆が会社の目的に向けて、それぞれの立場、役割で、良いと思う事、良くしていける事を考えて、自ら行動していくという事です。

メンバーが変わりながらもきっちりできて、しかも、より良くなって来たという事は、10年間かけてチームの目的とそれぞれの役割が明確になってバランスして来たからだと思います。

この京都流議定書で得た体感を持って、会社もこの様な理想の形に向けていきたいという事で、盆休みの間に考えて来てもらったのでした。

日本は全般的に、特に若い人になるほど、未来発想する事が少なくなっている様に思います。

未来発想というと大袈裟で、成りたいものや、やりたい事が明確しないとダメな様に思うのかもしれませんが、全くの理想で良いのです。

実現できっこない様なとんでもない事でも、大事なのは、一度未来をイメージしてみる、未来から発想してみる事で、それをやってみると、見え方が変わり、見えなかった事に気づいたりする事があります。

昨日は未来構想研究会で、前回衝撃を受けてブログでも書いた安田登先生の講演がありましたが、安田先生のお話では、文字が誕生した頃には、「心」というもの自体が無く、生まれたばかりの「心」の意味は"時間を知る力"で、変えられないと思っていた未来を変え、過去から教訓を得る事ができる力だという事でした。

これは逆に言えば、時間を知らない(意識しない)から「心」が無く、未来を考えないから「心」を無くしていくのではないでしょうか?

未来構想研究会の呼びかけ人でもある、アミタホールディングスの熊野会長はよく、物質的豊かさを求めて来て、心が貧しくなった日本という事を仰いますが、近視眼的になっていっている日本人が、未来への期待や、「心」を無くしていっていると言い換えられる様にも感じます。

うちのメンバーには、未来をイメージする事から、「心」を知り、それぞれの未来を変えていってほしいと思います。

そんな人達が、会社の目的を共有して、自分の未来と重ね合わせ、それぞれの立場、役割を果たしてくれる会社にしたいと思いますし、それが成り立つ事を証明し、そんな会社が増えていっている世の中、それが私の目標設定シートでの未来イメージです。







2017年8月13日日曜日

京都流議定書の10年間を改めて③

多くの方から、「ボランティアでこんな事をやって偉いね!」と言って頂いていましたが、あくまで”会社の為”に行なっていました。

ただ、その”会社の為”という感覚が違う所で、我々の様な、物も技術も資金力も無い会社は、存在意義が無いと、それこそ存在する意味が無いと思いますので、まずは、会社の存在意義をしっかり持つこと、そしてそれをスタッフ、ステークホルダーに知ってもらう事、それに共鳴してもらう事を目指しており、それができると自ずとスタッフも誇りを持つ事ができ、スタッフ自体の生き方、働き方が変わり、そこが変わる事自体が成長であり、各自が成長していける場を作る事は、他では得られない大きな報酬になると思っていました。

又、うちの会社の強みは、設えを臨機応変に作れる現場力と、真面目で実直に仕事をする人の集まりである事で、逆に弱みは、仕事を個々で行なっていて連携ができていない事と、全体の目的よりも、個々に一所懸命という感じで、一つの目的に向かって自主的に考えて動く、フォローするという事ができていない事でした。

この様な事は、普段の業務や、ましてや座学で教えられるものではありませんので、京都流議定書というイベントを通して皆で体感するという、大掛かりな社員研修として考えていたのです。

一つの目的に向かって、それぞれの役割を持ち、それぞれが気づき、フォローする、そこにお客様などの要望で、変化する状況に対して臨機応変に対応していかなくてはならないというのは、イベントに限った話でなく、普段のビジネス、組織で運営をしていても全く同じで、自分達の強みを認識し、弱みをカバーし生かしていく実地研修、そんな裏?目的があったのです。

そう考えると、ハイアットリージェンシーという一流ホテルのスタッフの方々と、一緒に準備や当日の動き、配慮など、間近で色々学ばせて頂けるのですから、研修とすれば一体どれ位の費用が要るか?ですが、そもそもお金を積んでもやって頂けないですから、”会社の為”という意味もご理解頂けると思います。

更に、ご登壇頂く方は、それこそそれぞれの道で有名であり、成功もされている方々で、そんな方々の様子に触れる事ができる、舞台裏の様子を見る事ができる、こんな経験も願ってもできるものではありません。

そんな想いをうまく伝えられていなかったでしょうし、特に最初の頃は、スタッフにすれば、社長の想いに業務以外で余分にやらされるイベントでしかなかった様に思いますし、この10年の間に辞めていったスタッフなどは、イベントが直接ではなくとも、この辺りの想いや価値観が合わなかった面があると思います。

そんな中でも繰り返していく内に、お客様が喜んで頂いたり、これだけのイベントをほぼ社員だけで行なっている事に驚かれる反応を見て、我々の現場力や、これだけの事をやれてしまうという自分達の強みを体感する事ができて、何となく、これ位のイベントならこなせるという自信は持ってくれる様になったと思います。

今年の最後に、10年間一緒に見てきて頂いたハイアットのスタッフの方から、「ウエダ本社のスタッフの気づきやその対応力は素晴らしく、ハイアットヤバイ!と思わされましたし、団結力に至っては完全に負けていて逆に勉強させて頂きました」とコメント頂きましたが、これは、かなり本音だったと思います。

その位、スタッフはよくやってくれましたし、この間に人の入れ替わりもありながら、よくこなしてくれたと思います。

10年間の最後に、この間に辞めていったスタッフにも、その年のそれぞれの役割の積み重ねで10年を迎えられたのですから、改めて感謝したいと思います。

辞めたスタッフというと、何かマイナスイメージがありますが、それこそ、まずはそれぞれの人生が優先なので、会社が唱える価値観や方向性に合わなければ、違う所、合う所を探すべきだと思いますし、理想としては、ウエダ本社を辞めた人にも、ウエダ本社に居た事で、より立派な会社に進んでもらいたいと思っています。

決して良い格好言っているのではなく、そんな会社でありたいと思っている事と、そういう所から変えていかないと、やらされ感で嫌々の仕事をやっていても誰の為にもならないし、本質的な働き方変革など行えないと思っています。

話はそれましたが、そんな事で、今まで関わってもらった元スタッフと、勿論今年成功させてくれたスタッフ、特に変化しながらずっと関わってくれたスタッフには感謝しかありません。
このお返しは、皆が良い会社と認めてくれる様な会社にする事しかないと思いますので、京都流議定書の10年間で体験して来た事をベースに、その実現を目指していきたいと思います。

2017年8月9日水曜日

京都流議定書の10年間を改めて②

まだソーシャルビジネスのイベントなど無かった頃から、京都流議定書では素晴らしい若者を集め、そういう世界では登竜門的に言われた事もありましたが、その流れができたのも、ホームズビーの嘉村君が二年目に、京都未来市というセッションを行なってくれた事からです。

7つの学生団体がプレゼンし、来場者が仮想マネーを出資するというものでしたが、そこで、こんな素晴らしい活動をしている若者達がいるのかと感心した事が切欠でした。

その後、嘉村君から紹介されてダイアログバー京都を一緒に開催して来たミラツクの西村君が、6年目から引き継いでソーシャルの流れを加速してくれたと共に、ウエダ本社のビジネス領域に近づけて来てくれたと思います。

又、もう一つの大きな価値となる経営品質系は、京都でこの流れを作ったとも言える人見さんが、京都経営品質協議会主催の京都フォーラムというイベントを開催しており、三年目から、『一緒にやろう』となって、三日間の中で開催して頂く事になり、以来ずっと共同開催して頂いたお陰で沢山の貴重過ぎる繋がりを頂きました。
これによって、大久保寛司さん始め、伊那食品の塚越会長、元リッツ・カールトン日本支社長の高野さん、沖縄教育出版の川畑会長、今年もお越し頂いたバグジーの久保さん、四国管財の中澤さんなどという、日本中に追っかけも多数居る様な方々とお付き合いさせて頂ける様になり、そしてその方々が有名になった切欠を作られた、ブロックスの西川さんにも、4回目からずっとご一緒して頂く事となったのです。

もう一つ人見さんには感謝する事があるのですが、一緒にやって二年目だったか、協議会という団体とやっていると、やりづらい事が多く、我々本来の主旨を曲げないといけない事も出てきて、それなら別々にやろうと私が言ったのですが、人見さんから『元々、京都で良い事がバラバラに行われるのが良くないから京都流議定書をやったのじゃないのか?それが、岡村さんと自分との間で別々にやる様じゃ意味が無いんじゃないか?』と言われ、なるほどと思って、結局一緒にやらせてもらったのですが、これも、人見さんとの、お互いの見栄、体裁などではない大きな視野での話でなければ、その時点で終わっていたと思います。

その人見さんに経営品質の火を点けたのは、JCにその勉強を持ち込まれた鬼澤さんですが、その鬼澤さんが、良い経営の伝道者としてスタートされる際、学ばれたというのが大久保寛司さんという繋がりなのですから、この系譜においてはオールスターに関わって頂いた様な感じでした。

京都市の方々には毎年、市長に合わせて各部署でご協力頂いたり、京都府とも山田知事のタウンミーティングを共催したり、毎年、集客では経済同友会、商工会議所などの団体にもお世話になりました。
又重鎮と言えば、お亡くなりになった堀場最高顧問には、京都流議定書スタート時のウエダ本社70周年での基調講演含め、計三度もご出演頂いた他、クオリア研究会としても企画をご一緒して頂きました。

あげればキリが無いほど多くの方々にご協力頂きながら、数名の方しかお名前を上げられていませんが、10年の中での大きな流れで、ウエダ本社の社員にも知っておいてもらいたい事を纏めました。

10年間、多分、細かい不手際は多々あったかと思いますが、多くの方に良かったと言って頂いて終える事ができましたのも、多くの皆様のお陰です。

本当にありがとうございました。

特別編ブログはあと一話だけ続けます。